日本で売っている通常盤のコンバースと比べ、
「履き心地がいい」と言われているUSA版 復刻チャックテイラー『CT70』
新品に初めて足を入れた瞬間の
ふわふわの履き心地は、コンバースとは思えないほどの衝撃だったはず。
しかし、
言ってもローテクスニーカー
履き込んでいくうち、徐々に “ふわふわ感” もなくなっていってしまいます。
「もし、履き心地を新品状態に戻せたら…」
そう、戻せるんです。
というより、
新品状態よりさらに良くすることも!
ということで今回、
- CT70の履き心地を戻したい!
- CT70の履き心地をさらに上げたい!
- (サイズを間違えてしまった時の対処法としても)
こんな人に向けて
実際に試してみたその方法をご紹介したいと思います!
また、合わせてちょっとした注意点もご紹介するので、
よかったらぜひ参考にしてください!
『CT70』の履き心地を向上させる方法
『CT70』の履き心地を復活…
というよりアップグレードする方法、
実はとてもシンプルで
【インソールを交換すること】
いや、もう当たり前っちゃ当たり前なんですけども
この「インソールの交換」というのが思いのほか奥が深く、
コンバース CT70に『ぴったりフィットする物』を探すのはなかなかの難儀。
形が違ったり、厚さが合わなかったり、
インソールは「お試し」ができないので、購入する時はちょっとした “賭け” の状態になってしまいます。
が!
CT70に完全にぴったりフィットするインソールがあるんです。
それは、
コンバースジャパン純正の『リアクトソール』
もともとは『100周年モデル』で使われているカップインソール (取り外しができるソール) なのですが、
インソール単体としてのスペックが超優秀。
これまでは『100周年モデル』を買うしか手に入れる方法がなかったこの『リアクトソール』、
2019年の2月に単体での販売が始まったので、今はソール単品で購入できるようになりました。
上の記事でもチラッと書いたのですが、
ワタシは完全に
「CT70に使う」という前提で購入しまして、
すぐにでもレビューをしようと思ったものの、
実際に使い込んでみないと正確なレビューはできない…はず。
ということで、
- カタチやサイズなど、CT70に合うのか
- 靴ズレのような痛みはないか
- トータル面で問題はないか
という疑問とともにご紹介したいと思います!
いきなり結論なんですけど、
…完璧にバッチリ、大正解でした、、
数ヶ月、実際に試してみました
カタチとサイズ
まずはインソールのカタチから。
コンバースに限らず、社外製のインソールは数え切れないほど出ていますが
問題になってくるのは「スニーカー本体に合うかどうか」
合わない場合はカットするしかないのですが、
(値段も含め) いいインソールほど、カットする事を推奨されていない上に、どこをカットしていいのかわからないなんてことも、、
また、今回は『コンバースジャパン純正』ではあるものの『CT70』はアメリカ企画。
そもそもコンバースジャパンとは全くの別会社のため、
同じ “コンバース” でもカタチが合わない可能性は十分に考えられるのですが
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ピッタリ!
カットの必要が全くありません。
「カタチ」という点ではほぼ完全一致。
入れるも抜くもスムーズに交換できます。
ただ厄介なことに、
CT70のサイズ “表記” と、
インソールのサイズ “表記” が違うんです。
「は?」
って思った方、下で詳しくご説明するので、一旦忘れて大丈夫です。。
次にインソールの「厚さ」を見てみます。
厚さを比べてみると、
『リアクト』の方が肉厚になっているのがわかると思います。
特にかかと部分の厚みは顕著に違いますね!
ということで、カタチに関して
互換性は完璧!
CT70 × REACTの履き心地
この『リアクト』が発売された当日から交換して履き込んでみましたが、
控えめに言ってもマジで文句なし。
カタチが一緒なので、靴ズレのような変な痛みも出なければ、
靴の中でインソールが動くといった不快感も全くなし!
加えて、厚みがある分クッション性が増しているので、
新品状態よりもさらに履き心地が良くなっていると思います。
正直なところ、期待以上です。
持っているCT70を全部交換したいくらい。
もし今のリアクトがダメになっても、買い直しができますしね!
