現代を生きる私たちのデスク環境、デスク周りは充電をしたいデバイスで溢れている。
まぁそれっぽいことを言ってみたかっただけなんですけども、
あながち間違いでもない気がします。
こんにちは、
イシキ(@isiki6)です
スマホはもちろん、
パソコン周辺であればキーボードにマウス、人によってはヘッドホンだったりペンタブなんかも “充電が必要なデバイス” なわけでして。
一つ一つコンセントから電源コードで?
はたまた、コンセントの近くに持っていく?
いやいや、
デスクでスマートに完結したいわけですよ。
そんなプチ悩みを解決してくれる4ポート充電器「KOVOL 65W USB-C充電器」について。
1つの充電器、つまり一箇所で4つのデバイスを同時に充電。
これもちょっとしたライフハックかなって。
普通、レビュー記事といったらスペックや出力なんかを中心に紹介すると思うのですが、
違う、そうじゃない
スペックや出力も重要ですが、
この充電器をデスクで使うメリットを先に紹介しておきたい。
- 充電器本体がコンセント直挿しじゃない
└ 設置場所の融通が効く - 違和感、悪目立ちのないデザイン
└ どこに置いても視界に溶け込む - 上面ではなく、前面から配線
└ ケーブルの取り回しに最適
スペック表だけではわからなかった、
上記のメリットについてもよかったら参考にしてください。
KOVOL充電器│65Wと120Wの違い
レビュー前に、間違いが起きないようインフォメーション。
KOVOLの4ポート充電器は出力別に
【65W】と【120W】の2モデルが展開されています。
どちらもデザイン自体は同じ。
違うのはサイズと重さ、出力のみ。
65W | 120W | |
---|---|---|
サイズ | 40x40x76mm | 46x46x85mm |
重さ | 165g | 335g |
最大出力 | 65W | 100W |
合計出力 | 65W | 120W |
筐体の大きさ、重さは65Wよりも120Wのほうが一回り大きくなっています。
ただ、ここで注意したいのが最大出力と合計出力。
65W充電器は
【最大出力・合計出力ともに65W】
対して120W充電器は
【最大出力100W・合計出力120W】
120W充電器の最大出力は【100W】という点をお気をつけください。
また価格も120Wのほうが少し高いので、使用するデバイスのトータル出力を踏まえてチョイスするといいですね!
ワタシのデスクでは65Wがちょうど良いみたい。
KOVOL 65W充電器レビュー
特徴とスペック
サイズ | 40×40×76mm |
本体重量 | 約165g |
ポート | USB-C×2/USB-A×2 |
入力 | 100-240V〜50/60Hz 1.5A |
USB-C出力 | 5V-3A、9V-3A、12V-3A、15V-3A、20V-3.25A│各ポート最大65W (PD3.0対応) |
USB−A出力 | 5V-3A,9V-2A、12V-1.5A│各ポート最大18W (QC3.0対応) |
最大出力 | 65W |
急速充電 | PD3.0/QC3.0/PPS |
安全規格 | PSE認証取得済み |
技術 | GaN III (窒化ガリウム) |
KOVOL65W充電器の特徴は急速充電(PD・QC)に対応したUSB-C×2、USB-A×2の合計4ポートで同時充電できること。
最大出力が65Wあるのでデスク周りにある小物デバイスはもちろん、MacBook Proの充電もこなしてしまいます。(モデルにもよりますけど)
4ポート充電器でありながらしっかり最新のGaN III(窒化ガリウム)を採用。
なのでサイズもこんなにコンパクト。
マジで邪魔にならない。
余談ですが、
GROVE MADEのデスクシェルフとシンデレラフィットします。おすすめ。
各ポート使用時の最大出力
こちら↑が各ポート使用時の最大出力の一覧。
ここではイメージしやすいように【単ポート】と【4ポート】使用時の出力をご紹介します。
単ポート(1ポート)
- ① USB-C:PD 65W
- ② USB-C:PD 65W
- ③ USB-A:QC 18W
- ④ USB-A:QC 18W
①〜④のどれかを単ポートで使う場合は
USB-C=65W・USB-A=18Wという出力。
わかりやすい。
4ポート
①〜④まで4ポートすべてを使用する場合は説明がちょっと複雑。
- ① USB-C:PD 30W
- ② USB-C:PD 20W
- ③+④ USB-A:QC 15W
①と②の上下USB-Cポートで出力が異なり、
③と④のUSB-Aポートは合計で15W。
2ポート使用時は説明がもっと複雑。
このように、どのポートを組み合わせるかによって細かく出力が配分されているので、より詳しくはAmazonなどで確認してみてください!
