コンバース ハイカットの靴紐を変えるならコレ。長さの問題も解決!

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アスレティックシューレース

定番のローテクスニーカー『コンバース オールスター』

復刻チャックテイラー「CT70」の存在もあって、
最近はじわりじわりとコンバースの人気が再熱していますよね。

オールスターくらい定番になると、人と被るのはもう仕方がないのですが、
せっかくならちょっとアレンジして、他とはひと味違った雰囲気にしたい。ワタシは。

“紐の結び方・通し方を変える” って手もありますが、
結局履きづらくて元に戻す人は多いはず。

となったら

靴紐 (シューレース) を
質の良いもの”に変える

これだ…!

ということで、今回は小さなカスタマズ

長さや見た目も含め、
コンバースの靴紐を変えるならコレがオススメだよ

って内容をお届けしたいと思います。

タップできる目次

靴紐の交換で押さえておきたいポイント

オススメを紹介する前に、

靴紐を変えるなら、まず押さえておきたいポイントを簡単にまとめたいと思います。

好みもあるので参考程度に確認してみてください!

種類

まずは紐の種類、というか

靴紐の形は大きく分けて

・平紐 (ひらひも)
・丸紐 (まるひも)

の2種類があります。

左が丸紐、右が平紐
(スマホ表示では上:丸紐、下:平紐)

オールスターはどちらの紐でも合うので、どちらがダサいということは全くありません。

特徴として、

平紐の特徴

オーソドックスな形なのでどんな服装にも合わせやすく、失敗がない。
丸紐と比べると面積が多いので摩擦も多く、結び目がほどけにくい。

丸紐の特徴

線が細くなるのでスタイリッシュ。
逆に “線の細さ” を意識したコーディネイトをしないと足元だけ妙に浮いてしまう可能性も。
平紐と比べると摩擦が少ないので履き口を広げやすく、脱ぎ履きしやすい。

また別の機会に “コンバースのとにかくカッコいい履き方” 的な内容で細かく書こうと思っているのですが、
丸紐に関しては『失敗すると”ハム”みたいで不恰好』になるので、丸紐にする際は少し注意が必要です。

足の甲がこんな感じになるとマズい。

足の甲がハムみたいになると不恰好
足の甲がハムみたいになると不恰好

そして、意外と盲点なのが『紐の太さ』

色や長さもバッチリなのに、なんかイメージと違う…
と感じたら、違和感の正体は「紐の太さ」かもしれません。

意外と見落としがちなポイントです。

コンバースは縦長のスニーカーなので、
紐が太すぎると野暮ったく、細すぎるとチャラい (?) 印象になってしまうんですね。

とはいえ一概に「この太さが正解」というのはないので、
下で紹介する最高で最強の替え紐をぜひ参考にしていただきたい。

素材

紐の素材は

・ポリエステルなどの化繊 (混紡含め)
・コットン
・レザー

がメジャーなところ。

それぞれ良し悪しはありますが、
コンバース、特にキャンバスのオールスターであれば

100%コットン製がベスト

ABCマートや量販店など、どこにでも売っている通常のコンバース オールスターはポリエステル製の紐になっています。

逆に、通常ラインよりも上位の
メイドインジャパンやアディクト、USA版CT70の紐はどれもコットン100%です。

CT70のシューレース (紐)
CT70のシューレース (紐)

通常のポリエステル紐と比べ、見た目の印象もヴィンテージのように変わるので
よっぽどの理由がないようでしたら、コットンが断然オススメ。

素材とは少し違いますが、「蝋引き」されている紐というのもあります。

※蝋引き(ろうびき)とは:紐表面を蝋(ロウ)でコーティングしたもの。ツヤがあり耐久性に優れています

…が、コンバースにはちょっと重たいかも。そのため今回は除外します。

靴紐の色選びにルールというものはない。

…んですけど、『常識』というものはあるんです。

イシキ
「常識」っていうとちょっとトゲがありますけど、、「定説」的なイメージです

それはアッパーかソールの色と合わせる”ということ。

黒のコンバース
黒のコンバース

例えば上の黒いコンバースであれば、
黒か白 (キナリ) の紐にするということになります。

通常のコンバース (化繊の紐) は色が真っ白のため、
言い方が悪いですが安っぽくていかにも「新品です!」という感じ。

なので、キナリに変えるだけでもかなり印象が違ってきます。

キャンバス地のコンバースにおいて、
キナリは白の上位互換
くらいに覚えておくといいかもしれません。

明らかに違う色を入れてしまうと子どもっぽくなったり、ガチャガチャになって落ち着きがなくなってしまうので、
複数色のご利用は計画的に。

長さ (紐をどこまで通すか)

