「今さらだけど、NIKEの『SB』ってなに?」
「ストリート系じゃなきゃ似合わないの?」
その疑問、今日解消しようと思います。
NIKEのスニーカーを探していると、
ちょくちょく出てくる『NIKE / SB』のロゴ。
なんとなく「普通のモデルとは違うんだろうなぁ」くらいで、
スルーしてしまう人もいると思います、が!
本当にもったいない!
仮に同じモデルで「通常版」と「SB版」が出ているのであれば、
まずは「SB版」から探し始めたいくらい。
今回はそんな『NIKE SB / ナイキ エスビー』について、
通常版との違いや人気の理由が簡単にわかるようご紹介しようと思います!
- 『NIKE SB』ってなに?
- 定番モデル・人気モデルってあるの?
- SBと通常版の違いを実際に比較してみたい!
こんな方はぜひ参考に読んでみてください!
NIKE SB (ナイキ エスビー) とは
【NIKE SB / ナイキ エスビー】とは
『NIKE SKATEBOADING』の略称で、2002年に誕生したNIKEのスケートボードライン。
「スケボーやらないし」
「ストリート系着ないし」
と思うかもしれませんが、
極端に言ってしまうと
「スケボーのような激しい動きにも耐えられる仕様」に
通常版をアップデートしたライン
なので、同じモデルで比較すると
機能面で通常版よりもSB版の方がスペックが高い。
ちょっと違うかもしれませんが、
ガジェット系で言えば「上位互換」みたいなイメージです。
スニーカーとしての機能が優秀なので、
スケボーをやらなくても、ストリートファッションを着なくても、
普段使い・タウンユースのスニーカーとして
どんな人でも使いやすく、履きやすいラインとなっているのが『NIKE SB』の人気を押し上げている理由でもあります。
機能の優秀さは「クッション性」
モデルによって細部は異なりますが、
特に通常版との大きな違い、SB最大の特徴が
衝撃吸収システム
【ZOOM AIR (ズームエアー)】
「ZOOM AIR」は
プロのスケーターが愛用するほどの高反発なクッション性・信頼性を持ったNIKE独自のテクノロジー。
プロの激しい動きに耐えられる・足の負担を軽減するだけあって、
歩くだけの普段使いでは劇的に足が疲れにくい、オーバースペックとも言える機能を備えています。
また、細かいところではシュータン (ベロ) などが厚めに作られているので
フィット感が高いのもSBシリーズの特徴です。
『SBシリーズ』の主要アイテム
SBシリーズは大きく分けると、
・アパレル (ウェア・小物)
・スニーカー
の展開がされています。
スニーカーはもう少し下でご紹介するので、
まずはアパレル (ウェア・小物) から。
アパレルで主要・人気のアイテムは
主に3つ!
どれもロープライスで合わせやすいのが嬉しいラインナップとなっています。
パーカー
定番中の定番「パーカー (フーディ)」
アウターでもインナーでもとにかく使いやすいNIKEのパーカー。
「SBロゴ」があるだけで通常のNIKEパーカーとはだいぶ印象が変わってきますね!
スポーツブランドでも学生感がないのがいい。
男女問わず人気がある定番品なので
各セレクトショップでも取り扱っていることが多く、時期によってはよく欠品するほど。
リュック / バックパック
タウンユースからちょっとしたアウトドア、
日帰り旅行まで使える
SB仕様の「リュック (バックパック)」
スポーツブランドらしい、余計な装飾やクセがないデザインで人気のリュック。
海外のファッションスナップでもよく見かける世界的に定番のアイテムです。
上で紹介したパーカーとは違ってロゴドン!ではないのがまた使いやすくていい感じ。
これ、完全に個人的なイメージですが
「アウトドア」「いやらしくないストリート」を取り入れたオシャレさんのバッグ→NIKE SB
みたいな印象を街で受けます。
「ちょっとだけストリート感を取り入れたい」というときも重宝するはず。
人気の色はブラックとオリーブの2トップ
どっちも迷う…
キャップ
被るだけで様になる「SBのキャップ」
キャップは似合う・似合わないがあるかもしれませんが
黒でツバが曲がっているこのタイプは本当にオシャレだなぁと思います。
黒キャップは意外とどんなコーデにも合わせられる便利アイテムなので、男女問わず人気が高い。
しかもかなり安い。
代表スニーカー
NIKE SBでは、
特に代表的なスニーカーが2つ
もちろん他にもSBシリーズはありますが、
今回は「誰でも使いやすい」という点で代表的な2つのモデルをご紹介したいと思います。
- 定番でいえば『ステファン ジャノスキー』もあるのですが、今回はあえて除外します!
ダンク (LOW)
SBシリーズの初代にして定番
「DUNK (ダンク)」
SBシリーズから初めて出たスニーカーが、
ダンクのLOWなんです。
元々はバッシュのダンクですが、
「NIKE SBの代表スニーカーを1足だけ選ぶ」
となったら、
まず間違いなくダンクが代表
例えば「NIKE SB オススメ」で検索しても、
必ずダンクがオススメされると思います。
それくらい「SBの顔」なんですね。
上で紹介したZOOM AIRの履き心地を含め、
初めてSBのスニーカーを買うならまず最初に候補に入れたいモデルです。
春夏新作 ナイキエスビー NIKE SB BQ6817 ダンク LOW プロ DUNK LOW PRO シューズ スニーカー メンズ
また、SBダンクはとにかく種類 (色) が多い!
