ユニセックスの日本製ニットブランドとして
2014年にデビューした『YASHIKI / ヤシキ』
毎シーズン完売が続いている中、
今年こそYASHIKIのニット・カーディガンを。
…なんて方へ、
割と強めに背中を押したいと思います。
こんにちは、イシキ (@isiki6) です。
秋口から春、なんなら冷房が効きすぎた夏場まで、シーズンを問わず楽しめるカーディガン。
中でも日本トップクラスのニットブランド『YASHIKI (ヤシキ)』のニットカーディガンは
上質な日本製へのこだわりや、今っぽいゆるめのシルエットから絶大な人気を誇っている憧れのブランド。
ちょっとクサイ言い方ですが、
美しさすら感じるゆったりしたシルエットは、
ニット好き、ラフでシンプルなファッションが好きな人にはたまらないモノに。
- ゆるいシルエット、ファッションが好き
- YAECA、AURALEE、COMOLIみたいな雰囲気が好き
- シンプルな格好が好き
すでに「知る人ぞ知る」という域からは出てしまっているブランドかもしれませんが、
今回はそんな『YASHIKI』のカーディガンをご紹介、レビューしたいと思います。
ニットブランド『YASHIKI』とは
YASHIKI (ヤシキ) とは
元ShapeL (シャペル) のデザイナー矢鋪さんが
2014年SSからスタートした
日本のユニセックス「ニットブランド」
ブランドコンセプト
オンタイムとオフタイムを行き来する、
場所・時間・お金に縛られない、
自由なプロダクト
一般的なアパレルブランドとは違い、
生地のニットは全て日本製。
職人さんによる伝統技術で作られているため
シーズン毎の型数や販売数が極端に少なく、
「気づいたときにはもう完売」なんてことも。
ただ、
数が少ない代わりにニットの品質は抜群。
「素朴で上品」と言われながらも決して扱い難いものではなく、「丈夫さ」という実用性も兼ね備えているんですね。
デザイナーの故郷、石川県の風景や文化を「柄」や「ディティール」としてデザインに落とし込み、
生地のニットは古くから繊維産業の盛んな北関東地区 (栃木県から群馬県にまたがる両毛地区) で生産された上質な日本製で作られています。
その圧倒的な品質の良さから
ファッションメディアでは毎シーズン特集が組まれるほど。
またデザイン面では
ユニセックスということもあって
全体的にゆったりしたシルエットが特徴。
老若男女、年齢や体型が変わっても着ることができます。
参照:http://yashiki-jp.com
奇抜なデザインや派手な色合いではないので、
カップルや夫婦でシェアできるのも素敵。
ユニークなシーズンテーマ
YASHIKIのコレクションは
毎シーズン日本の風景や情景を感じさせる
「優しくてユニークな “和” のテーマ」が付けられているのがまた面白い。
デザイナーの故郷、石川県にある「川」の名前がそのままテーマだったり。
シーズンテーマ
- 2016SS【木漏れ日】
- 2016AW【雪化粧】
- 2017SS【加賀鳶】
- 2017AW【白山】
- 2018SS【千里浜】
- 2018AW【波の花】
- 2019SS【手取川】
- 2019AW【冬支度】
- 2020SS【風薫る】
2020SSのシーズンテーマは「風薫る」
さすがニットの専門ブランド。
ルックからも、
優しい、ゆったりした雰囲気が伝わりますね。
野暮ったくも、だらしなくもないオーバーサイズ、その生地が自然に落ちる感じ、
腕や袖のたるみなど、
どこを取っても綺麗なシルエット。
自然や和をテーマにしているからこそ出せる業なのかもしれません。
シンプルなのでアクセサリーも映える。
トレンドや流行に関係なく、下手したら一生着れるテイストなんだと思います。
YASHIKI Haruhi カーディガン
YASHIKIの中でも
特に人気のある「YASHIKI カーディガン」
参照:http://yashiki-jp.com
・ネイビー (NAVY)
・カーキベージュ (KHAKI BEIGE)
・ワカナ (WAKANA)
・ブラウン (BROWN)
色はアースカラーを基調とした計4色展開。
どの色も使いやすいので迷いどころ。
そんな中、熊本にあるセレクトショップPEOPLEさんの写真が決め手でワタシはネイビーをチョイスしました。
出典:https://people-boutique.com/onlineshop/item/148886381/
カーディガン レビュー
YASHIKIのカーディガンは一見なんの変哲もないシンプルなデザイン。
そこが魅力でもあるのですが、
よーく見ると「生地の編み方」や「ディティール」がやはり突出しているんです。
編み方はYASHIKIが得意とする「鹿の子編み」
生地の表面に細かな凹凸ができる編み方なので、肌と触れる面積が少なく、見た目とは裏腹にサラッとした肌触り。
また、少し細かい話ですが、
この生地は12ゲージの編み機に40番手双糸を4本取り (普通は2本) しているため密度が高くなっていて、
『厚みは無いのにギュッと詰まったハリのある生地』という、とんでもない仕様。
さらに素材はコットン100%なので
ニット特有のチクチク感も無し!