押さえておきたいポイントの最後は「長さ」

オールスター ハイカットの靴紐の長さは概ねで
「レディースサイズ」と「メンズサイズ」に分かれています。

概ね、なので厳密には靴のサイズによって違うのですが、

・レディースサイズ:(〜24.5cm) ⇒ 137cm
・メンズサイズ:(25.0cm〜) ⇒ 152cm

となっています。

紐を変える際は
まずはこの長さを目安に選ぶ感じです。

また、紐の長さは同じでも

ぎゅうぎゅうに締めて履くか、ゆるゆるにして履くかで
「長い / 短い」の感覚も変わってきます。

オールスター・メンズサイズの紐 (152cm) で、
ぎゅうぎゅうに締めて履く場合はかなり長く、余ってしまうのではないでしょうか。

ドクターマーチンのように余った紐を足首に巻いている人も多いですよね。

マーチンはがっつり「巻く派」です
マーチンはがっつり「巻く派」です

ただコンバースの場合、
マーチンと違って高さがないため歩いているうちに巻いた紐が上に上がってきてしまうので
実用面ではちょっと困りもの。

そういった場合は、
標準 (純正) サイズよりあえて10cm前後短めを選ぶといいと思います。

そして、長さとも関係するポイントで、

“紐をどこまで通すか”

好みといったら元も子もないですが、

『上の穴を一つだけ残して通す』
がオススメ。

上の穴を一つだけ残す
上の穴を一つだけ残す

全部の穴に通してしまうと、まず脱ぎ履きがしづらい。

さらに、足首が固定されてしまうので歩きづらい。

蝶々結びが上にくるので見た目 (バランス) が悪い。

…散々な言われようですけど。

逆に通す穴を減らしすぎると、
せっかくのハイカットのシルエットが崩れてしまいます。

細かいこだわりなので、「アナタはね!私は違う!」って場合もあると思いますが、
カッコ良く履くなら “穴一つ残し” がオススメ。

長さも最適!変えるならコレ。

説明が長くなってしまいましたが、

ここからが本題!

上で紹介したポイントを全て網羅した最高の靴紐をご紹介します。

アイキャッチ画像でネタバレしてますけどね!

【This is… / ディスイズ】の “ATHLETIC SHOE LACES”

All-Cotton Athletic Shoe Laces
All-Cotton Athletic Shoe Laces

This is…から出ているコットン100%の靴紐

『ATHLETIC SHOE LACES (アスレティック シューレース)』

\ 6点以上で送料無料 /

このアスレティック シューレース、

チャックテイラー時代に使われていた紐を”忠実に再現”したモデルなので

言ってみれば
コンバース オールスターを
ヴィンテージのようにカッコ良くするため” に生まれてきたような靴紐。

現行オールスターでも、復刻チャックテイラーでも、
交換するだけでヴィンテージライクにアップデートしてくれるまさに絶品です。

イシキ
…と絶賛していますが、 実はスニーカー界隈では超有名な紐で「当たり前」レベルのド定番なんです

生地が柔らかく、少し荒いコットンを使用しているので、
履き続けることによるエイジングが楽しめるのがまた憎い。

編み込みを拡大してみます
拡大するとこんな感じ

長さは3つの展開があり、

32インチ (約81cm)   ⇒VANSやデッキシューズなど
45インチ (約114cm) ⇒ローカットスニーカー
54インチ (約138cm) ⇒ハイカットスニーカー

となっています。

コンバースのローカットであれば45インチ、
ハイカットであれば54インチがベストな長さ。

また、紐の太さが絶妙で、

紐そのままの太さは約8mm
引っ張ると約6mm

と、2mmほど細くなります。

左:引っ張った状態 右:そのままの状態
左:引っ張った状態 右:そのままの状態

2mmなのでかなり微妙な差ですが、
この差が全体のシルエットの印象を大きく変えるんです。

大げさに言えば、紐を通しただけで履いていない状態より、
紐をしばって (引っ張って) 実際に履いた状態の方が美しいということ。

この記事を書いている現在ではAmazonでの取り扱いはないようなので、
画像下に取り扱いショップの青いボタン型のリンクを貼っておきますね。

また、
全サイズ「黒」と「キナリ (ナチュラル)」の2色展開なので、
気分や季節によって交換できるのがとてもいい。

  • 素材 ⇒ コットン100%
  • 色 ⇒ 黒 (ブラック)・キナリ (ナチュラル)
  • 太さ ⇒ 6mm
  • 長さ ⇒ 138cm (※ローカットは114cm)

上で紹介した
「コンバースの靴紐で押さえておきたいポイント」を全て網羅した
まさにコンバースのための靴紐です。

このクオリティで全サイズ700円なのは個人的には超嬉しい。

今回、ハイカット用に
黒とキナリを1つずつ、ともに54インチを購入しました。

百聞は一見に如かず、ということで
どんな感じになるのか、実際に交換した結果をどうぞ!

