災害時、モバイルバッテリーの容量はどのくらい必要?目安の20000mAhが持ち歩きできるサイズになりました。

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Anker モバイルバッテリ− 20,000mAh

こんにちは、イシキ (@isiki6) です!

今回は小洒落たガジェットの紹介ではなく、

災害時・防災グッズとして使える『超大容量のモバイルバッテリー (20,000mAh)』
持ち歩きできるコンパクトサイズになったよ

という、ちょっと実用的で嬉しい話。

これまでの20,000mAhクラスのモバイルバッテリーはなんだかんだいってもサイズが大きく、スマホ用というより、パソコン用として使われることがほとんど。スマホ単体での日常使いなら10,000mAhで十分な容量となっているので、わざわざ20,000mAhを持ち歩く人は少なかったと思います。

とはいえ、
10,000mAhと同じサイズ感の20,000mAhがあるなら話は別。

普段使いはもちろん、災害時に備えておきたいモバイルバッテリー容量の目安は20,000mAhといわれているので、
20,000mAhが現実的に持ち歩けるコンパクトなサイズ感だったら、持っていて損はないはず。

持ち運べるサイズの20,000mAh

20,000mAhあれば最新のiPhoneを約4回フル充電できるので、「安心を買う」という意味合いでも、ぜひ参考にしていただければと思います。

ということで、2023年11月28日に発売されたAnkerの新作
Anker PowerBank 20,000mAh 22.5W】をレビューとともにご紹介したいと思います。

こんな方へ
  • 防災用のモバイルバッテリーを準備したい
  • 数人で使える容量がほしい
  • 数日、充電できないときも余裕がほしい
  • 持ち物をできるだけ減らしたい
  • カタログスペック < 実用的なスペック
タップできる目次

準備していきたい防災グッズNo.1「モバイルバッテリー」

電池切れに注意

本題のレビューに入る前に、災害時のモバイルバッテリーの重要性について、簡単におさらいしておきましょう。

もちろんモバイルバッテリー単体が重要というより、スマホの活動時間を延長できるという点が重要。

スマホには昔ながらの防災グッズ必需品「ラジオ」「懐中電灯」が備わっていることに加え、情報収集、連絡手段、カメラや各種記録媒体など、様々な場面で役立つ機能が入っています。しかし、バッテリーが切れてしまったらそれら全ての機能が使えなくなってしまうわけです。

東京都が出している『東京防災』でも、【最小限備えたいアイテム (生活用品)】にモバイルバッテリー(携帯電話の予備バッテリー)が含まれているほど、災害時のマストアイテムといっても過言ではありません。

東京防災の冊子
改訂版の東京防災の冊子
改訂版にも書かれています

また、実際に自然災害にあった被災者に「これは絶対用意すべきと感じたもの」を尋ねた調査では、
9割近くが「モバイルバッテリー」と回答していることや、
参照:一般財団法人「ダイバーシティ研究所」2018年自然災害被災者に聞いた、防災についてのアンケート

パナソニックが行った「防災意識アンケート2021」の「準備・所持しておけばよかったと後悔したもの」1位がモバイルバッテリー(スマホ充電器)という結果が出ていることからも、
参照:パナソニック┃もしもの備え白書 防災意識アンケート2021

ありとあらゆる方面から
モバイルバッテリーは
マジで準備しておけ!
と言われているわけなんですね。
今さらですけども。

容量はどれくらい必要?目安は20,000mAh

iPhoneとモバイルバッテリー

モバイルバッテリーを備えておくことが重要なのはわかった。

けど、気になるのは

災害時、モバイルバッテリーはどのくらいの容量があればいいのか

ということ。

これは一概に正解はないものの、様々な調査で概ねのベストアンサーが出ていて、

モバイルバッテリーの容量は、
目安として20,000mAh

といわれています。
例:エレコム┃災害に備えたモバイルバッテリーの選び方

災害の種類や状況によって異なりますが、
『数日間、スマホやモバイルバッテリーの充電ができない』という災害でよくあるケースを考えると、
最新のiPhoneを約4回フル充電できる20,000mAhくらいを目安として選ぶ、ということ。

もちろん容量が多いに越したことはありませんが、
普段使いで一般的な10,000mAhでは、緊急時はちょっと心許ない。

特に同棲していたり、家族と暮らしているのであれば、最低でも20,000mAhは確保しておきたいところです。

イシキ

ちなみに、Z世代の9割以上は日常的にモバイルバッテリーを持ち歩いているんですって。さすが。

持ち歩ける20,000mAhのモバイルバッテリー『Anker Power Bank』レビュー

Anker Power Bank 20,000の箱

ということで、

持ち歩きできるコンパクトサイズになった20,000mAhのモバイルバッテリー
Anker PowerBank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)』を紹介したいと思います。

こちら2023年の11月28日に登場したばかりの、新作ピカピカ

【超大容量の20,000mAhがコンパクトなサイズになった】ことが一番の特徴ではありますが、
他スペック面での特徴は下記の4つ。

4つの大きな特徴
  • USB-Cケーブル内蔵
  • 1%単位でバッテリー残量を表示するLEDディスプレイ
  • 立てかけ充電が可能
  • パススルー充電に対応

この4つを中心に見ていきますね。

また、カラー展開は今回購入したブラックの他、パープルピンクホワイトがラインナップされているので、重々しいガジェット感が苦手な人にもオススメ。

ブラックカラー
ブラック
ホワイトカラー
ホワイト
パープルカラー
パープル
ピンクカラー
ピンク

ではさっそく!