デメリットは本当に1つもないと思います。
ただ…
デメリットはないんですけど、
注意点があるので、ワタシが感じた注意点をご紹介させてください。
選び方と注意点
CT70をすでに持っている人でも、
これから初めてCT70を買う人でも、
どちらであっても『リアクトへの交換』はオススメしたいのですが、
交換するにあたって大きく3つの注意点があります。
それは
- 旧モデルは交換できないこと
- 『リアクト』はサイズアップすること
- 『CT70』自体もサイズアップが無難
ということ。
1つ1つ確認していきたいと思います。
CT70 旧モデルはインソール交換ができない
「CT70」と一口に言われることが多いですが、
同じ「CT70」の名前でも、
2018年に大きく仕様が変更されています。
その変更箇所の1つが「インソール」
変更前の旧モデルではインソールの取り外しができないんです、、
上の写真が「旧モデルのCT70」
見分け方として、
・インソールのロゴデザインが違う
・アンクルパッチがプリント
になっています。
この「旧モデル」だった場合、
インソールの取り外しができないため、交換もできないということになってしまうんです。
ただ、よっぽどのデッドストックでもない限り、
最近購入したものであれば「新モデル」になっているはずなので、
購入時は一応チェックしてみてください!
『リアクト』購入時は、ハーフサイズアップ
上の方で少し触れた「サイズ問題」
これがちょっとだけ厄介でして、
CT70は日本製と比べて、
もともと【ハーフサイズ (0.5cm)】大きく作られているんです。
CT70のサイズに関して
詳しくは上の関連記事も合わせて確認していただければと思うのですが、
ワタシの場合でいうと、
【CT70 (US10 / 28.5cm) = リアクト (29cm)】が全く同じ大きさということになります。
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…ね。
CT70は日本のコンバースと比べ、
表記はハーフサイズ (0.5cm) 小さくても、実寸は同じなんです。
なので、
CT70にぴったり合わせるためには、
リアクトインソールは【ハーフサイズ大きいものを選ぶ】
これで大きさ (実寸) はぴったりになるはずです!
間違って同じサイズ表記のものを買わないように注意してください!
『CT70』自体もワンサイズアップ以上が無難
ここからはちょっと込み入った話…
といいますか、
少しだけ好みと玄人的な話になるので、興味のない方は読み飛ばしてしまって大丈夫!
「ちょーっとでもコンバースをカッコよく履きたい!」
って思いましたら、
よかったら参考にしてください、、
ワタシ、コンバースは必ずサイズアップ (デカ履き) して買っているんですね。
で、人にも絶対的にサイズアップをオススメしています。
その理由は大きく2つあって、
- 見た目 (シルエット) がいいこと
- くつ下やインソールで調整できること
この2つなんです。
で、ですね、
今回のインソールに関してなんですが、
上で比較したように、
CT70標準インソールに比べ、
リアクトは「肉厚」になっています。
そのため、
CT70標準インソールに比べると、
リアクトは微妙に窮屈に感じる可能性があるんです。
この「微妙に」というのがネックで、
縦横ではなく【高さ (足の甲)】の問題になるので、
シューレース (紐) をどれくらい絞る (縛る) かによってその感覚は変わってきます。
元から紐をゆるゆるにして履いている場合は
ほとんど気にならないと思いますが、
紐をギュウギュウに締めるコンバースマニアにとっては、
羽根の開き方は死活問題なわけなんです。
「ちょっと何言ってるかわからない」
って妻に言われてしまったので、
写真でご説明します。
ちょっと極端ですが、イメージでいうとこんな感じ。
好みといえばそれまでなんですけど、
「どっちがスマートでカッコいいか」って聞かれたら、
ワタシは断然『右』の羽根が閉まっている方。
サイズアップをオススメする理由
「シルエットがいい」というのは、
出来るだけ右のイメージで履きたいということなんです。
リアクトは肉厚になりクッション性が増した分、
紐を締めるといつもよりやや左寄りになってしまうんですね。
それを回避するために、
CT70は最初からワンサイズアップ以上が無難。
ジャストサイズのCT70にリアクトを入れると
かなり左に近いシルエットになるんじゃないかなと。
サイズを間違えてしまった時の対処法にも
CT70はまだまだ、
というより、さらに人気が上がっているようで、
海外サイトでもサイズ欠けになっていることが増えてきました。
「欲しいサイズがなかったから、ちょっと大きいサイズを買ったけど…」
って場合、
先ほどとは逆パターンで、
リアクトインソールで調整することができると思います。
それでもまだ大きいようなら厚手のくつ下でも調整できるので、
失敗したなと思ったらぜひ最後の手段で試してみてください!
まとめ
『CT70』の履き心地をアップする
【CT70 × REACTソール】のご紹介でした!
後半で変な熱が入ってしまいましたが、
条件さえ合えばインソールの交換、本当にオススメです。
コンバースオンラインやWhite atelier BY CONVERSEで販売しているので、
よかったらぜひ試してみてください!