突然ですが、
「今までの人生で一番履いたスニーカー」って覚えていますか?
ワタシは、恐らくNIKEの「エアフォースワン」
もしくはコンバースだったと思います。
今はAF1に限らず色々なスニーカーを履きますが、
当時履いていたエアフォースワンは完全に自分の足に馴染んでいたので、
未だに新しいスニーカーを買うときはエアフォースワンのサイズ感をベースに選んでしまうくらいスタンダードな存在。
今回は、そんな想い入れのあるエアフォースワンを
個人的な熱量たっぷりでご紹介・レビューしたいと思います。
しばらくエアフォースワンから遠ざかっていたのですが、
改めて履くと、やっぱりいいスニーカーなんです。
当時のはもうボロッボロですけど…。
種類も多く、よく新作が特集されるので迷ってしまいますが、
20代半ばから30代であれば、間違いなく白のローカットが最強だと思います。
ナイキ スニーカー永遠の定番「エアフォースワン」とは
エアフォースワン (Air Force 1) は1982年に発売されたバッシュ。
初めて「ナイキエア」が搭載されたバッシュでもあります。
最近では普段履きやストリート色が強い印象ですが、元がバッシュなので
とにかく履きやすい・動きやすい・疲れづらい。
実は一度、生産終了してしまったエアフォースワン。
しかし、ファンからの熱烈な希望で再販!
特にローカットは脱ぎ履きがしやすいことで定評があり、一般的にも人気が広まって定番となったスニーカーです。
…ざっくりな説明で恐縮ですが…
名前の由来はもちろん、アメリカ大統領専用機「Air Force ONE」から。
白 (オールホワイト) がおすすめの理由
子どもっぽさ、ストリート感が薄い
エアフォースワンはカラーバリエーションが多く、
デザインそのものがシンプルでまとまりが良いため、ついつい目移りしてしまいがち。
ですが!
断然、白 (オールホワイト) がおすすめ!
サイトなどの写真で見ると、どの色も魅力的なのは間違いないんですけど、
他の色を実際に履いてみると
ちょっと子どもっぽくなってしまったり、
ヤンチャなイメージになってしまいがち。
エアフォースワンは、同じ定番系のコンバースやadidas スタンスミスと比べてボリュームのあるスニーカーなので、
色が入ると、スニーカー自体の主張が割と強くなります。
なので、語弊があるかもしれませんが
現役イケイケ!とか、ストリート系大好き!とか、フレッシュな若者!とかならまだしも
ファッション的にも落ち着いてきた年齢であれば結局、白が一番扱いやすい。
もちろんスポーツミックスなどのアクティブなコーデも白で十分事足ります。
最強なんです、オールホワイトって。
どんな服装でもシンプルに合わせやすく、飽きづらいので履く頻度も高い。
ファッションが得意でも苦手でも、一足あれば万人に対応できるナイスガイ。
なので…とりあえずで買っても無駄遣いにはならない!
買ったはいいけど、意外と履かずに眠っているカラースニーカーってあるじゃないですか。
まぁ、自分のことなんですけど…。
エアマックス系だったら色があっても全然アリな感じなんですけど、
エアフォース1は主張しすぎない白が最強だと思います。
子どもや学生のスニーカーっぽくならないって、ホントに大事。
コラボのモデルも白が多い
これはちょっと余談と想像の話。
以前紹介したエアフォースワンのコラボモデルにもあるように、
エアフォースワンのコラボアイテムって圧倒的に白が多いんですよ。
ワタシが買ったモデルも白。
「ロッカフェラ」というレコード会社のロゴが入ったもので、
シンプルなホワイトデザインを全く崩さない、ワンポイントだけのアクセントが好きで選びました。
せっかくシンプルなオールホワイトがベースなので、もっとゴリっとしたデザインだったら買わなかったと思います。
…いや、絶対買ってないわ…。
一例なので、「全部が全部そうである」とは言えませんが、
やっぱり “エアフォースワンは白がアイコン” という認識だったり、
“白が一番映える” って感覚があるからこそ、デザイナーも白を選ぶんじゃないかなと勝手に思っています。
それくらい、白のエアフォースは魅力的な存在なんじゃないかなって。
ローカットがおすすめの理由
ハイカットやミドルカットはバランスが難しい
コレ、最初にお話しした、人生で一番長く履いていたエアフォースワンのミッドカット。
ボロボロな物をお見せしてすみません…。
ちなみに新品状態と比べるとこんなに違います。
同じサイズですが、印象が全然違いますね。
このミッドカットと、ローカットの高さを比べると、
これが
これくらい違います。
実寸2〜3cmくらいの違いなのですが、
この数センチの高さが、ボトムス丈とのバランスを難しくさせます。
ミドルカット・ハイカットは一般的に、
フルレングスのボトムスで適度なクッションがあれば誰でもバランス良く見慣れたシルエットになります。
注意点を強いて言えば、クッションが強すぎると野暮ったくなってしまうことくらい。
※フルレングス:丈が短くない通常の長ズボン
※クッション:裾が靴にかぶさってクシュっとしているところ
他にも、スリムテーパードなどの裾が細いボトムスをスニーカーに軽くインするのもバランスがいいですよね。またはワイドパンツでスニーカーごと覆ってしまうとか。
しかし、そういった事ができるのは基本的にフルレングスの話で、
さらにはローカットでも再現可能。
バランスが難しくなるのは、
アンクルカット (くるぶし丈) に代表される「足首を見せる」長さのボトムス。
これがなかなか難しいんです。
雑誌やネットなど、最近のファッションメディアを見ると絶対載っているように
「足元を軽く見せる」というのが主流になってきています。
アンクルカットなどの短い丈を好んで履いている人も多いと思います。
ですが、アンクルカットのボトムスとミドル・ハイカットを合わせると、
途端に超中途半端な丈感になることが多い。
かといってロールアップすると、今度は丈が短すぎる…ってこと陥ります。
コンバースなどの “ボリュームがない” ハイカットは基本的にどんな丈でも応用が効きますが、
エアフォースワンやエアジョーダン系の “ボリュームがある” ミドル・ハイカットは
バランス良く見せるのが意外と難しく、乱暴な言い方をすれば「足の長さと細さ」で印象がだいぶ変わってきてしまうんです。
そのため、持っている洋服や最近のトレンドとの汎用性を考えると
ローカットの方が圧倒的に扱いやすく、失敗しづらい。
小難しいことを考えなくても気軽に合わせられます。
もちろん上手くバランスを取れる人もいっぱいいますし、個人の体型や好みでも意見が違うので「ミドル・ハイカットはダメ!」っていうつもりはサラサラありませんが、
どっちがいい?って聞かれたら、断然ローカットをおすすめします。
■ オンラインショップリスト ■
Amazon、楽天はやだ!スニーカーのショップで買いたい!