デスクで使う3つのメリット
スペック表だけではわからない、
実際に使って気づいたメリットについて。
あれやこれや考えても、普段使っている充電器の替わりに使ってみないと本当にいいところはわからないもので。
思いっきり主観ですが、冒頭で書いた『デスクで使う3つのメリット』をご紹介します!
- 充電器本体がコンセント直挿しじゃない
└ 設置場所の融通がきく - 違和感、悪目立ちのないデザイン
└ どこに置いても視界に溶け込む - 上面ではなく、前面から配線
└ ケーブルの取り回しに最適
置き場所はコンセントから離れていてもOK
1つ目は「ああじゃないこうじゃない」と設置場所を模索しているときに気づいたこと。
KOVOLの充電器はコンセント直挿しタイプではなく電源コードタイプ。
なので、コンセントから離れたところでも本体を設置することが可能。
設置場所の自由度が高いのです。
電源コードの長さは1.5m。
これだけの長さがあればケーブルマネジメントもしやすく、デスクのレイアウトを大きく変更しても「足りない・届かない」という問題がほぼ起きない。
設置場所の自由度が高いという点は完全に盲点でしたが、実際めちゃくちゃ助かります。
デスクのインテリアを邪魔しないデザイン
2つ目も設置場所を考えているときに感じたこと。
『黒いボックス型』というシンプルなデザインなので、いい意味で存在感がない。
どこに置いても悪目立ちせず、デスク環境に自然に溶け込んでくれます。
この『デスクのどこにあっても違和感がない』というのが意外と大切で、
スペックを重視していると気づかないうちにデスクはガチャガチャになってくるもの。
デスクにこだわりがある人はとても多いので、デスクインテリアを邪魔しない脇役的デザインというのも結構大事なポイントなんですね!
上ではなく前から配線
最後は『デスク上に余計なものを置きたくない派』にも嬉しいポイント。
充電器の上からケーブルが出ているよりも、前から出ていたほうが感覚的に使いやすい。
…というのは個人差があると思いますが、
デスク上ではなく “デスク下” に設置する場合、
ほとんどの人が前からケーブルが出ているほうが使いやすいと感じるのではないでしょうか。
ポートが前面にあれば、このようにデスクの天板下に貼り付けた運用が可能。
重さは165g。安心。超スマート。
特に小さめのデスクでは物理的な恩恵もジャンボ。
さらにさらに、忘れがちですがケーブルを挿していないときにポートにホコリが入らない点も地味に評価の高いポイントです。
実際に使う前までは深く考えていなかったんですけど、デスクの据え置き充電器というジャンルではかなり最適解に近いのかもしれない。
KOVOL 65W USB-C充電器レビュー│まとめ
- 最大出力・合計出力ともに65W
- 4ポート同時充電
- コンセントから離れた場所で使える
- デスクインテリアを邪魔しない
- 前面ポートで取り回しやすい
充電器って思っていたよりも深い。
こんな小さな物体でも、使い方次第でデスク環境が確実にアップデートしちゃうんですもん。
充電器に限らず、今後はデスク周りのガジェット・ツールなどもご紹介していこうと思います。
その際はよかったらぜひ!