レトロでクラシックなスニーカーと言えば…
NIKE コルテッツ?
adidasスタンスミス?
いやいや、
実はPUMA『SUEDE』も外せない!
こんにちは、イシキ (@isiki6) です!
このブログは本当にスニーカーの話ばかりになってしまっていますが、
今回は初の「PUMA (プーマ)」
最近のスニーカーブームの中ではあまり目立たないプーマですが、
決してダサいわけでも、ダメなわけでもない。
むしろ『スエード クラシック』に関しては、
ほとんど完成形といっても過言ではないと思います。
今回はそんな『プーマ / スエード クラシック』について
サイズ感、イグナイト・クライドとの違い、
そして、実はプーマの中でも即完売モデルが存在をすること
…など、押さえておきたいポイントを見ていこうと思います!
簡単な概要
- PUMA スエードの歴史とサイズ感
- イグナイト・クライドとの違い
- 完売必須の人気モデル「復刻 90681」
普段、NIKEやadidasばかりになっている人や
シンプルなクラシックスニーカーが好きな人へ、
「プーマも捨てたもんじゃない!」と
選択肢の幅を広げていただければ幸いです!
プーマ / スエードクラシックのサイズ感
プーマ スエードの歴史
サイズ感の説明の前に、
まず「スエード クラシック」とはどんなスニーカーなのか。
背景や歴史を知っていると
より愛着が沸く…と思うので、簡単にルーツをご紹介します。
- 1960年代、スエードの前身モデルが
トレーニングシューズとして登場 - 68年のメキシコオリンピックでは
選手が表彰台でシューズを掲げ - 73年、後述するニューヨークのNBA選手がコートの外でも好んで履いていたことでシグネチャーモデルをリリース
- 70〜80年代、ヒップホップ・ブレイクダンス・アシッドジャズなどのカルチャーから、
ニューヨークやロンドンのストリートで圧倒的な人気に - 90年代〜、かの有名なビースティ・ボーイズ (BEASTIE BOYS) が着用したことで完全に不動の地位へ
という、
なんともカルチャー色の強いスニーカーなんです。
…若い人はビースティ・ボーイズって
知らない…かな…
ワタシもど真ん中の世代ではないのですが、
今見てもやっぱりカッコいい。
キャッチーな曲はもちろん、
何より歌っている本人たちが超楽しそう。
時間があるときにぜひYouTubeで見てみてください、
ホントに楽しそうだから!
プーマ スエードのサイズ感
スエードのサイズ感について、
プーマ自体を履いたことがない人も多いと思うので、
感覚的にサイズ感が近いモデルでいうと…
adidas「スタンスミス」と「キャンパス」のちょうど中間くらい。
ややキャンパス寄りかなと言う印象です。
スタンスミスとキャンパスのサイズ比較の中でも触れたのですが、
スエードも足の甲部分がそこまで高くない木型となっています。
キャンパスほどではないにしても、
レトロスニーカー特有のフラットな立体。
キャンパスやスタンスミスのサイズ感をイメージすると近いサイジングになると思います。
スエード クラシックのサイズ感
- adidasのサイズ感に近い
- NIKEと比べると、PUMAの方がやや大きい
- 基本は「ジャストサイズ」
- 足の甲が高い人は
「0.5cm〜1.0cmアップ」でもOK!
参考までに、
ワタシはジャストサイズが27.5cm、
プーマ スエードは28cmを履いています。
人気カラーは黒ベースモデル
スエード クラシックは定番モデルなので、
カラーバリエーションもかなり豊富。
シーズン物も相当数出ているため、
どのカラーがベストバイなのか迷ってしまうところ。
ですが、もし迷ったら
まずは黒 (ブラック) ベースモデル!
もう、圧倒的に人気です。
かつ使いやすさも間違いない。
ちなみに、
この記事に載せているカラーは完全にビースティ・ボーイズ由来で「ブラック / グリーン」
\送料無料キャンペーン中/
イグナイト・クライドとの違い
スエード クラシックを探していると、
必ず目にするのが「イグナイト」と「クライド」というモデル。
見た目がかなり似ているので、
「何が違うの?」と疑問に思うことも多いはず。
ここでは簡単にその違いを解説します!
イグナイトとの違い
「スエード イグナイト」は、
「スエード クラシック」を進化させたモデル。
その大きな違いとして、
イグナイトはミッドソールに「イグナイトフォーム」という高機能素材が搭載されているため、履き心地の面で大きく進化しています。
そして、
かかと部分には車のサスペンション技術を応用した「フォーエバーフォーム」が搭載。
インソールもカップインソールになっていることから、
イグナイトは完全に履き心地特化型のモデルとなっています。
adidasで言うところの「BOOSTフォーム」みたいなもの。
また、見た目・デザイン面でも細かな違いがあり、
- サイドのフォームストライプはステッチを排除し、スムースレザーに変更
- ヒール部の窓 (キャットロゴ) をトーナルカラーのラバーに変更
- アウトソールに「イグナイト ロゴ」を刻印
その他にもよくよく見ると
アウトソールのディティールや、シュータンなどが微妙に違いますが、ハッキリわかる違いはこの3点。
見た目を重視するなら「クラシック」
履き心地を重視するなら「イグナイト」
なのかもしれませんね!
クライドとの違い
「パッと見で判断できる人はよっぽどのスニーカー好き」
と言うほどそっくりなのが「プーマ クライド」
というのも、スエードの派生系みたいなもので
前半の「歴史」で少し触れた
NBA選手のシグネチャーモデルが
この「クライド」となっています。
そのNBA選手の名前は
「ウォルト・フレイジャー」
全然名前が「クライド」じゃない…
そう、本名から取ったわけではなく
彼のニックネームが「クライド」
フレイジャーのスタイルが
映画「俺たちに明日はない」のクライド・バロウに似ていたからだそうです。
本題の「違い」は大きく3つ
- サイドのロゴが筆記体で「clyde」
- ヒール部のキャットロゴがない
- より高級な素材を使用
さらに厳密に言えば
木型や縫製も違っていて、
全体的にクライドの方が高級モデル。
スエードほどラインナップが多くはないですが、
クライドにグレードアップするのも一興です。
人気モデル「復刻 90681」
最後は復刻モデル「90681」
ある意味、現行では最上級のモデルともいえる復刻ライン。
PUMA プーマ SUEDE 90681 スエード W.WHITE/G.FLASU/P.WHITE メンズ スニーカー 靴 [365942-06 FW18]【e】
どういったものなのか、
公式から引用します。
1970年後半から1980年台前半に生産されていたプーマスウェードを忠実に復刻。当時、生産されていたユーゴスラビア製をベースに復刻した事を表現するために、当時使用されていたアーティクルナンバー「90681」を商品名に採用しました。ヘリテージテイスト溢れる魅力的な一足になっています。
参照:https://jp.puma.com/
…要約しますと、
1970〜80年代のユーゴスラビア製スエードを忠実に復刻したモデルで、
当時は「スエード」という商品名がなく、「90681」という商品番号だったため
復刻モデルも「90681」と呼んでいます
ということ。
コレがまた乙な仕様となっていて、
・アイレット (紐を通す穴) が8つ
・サイドにはPUMAロゴのみ
というディテールが再現されています。
些細な違いですが、
『神は細部に宿る』ともいうくらい
小さな違いでも印象を大きく変えてしまうんですね。
トドメの一足です。
まとめ
今回はクラシック・レトロスニーカー
『PUMA SUEDE CLASSIC』のご紹介とレビューでした。
この時代のスニーカーってなんでこんなにも心惹かれるんでしょうね。
スニーカーばかりの内容ですが、
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