黒に変えるとこんな感じ

まずは黒のシューレースに交換してみます。

靴本体はCT70のスエード・ブラック。

純正の紐
純正の紐

上の写真が純正紐の状態。

明るく撮影しているので紐が白っぽく見えますが、
実際は薄いキナリになっています。

これを黒に交換すると…

黒に交換
黒に交換

こうなる。素敵!

ほとんど真っ黒になるので、印象がだいぶ変わりましたね。

昔、Nハリから出ていたチャックテイラーみたい。

黒の配分が増えるので全体的に締まりがでて、ちょっとラグジュアリーな雰囲気に。

アッパーが黒なので、
黒紐に交換するだけで少しドレスに寄せることができます。

比較
比較
比較
比較

比較すると、白 (キナリ) の方がカジュアルな印象なのがわかると思います。

このコンバースは最初から黒紐に変えるつもりだったので、
想像通りで大満足。

黒のコンバースの紐はどちらの色も使いやすくクラシックなため、
「秋冬は黒」「春夏はキナリ」といった感じで季節ごとに交換していこうかなと。

\ 6点以上で送料無料 /

キナリに変えるとこんな感じ

続きましてキナリのシューレースに交換。

こちらはメイドインジャパンのパープルを交換してみたいと思います。

純正の紐
純正の紐

上の写真が純正の紐。

メイドインジャパンの紐も素材はコットンなのですが、
CT70とは違い、色がかなり真っ白に近いんです。

これがどうにも気に入らず、キナリに変えたかったんですね。

で、交換すると…

キナリに交換
キナリに交換
生成りに交換
キナリに交換

こうなります。

…ちょっとわかりづらいかな。

並べて比較してみます。

向かって左:キナリ 右:純正
向かって左:キナリ 右:純正
左:キナリ 右;純正
左:キナリ 右;純正

どうでしょう、

ちょっとヴィンテージ感が増した感じがしませんか。

シューレースの違い

全く興味がない人や、遠目から見れば些細な違いなんですけど、
やはり見た目がヴィンテージっぽくなるのはいい。

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長さと色味の違い

長さと色味はどれくらい違うのか。

測ってみました。

各コンバース紐の長さ
■アスレティックシューレース:約138cm

■現行オールスター(メンズ):約152cm

■メイドインジャパン:約144cm

■CT70:約167cm

比べて見ると、CT70が一番長く
アスレティックシューレースが一番短いのがわかりますね。

これでやっと、みんなの足首グルグル問題から解放されるはず…。

また、色味の違いはこんな感じです。

左:メイドインジャパン 真ん中:アスレティックシューレース 右:CT70
左:メイドインジャパン 真ん中:アスレティックシューレース 右:CT70

左から、
メイドインジャパン純正・アスレティックシューレース・CT70純正

となります。

iPhoneやタブレットなど、見るデバイスによって色味は多少異なると思いますが、
メイドインジャパンが最も白く、アスレティックシューレースが最もキナリ。
その中間くらいの濃さでCT70といった感じです。

現行オールスターの場合、
メイドインジャパンよりさらに白いので、アスレティックシューレースに交換して一番メリットがあるのは現行オールスターかもしれないですね。

コンバースの靴紐│まとめ

アスレティックシューレース

コンバース・オールスターのベスト替え紐
『This is…』の”ATHLETHC SHOE LACES” のご紹介レビューでした!

実は最初、スニーカー靴紐で有名なゲタバコと悩んだのですが、
実物を見るとコンバース (特にCT70) にはアスレティックシューレースの方が絶対合うと確信しまして。

風合いとか太さとかね!

同じ定番でいうと、
スタンスミス “RECON”の紐はゲタバコの方が好みかも。
⇒ STAN SMITH “RECON” (スタンスミス リーコン) のレビュー!これこそ大人のハイエンドモデル。

コンバースに限らず、靴紐を変えた際はまたレビューしたいと思います!

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アスレティックシューレース

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