手元にアクセント入れたい、そんな季節。
でも、アクセサリーってなかなか難しいもので、あからさまにゴツゴツ・ギラギラ過ぎるのも嫌だし、反対に質素すぎてもつまらない。
…とか言いながら、探せばあるものですね。
シンプルなのにしっかりとアクセントになる代名詞、
メゾン・マルジェラ (Maison Margiela) のシグネットリング。
こんにちは、イシキ (@isiki6) です。
アクセサリーシリーズ、前回のマルジェラ『IDブレスレット』に引き続き、
今回はマルジェラのリングについて。
アクセサリーはファッションの中でもだいぶ好みが分かれるアイテムだと思います。
デザインやブランド以前に、全く着けない人からガチャガチャ着ける人まで本当に十人十色。
大きさ (ボリューム感) によっても変わってきますよね。
ワタシは個人的に1〜2個くらいが好みで、
その中でもどんな服装にも合うシンプルなモノが好きなのですが、
今回紹介するリングはそんなシンプルで使いやすく、ちょうど良いアクセントになる
Maison Margielaの『シグネットリング』
アクセサリーが好きな人も、反対に苦手な人にもオススメしたい。
メゾンマルジェラ『4ステッチ・シグネットリング』
マルジェラのアイデンティティでもある
「アノニマス (匿名)」を二重で取り入れた
シグネットリング。
一見無味なこのデザインは、
本来「印章や紋章」を刻印する『シグネットリング』に、ブランドアイコンとなっている “4本ステッチタグ” をモチーフとして落とし込んだモデル。
なぜ、二重かと言うと、
シグネットリングは、元々貴族の身分証明のような役割を持った指輪で、
自身の印章・紋章を指輪に刻印し、封蝋の際に押しつけて
「ちゃんと私が認めた物だよ」と示していた文化があります。
日本で言うと印鑑みたいなものですね!
その刻印をまっさら、無地にすることで、
「誰でもない」という匿名性を表現するとともに、
マルジェラ・アノニマスの象徴でもある
「4本ステッチタグ」を重ねることで、
一層マルジェラのアイデンティティを表現しているんですね。
まさにマルジェラしかできない、
…というより、
マルジェラだから成立するデザインなのかもしれません。
こういうのに弱い。
デザイン背景を知っちゃうと、
3割増くらいで良く見えるのが不思議…
ちなみに、匿名とは言え
リングの内側にはしっかりブランドの刻印が入っています!
マルジェラ「シグネットリング」のサイズ感とサイズ表
マルジェラのリングは
サイズがわかりにくいことでも有名。
下記がマルジェラ公式のリングのサイズ表になりますが、
日本規格の「〇〇号」という表記ではないんですね。
出典:https://www.maisonmargiela.com
また、「マルジェラのリングは大きい」と言われることもあります。
これは、モデルによってサイズが違っていたり、
そもそも「これ、どこからどこまでを測ってるの…?」というデザインもあるので本当にわかりづらい。
サイズ選びが難儀だったりするんです。
今回、個人測定ではありますが
Mサイズのシグネットリング実物のサイズを測ってみたので、よかったら参考にしてください!
- サイズ:M (19号)
- 内部直径:2cm
- 縦 (スクエア):1.6cm
- 横 (スクエア):1.8cm
- 高さ:2.5cm
Mのサイズ感は日本規格でいうと大体19号くらいだと思うので、
Sサイズで18号目安、
Lサイズで20号目安かなと。
…そう、
上のサイズ表が役に立たない…
完全にジャストサイズ、というのは難しいと思うので、
少し大きい時はリングテープなどで調整すると外れなくなりますよ!