と言う人がいるのかはわかりませんが、有名どころのショップリストは以下。
エアフォースワンの履き方とサイズ感
普段履きのスニーカーを選ぶ上でサイズは重要なポイント。
「履き心地」は個人で感じ方が違うのでなんとも言えないところですが、
サイズ選びで押さえておきたいところは次の2つ
・足が痛くならない
・見た目が良い
この2つを押さえておけば後悔することはないと思います。
特に「足が痛くならない」は最低限クリアしておきたいところです。
試着してジャストサイズを選んだつもりでも、実際に数日履いてみると靴擦れとは違う痛みを感じた経験もあると思います。
スニーカーを履いて足が痛くなる理由は、ほとんどの場合選んだサイズが小さいから。
安心してください。
失敗しないサイズを選ぶ方法というのが存在します。
といっても目新しいものではなく、靴屋さんなどで昔から言われている方法です。
1・踵 (かかと) で合わせる → 可能なら踵をトントンして出来るだけ詰める
2・つま先に指一本分の隙間ができるサイズを選ぶ
以上!
簡単なことですが、「踵をトントン」は意外と実践している人がいないんじゃないでしょうか。
お店側へ配慮してってこともありますけども。
この「つま先に指一本分隙間があるサイズ」が自分のジャストサイズです。
どれだけ試着の際にぴったりフィットしていても、
歩いているうちに必ず、足はスニーカーの中で “前にズレて” いきます。
なので、最初から遊びを持たせておくことで変な痛みを起こさずに済むんですね。
サイズ感
肝心のエアフォースワンのサイズ感について、
“どのスニーカーと比べるか” によって表現は変わってくるので一概には言えないのですが、
adidasのスタンスミスやコンバースのオールスター・チャックテイラー、
またNIKEのエアジョーダン1、SBダンクなどと比べると
エアフォースワンは若干、横幅が広くなっています。
「ゆとりがある」と言った方が正しい表現かも。
ただ、NIKEのスニーカーは全般的に横幅が狭い傾向があるので、
オンラインなどで購入する際は
上記のジャストサイズ +0.5〜1cm でくらいの範囲で選ぶといいと思います。
スニーカーは少しくらい大きい方がバランスよく見えるものなので、試着できない場合はぜひ参考にしてみてください。
履き方 / 定番
前述した通り、エアフォースワンは白のローカットであれば
基本的になんでも合わせやすいので、デニム・カーゴ・スラックスなどなどジャンルに縛られることなく気軽に選ぶ事ができます。
ただ、
「ボリュームがあるスニーカー」という事と、一般的には「エアフォースワン=ストリート」というイメージがある事から、
細身またはスラックスなどキレイめなボトムスを選ぶといいかもしれません。
完全にワタシの好みではありますが、
特に合わせやすい定番のボトムスとして、1つが「Levi’s 501T」
従来の501をテーパード仕様にしたデニムなので、シルエットがすごくキレイ。
年齢層に関係なく履けるモデルで、下手に他のブランドで探すよりよっぽどいいです。
さすがはデニムの王様。
余談ですが、そのうち501Tのレビューもしたいと思ってます。
もう一つが「WillLOUNGE (ウィルラウンジ) 」のイージーパンツ
・nano・universe オンライン:WillLOUNGE
ナノ・ユニバースから出た新ライン「WillLOUNGE」のイージーパンツ。
コンセプトが「大人の男性へ向けたライフスタイルウエア」というだけあって、
確かにカッコいいんですよ。
ワタシ、正直セレオリのアイテムに全く興味ない人間なのですが、
これは良かったねぇ…。
スニーカーに合わせやす過ぎ。
っていうか、モデルもずるい。
こんなオジサンになりたいものです。
NIKEの関連
まとめ
NIKEの定番スニーカー「エアフォースワン / Air Force 1」の、
“白・ローカット” に特化したご紹介でした。
いたる所で偏愛があったと思いますが、本気でおすすめできます、白・ローカット。
春夏秋冬どの季節でもOKなので、良かったらぜひ履いてみてください!