サイズ感とスペック

まずは『Anker PowerBank 20000mAh』の簡単なスペックと、サイズ感から見ていこうと思います。

正面から
側面
側面
製品名Anker PowerBank
(20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)
サイズ約113 x 72 x 31mm
重さ約345g
容量20,000mAh
出力端子USB-C(内蔵ケーブル)
USB-C
USB-A
出力最大22.5W (急速充電対応)
3ポート同時充電時は最大15W
入力最大20W
(5V = 3A / 9V = 2.22A / 12V = 1.67A)

さすが新モデル。

【20,000mAhの超大容量・22.5W急速充電・USB-Cケーブル内蔵】という清々しいハイスペックです。

このスペックをもってして、サイズは片手に収まるコンパクトサイズ。
“名刺入れとだいたい同じようなサイズ感” というとイメージしやすいかもしれません。

名刺入れと同じサイズ感
成人男性の手と比較

成人男性の手で掴むとこれくらい。
本当に20,000mAhあるの?ってくらいコンパクトですよね。このサイズ感ならバッグに入れても全然邪魔にならない。

また、重さが345gなので、普段使いで一般的な10,000mAhクラスと比べるとやや重く感じる数字ですが、実は20,000mAhの同クラスと比べるかかなり軽め

軽くひょいっと持ち上がるくらいの重さ。

軽く持ち上がる

特徴①:ケーブル内蔵

ケーブル内蔵

Anker PowerBank 20000mAhはUSB-Cケーブルが内蔵されているのが特徴の1つ。なので、別途ケーブルを持ち歩く必要がない

しかもこの内蔵ケーブル、ストラップの代わりになるくらい強度があるので、結構雑に扱っても大丈夫。数ヶ月使った感じでは、ちょっとやそっと雑に引っ張っちゃったくらいではまったく問題なし、ノーダメージでした。

ケーブルの付け根も頑丈
ケーブルの付け根、頑丈です

バッグを弄って “ケーブルを探すストレス” がなくなるのは、地味にめちゃくちゃありがたい。

個人的にはケーブルレスの方が好みなのですが、緊急時はコレだけパッと持っていけばいい安心感はプライスレス。

特徴②:1%単位でバッテリー残量を表示するLEDディスプレイ

LEDディスプレイ

モバイルバッテリー自体のバッテリー残量は1%単位でLEDディスプレイに表示されます。

最近のAnkerでは標準装備ですが、この “1%単位の残量表示” が思っている以上に便利で、一目で具体的な残量を把握できるため充電のし忘れが激減、というより皆無に。

ひと世代前のモデルを使っているなら、このディスプレイのためだけに買い替える価値があるくらい。

ひと世代前の残量インジケーター
ひと世代前のざっくり残量インジケーター

また、Anker特有の【本体サイドの物理ボタンを二度押しで『低電流モード』へ切り替え機能】もしっかり搭載。イヤホンやスマートウォッチなど入力電力が低いデバイスも安全に充電をすることができます。

サイドの物理ボタン
低電流モード
低電流モード

特徴③:立てかけ充電が可能

スライド式のフック
スライド式のフック

「あ、よく出来てるな」と思ったのがケーブルの反対側にあるスライド式のフック

このフックを出すことで、スマホスタンドとしても使うことができます。

スライド式のフック
普段は格納されています

もちろん立てかけながら充電することも可能。

立てかけながら充電ができる
立てかけながら充電ができる

安定感も抜群。

さらに、パススルー充電対応モデルなので、
【動画視聴しながらスマホ&モバイルバッテリーの充電】もできちゃいます。

Ankerってこういうところ本当に上手。

特徴④:パススルー充電対応

上でさらっと紹介したように、Anker PowerBank 20000mAhパススルー充電対応モデル

パススルー充電とは、簡単にいうとモバイルバッテリーとスマホを同時に充電できる機能のこと

パススルー充電対応

同じくケーブル内蔵の10,000mAhモデルパススルーに対応していないので、そういった意味でも20,000mAhを選ぶ価値がありそう。

また、内蔵ケーブルのおかげで配線がゴチャつかず、超絶シンプルな同時充電システムが構築できる点もメリット。

パススルー対応のシンプルな充電システム

デスク周りや持ち物など、できるだけシンプルにまとめたい人には全部入りのナイスなスペックです。

災害時にもパススルー機能の有無が重要になる場面があるかもしれません。というか、機能的にあって困ることはない。

備えあれば憂いなし。

Anker PowerBank 20000mAh レビュー┃まとめ

Ankerモバイルバッテリー

持ち歩きができる20,000mAhモバイルバッテリー
Anker PowerBank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)』のレビュー・紹介でした。

最近は前回紹介した『Anker Power Bank (10000mAh 30W)』と【外出の距離】で使い分けていて、

徒歩で帰れる距離の外出
徒歩で帰れない距離の外出

という感じにしています。

本当は手ぶら大好き人間なので、できればモバイルバッテリーが不要な生涯を送りたいんですけどね。

イシキ

こういうときは臆病なくらいがちょうどいいのよね

今後も「あれもこれも」という商品紹介ではなく、実際に使ってオススメできるモノを厳選して紹介していきたいと思いますので、よかったらまた遊びに来てください。

イシキ (@isiki6) でした!

Anker モバイルバッテリ− 20,000mAh

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