【着用画像】「シンプル」と「ボリューム」のちょうど良いバランス
マルジェラのシグネットリングは、余計な装飾がないかなりシンプルなデザインなので、服装を問わず合わせることができます。
またボリューム感が絶妙で、リング単体で見ると重厚感があるような印象を持ちますが、実際に着けてみると見た目ほど主張してこないんです。
それでもしっかりアクセントになる、
ちょうど良いボリューム。
シンプルなデザインに加えて、
表面がアンティーク加工 (マット仕上げ) になっていることも大きい。
素材はシルバー925ですが、
鏡面仕上げではないため金属特有のギラつきがなく、かなり落ち着いた雰囲気なので、年齢を重ねても着け続けることができるんですね。
むしろおじいさん、おばあさんになってからの方が似合うかも、、と思ってしまうくらい。
……良い。
マルジェラは今回のフォーステッチ (4本ステッチ) 型も他にも、オーバル型のシグネットリングを出していて、同じようにアノニマス (匿名性) なデザインなので、やはりこちらも人気があります。
出典:https://www.maisonmargiela.com
知らない人から見たらただの点々がついたリング。
知っている人が見ると「お、マルジェラじゃん!」と目に止まるリング。
ブランド顕示したいだけ、と言う人もきっといると思うのですが、
ファッションてやっぱりそういうところも大事だと思うんです。
アクセサリー (装飾品) なので、
テンション、気分が上がってナンボ。
アクセサリーが苦手な人も含め、
万人にオススメできるリングだと思います。
「岸辺露伴は動かない」でも着用
シグネットリングは2020年の新作から、リングが2つに分かれる『デュアルリング』も登場。
フォルム自体は変わらず、よりデザイン性が増しましたね。
「めちゃくちゃいいじゃん……」と思っていたら、ドラマ版の「岸辺露伴は動かない」UOMOファッションスペシャルで黒のモデルを着用していました。
【オススメの通販】安心してマルジェラが買える場所
前回のIDブレスレットでも同じことを書いたのですが、
ワタシ、「偽物を摑まされる」というのが本っ当に嫌で、間違っても「授業料」なんてものは払いたくないタイプなんですね。
【CT70のオススメ通販】で紹介した時と同じように、
海外ブランドは絶対に正規取扱店でのみ購入するようにしています。
今回はそんなワタシが実際に使っているオススメのオンライン通販サイトをいくつかご紹介したいと思います。
※もちろん正規取り扱いの本物です!
怪しい情報サイトや嘘っぱちブログとは異なり、実際に購入している画面も載せているので、信憑性はお届けできるはず!
国内通販よりも安く買える場合も多いので、よかったら参考にしてください!
SSENSE (エッセンス)
- 送料:2,750円
※35,000円以上で送料無料 - 関税:表示価格に込み
- 支払い方法:VISA・MasterCard・PayPal
- 日本語対応
カナダ発の高級セレクトショップ。
世界最大級の知名度、取り扱いブランド数を誇る超有名サイトなので、
海外通販では一番有名なところかもしれません。
イメージいうと、世界版のZOZOみたいなものなので、
海外ブランドであればまず間違いなくお目当てが見つかる、といっても過言でないほど圧巻のラインナップ。
マルジェラなどのファッションに限らず、海外ブランドであればAesopのようなライフスタイルアイテムもセレクトされているので、海外ブランドであれば確実にチェックするショップです。
Farfetch (ファーフェッチ)
- 送料:1,500円
- 関税:表示価格に込み
- 支払い方法:VISA・MasterCard・JCB・AmericanExpress・Diners Club・PayPal
- 日本語対応
海外通販サイトではトップクラスに有名なショップ。
「同じ商品でもサイズによって価格が違う」
という特徴があるので「自分のサイズは半額以下で買えた!」なんてこともザラにあるのがメリット。
定番アイテムを買うときは必ずチェックしておきたいサイトとなっています。
italist (イタリスト)
- 送料:すべて無料
- 関税:合計金額に含まれる
- 支払い方法:Visa・Visa Electron・MasterCard・JCB
- 日本語対応
イタリスト (italist) は2014年に設立したオンラインセレクトショップ。
複数のショップが同じ商品を出しているので、サイトの使い勝手はモールに近く、『イタリア版の楽天やZOZOTOWN』みたいなイメージです。
ロサンゼルスが拠点でありながら、イタリアの250以上のセレクトショップと提携。直接商品を提供する唯一のショップで、イタリスト最大の特徴はイタリアの小売価格で販売していること。
イタリアは他の国と比べて定価 (小売価格) が安いため、イタリア定価で購入すると結果的に日本の定価よりも安くなる仕組み。
2022年、やーっと日本に上陸。フルサービスが開始となったことで、現在は完全日本語対応・日本配送可能になっています。
実際にマルジェラの財布を購入した流れを紹介しているので、よかったらそちらもご覧ください!