インラインの他に毎年色々なコラボも出ているので、
カラーリングが超豊富な反面、画像検索すると面食らっちゃうかもしれません。
NIKEオンラインでは最新のモデルのみ販売されていますが、
カラーバリエーションや過去のモデルを探すときは楽天がオススメ。
定番だけあって、相当数出てきます。
気に入ったものがきっと見つかるはず!
ブレーザー
NIKEの元祖バッシュ、
不動のクラシックスニーカー
「blazer (ブレーザー)」
コンバースオールスターのように
今とは違う時代を感じさせるスマートなバッシュで、個人的にも大好きなモデル。
流行りに左右されないデザインなので
本当に潰れるまで履ける、いろんな意味でのタフ&ガイ。
高さ違いで「LOW」「CHUKKA」「MID」の3タイプがあるので、好みで選べるのも嬉しいところ。
ダンクほどではないですが、
ブレーザーもカラーバリエーションはかなり豊富です。
余談ですが、
このブログはコンバース『CT70』から来てくれるコンバース好きの人も多いと思うので、
そんな人に「SB blazer」は本当にオススメ。
シルエットがかなり近いので馴染みやすいはずです!
SBと通常版を実物で比較
では、同じモデルを
「SB版」と「通常版」で比較してみたいと思います。
残念なことに通常版のダンクを持っていないので、
代わりにエアジョーダン1と、ブレーザーで見ていこうと思います。
SB × AIR JORDAN 1 比較
まずはエアジョーダン1から見てみます。
通常版 (BRED) の方は使用感が出ていますが、
スニーカー自体の見た目ではやはり大きな違いは見られず。
うん、一緒ですね。
その中でも、
見た目で唯一異なる部分が。
シュータン (ベロ) に縫い付けられているタグのデザインが違います。
「NIKE」ロゴの下が
・通常版:AIR
・SB版:SB
どちらもプリントではなく刺繍で縫われています。
おっ!裏も違う!
通常版は文字が書いてありますが、
SB版は無地になっていますね。
ただ普段は見えない場所…。
ちなみに、エアジョーダン1は
シュータンの厚さが同じ。
SBダンクの場合は厚くなっているので、
モデルによっては変更しないタイプもあるようですね!
そして、
通常版とSB版で最大の違いが
『インソール』
SB版はインソールの取り外しができるんです!
正確にいえば、通常版も取り外すことができるはできるのですが、接着剤でくっ付いているので若干の “力技” みたいになってしまいます。
ベリッって。
対してSBはくっ付いていないので、
万が一クッションがダメになってもインソール自体を交換できるようになっています。
さすがプロ仕様。
ちなみに、
NIKEスニーカーによく使われるインソールでは
『ソルボライト
交換ではなく新品の状態から入れている人も多いので、ブログや動画で見たことがある人も多いかもしれません。
SB × blazer 比較
続いて、ブレーザー (MID) を比較してみたいと思います。
各部の色や素材が違うので少しわかりづらいですが、
デザイン面 (作り) で、
1つだけ明らかに違う場所があるので、写真を見ながらちょっと探してみてください!
色と素材が違うのでちょっとわかりづらかったかもしれませんが、
どうでしょう?気づいたでしょうか。
「高さが違う」
と思った方、、惜しい!!
というかそれも正解なのですが、
もう一つパッと見でわかる違いがあるんです。
それが
アッパーサイドの当て布
通常版にはサイド (外側) に長い三角形のような当て布がありますが、
SB版にはそれがありません。
コンバースの感覚でいうと
「あれ?逆じゃない?」って思うのですが、
ブレーザーに関しては【通常版】に当て布があるデザインになっています。
また、エアジョーダン1と同じく
シュータンのタグに「SBロゴ」
インソールも同じく取り外しができる仕様に。
比較してみた結果
タグのロゴや細部の違いはあれど、
一見すると見た目はほとんど同じ。
もし、はっきりとわかるSB特有の違いがあれば
普段使いしにくいと思う人も出てくると思いますが、
いい意味で「特別な主張」がないので、
スケボーラインだからと言って気負うことなくタウンユースで使うことができます。
違うのは見た目ではわからない『機能面』
よりクッション性に優れたSBなので
「通常版」と「SB版」の両方があるなら、ぜひSB版から探してみてください!
★ ↓海外限定モデルもあるのでオススメ↓ ★
まとめ
どこか1アイテムで使うも良し、
がっつりスポーツミックスにしても良し、
最近のNIKE、特にSBはファッション性が高いデザインを多く出しているので、他のブランドやUNIQLOなんかとも合わせやすく、選びやすいと思います。
今までスルーしていた人でもぜひ、選択肢に入れてみてください!