「チクチク感」が苦手な人でも不快感なく、且つ、オールシーズン着ることができます。
いやぁ…良い…。
袖口のリブには
YASHIKIのブランドアイコン『矢絣柄』
「主張はしないけどね」という
控えめな感じがまた。
リブは細めになっていて、
ゆったりとしたシルエットを崩さないよう、
最低限の締め付け感。
締め付けが強いと学生みたいになってしまうので本当に絶妙なバランスだと思います。
ポケットにもリブが付いているので
着古してもよれっとだらしなくならないのはスゴく嬉しい。
肩から腕にかけては
着物をオマージュしたドロップショルダー。
アームホールも太めなので、かなりガッシリした体型でもゆるりと着れる。
…し、
日本の全メンズが好きな
「オーバーサイズを着ている女性」は
この一着で完成です。
ありがとうYASHIKI。
サイズ感
ここからは参考までに、
YASHIKIカーディガンを着用したサイズ感。
公式のサイズ表
カーディガン含め、
YASHIKIのサイズは0から3までの4展開。
一般的なサイズで言うと【XS〜L】という感じだと思いますが、0だけはちょっと不規則ですね!
身長176cmで、
今回はサイズ2と3で迷ったのですが、
着た感じ3の方が好みだったのでサイズ3を選びました。
最近どんどん服装がゆるゆるになってる気がする。
実際に着てみるとシルエットはこんな感じです。
和服っぽい。
テーパードの効いたワイドパンツと相性がいい感じ。
腕を伸ばすとどれくらい “ゆったり” しているかがわかると思います。
上の写真は間違えてシャッターを切ってしまったのですが、
自然に生地が落ちている感じが (たぶん) 伝わるかと。
洗いをかけるともっと生地が柔らかくなるので
さらに自然な雰囲気に。
前ボタンを閉めた状態。
上でも書いたのですが、
シンプルなカーディガンなので
アクセサリーもしっかりアクセントに。
特に薄着になっていく春先は出番が増えそう、
というより真骨頂。
もっと素敵な着用画像はいっぱいあると思うので、
ぜひチェックしてみてください!
『YASHIKI』取扱いオンライン通販
YASHIKIの取扱いショップは
YASHIKI公式ページの『SHOP LIST』に一覧が掲載されています。
公式のオンラインショップも展開しているので
最新情報を確認してみてください。
また、大手のオンライン通販では
『アーバンリサーチ』『アイルミネ』『マガシーク』で取り扱いがあります。
◼️ i LUMINE
◼️ MAGASEEK
最後に上で紹介した、個人的によくチェックしているセレクトショップ。
お店の雰囲気が全体的に好き。
まとめ
日本のニットブランド「YASHIKI」の
ご紹介&レビューでした!
人気のアイテム、カラーは
全国的にすぐ完売してしまうため
逐一チェックが必要ですが、
“他にはない雰囲気” は着ていてやっぱり気持ちいい。
長く使える「生地」と「デザイン」なので、
合わせる楽しさや嬉しさも一入です。
ニットやカーディガンで迷ったときは
ぜひチェックしてみてください!