HBX (エイチビーエックス)
- 送料:$15
※37,500円以上で送料無料 - 関税:込み・支払い時に自動計算
- 支払い方法:主要クレジットカードはすべて対応・ApplePay・PayPal
- 日本語対応
ファッションメディア『Hypebeast(ハイプビースト)』が監修するオンラインセレクトショップ。
ハイプビーストが監修しているだけあり、
今回紹介している「Maison Margiela」はもちろん、
「LOEWE」「PRADA」といったラグジュアリーブランドから「Aesop」のようなライフスタイルブランドまで
いわゆる『今イケてるブランド』を網羅しているセレクトショップ。
個人的にはHBXが日本からの購入が可能になった時点から使っているので、
Amazonや楽天とまったく同じテンションで買っています。
LUISA VIA ROMA (ルイーザヴィアローマ)
- 送料:€ 31
- 関税:表示価格に込み
- 支払い方法:VISA・MasterCard・AmericanExpress・JCB・PayPal
- 日本語対応
イタリアの超有名オンラインショップ。
特徴はなんといっても種類や販売数が豊富で、
日本では完売しているモデルや、そもそも未発売モデルがゴロゴロしています。
有名アイテムなどは先行予約もできるので、
知っている人からすると「あまり教えないで…」というくらいのショップ。
MATCHESFASHION (マッチズファッション)
- 送料:2,000円
※30,000円以上の購入で送料無料 - 関税:表示価格に込み
- 支払い方法:VISA・MasterCard・AmericanExpress・JCB・PayPal
- 日本語対応
イギリスの超有名オンラインショップ。
こちらも有名ショップですが、
実はあまり知られていないのが梱包の丁寧さ。
Amazonの梱包や、下手な日本のショップよりも遥かに丁寧な梱包なので安心感以上に気持ちのいい買い物ができます。
化粧箱の中には担当者のサインも同封されているので、
万が一、何か不備があっても不安なく連絡することができます。
(ただ、そういった事態には一度も当たっていませんが…)
YOOX (ユークス)
- 送料:2,200円
※20,000円以上の購入で送料無料 - 関税:表示価格に込み
- 支払い方法:VISA・MasterCard・AmericanExpress・JCB・代引き
- 日本語対応
イタリアの有名オンラインショップ。
YOOXには
種類は多いけど在庫が少なめ、という特徴を持っています。
数年前までYOOXでもConverse CT70の販売があったためよく利用していたのですが、
他のショップと比べると完売までの期間が少し早い印象。
現在CT70は買えませんが、サイズ質問などの対応が丁寧なのでよく使っているショップ。
Maison Margielaはフランス・パリのブランドということもあって、全体的にやはりヨーロッパ圏が強い (し、安い)。
【〇〇円以上で送料無料】のショップでも
マルジェラの価格帯ならほとんどが送料無料になるので、
実質、表示価格以上はかからないと思っていいかもしれません。
セールのタイミングでは割引率が日本の比にならないので、
ぜひいろいろと探って、潜ってみてください。
マルジェラ「シグネットリング」レビュー┃まとめ
メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)
『4ステッチ シグネットリング』のご紹介でした!
ゴツゴツ、ギラギラなアクセサリーが苦手な人でも、マルジェラのリングはかなり着けやすい部類だと思っています。
デザインの好みは別として、
ちゃんと悪目立ちしないように計算されているんだなって。
薄着になる季節はぜひ、
さりげないアクセントを楽しんでみてください!