近年、これまでにも増して足元の覇権を握っているスニーカー。
バレンシアガのトリプルSをはじめとするダッドスニーカーから、OFF-WHITE × NIKEの「THE TEN」、不動の人気を誇る定番コンバースまで、
フットウェアのほとんどがスニーカーの独壇場といっても本当に過言ではなくなってきました。
どうやらこのスニーカーブーム、根掘り葉掘り調べてみるとITの聖地「アメリカ・シリコンバレー」も火付けの一因。
わかりやすい例で言うと故スティーブ・ジョブズ ( Apple) やマーク・ザッカーバーグ ( Facebook) 、サティア・ナデラ ( Microsoft)、サンダー・ピチャイ ( Google) などなど、
「現代の出来る人」は革靴ではなくスニーカーを履いている という流れ。
なるほど。確かにスニーカー通勤OKな会社も増えてきていますもんね。
「オフィスカジュアルで使えるスニーカー」とかよくニュースで目にします。
オン・オフ関係なく、スニーカーの需要が高まってきているんですね。
ということで、
スニーカー大好きな人も、そうでない人も、知っておいて損はない!
それぞれリンクも貼っているので、よかったらスニーカー選びの参考にしてください。
ではさっそく、
2018年版 アメリカで売れた人気スニーカーベスト10をご紹介。
やっぱり。あのブランドの一強時代
ファッションが好きだったり、スニーカーが好きな人は薄々勘付いているかもしれませんが、
トップ10で見ると圧倒的な強さを誇るブランド、
それが “NIKE” です。
先にネタバレしてしまいますが、
10つのスニーカーのうち、9つがNIKE。
「NIKEグループ」で見ると、10つ全てNIKEです。
日本、特にワタシの場合渋谷で見る限りはadidasやPUMAなど、他のブランドも同じくらい履いている人がいる印象でしたが、アメリカではこんなに差があったんですね。
さっそく、10位から見ていきたいと思います。
また、今回はアメリカのスポーツアナリスト「マット・パウエル」氏 (@NPDMattPowell) のデータを参考にしています。
第10位
フレックス コンタクト
メンズもありそうなのですが、NIKE.comでは現在見付からず。
代わりに「フレックス ラン」というモデルがあります。
ワタシはランニングシューズに「フリーラン」というモデルを使っているんですけど、このフレックスシリーズは全く知りませんでした。
ちょっと気になる…。
ジムとかに良さそうです。
第9位
エアフォース1 LOW
やはり。
定番のエアフォース1がランクイン。
年齢、服装問わず履きやすい、1足あると何かと便利なエアフォース1。
流行り廃りのないスニーカーなので、
「持っているけど履かない」なんてことがない永遠のスタメン。
個人的にエアフォース1は
「白・ローカット」が最強だと思っています。
第8位
エアジョーダン9
カッコイイですね。
「9」は1993年に登場したエアジョーダン。
ちょっと変わったモデルで、バスケットコートではなく、野球場 (MLB) で登場したエアジョーダンになります。
理由は、マイケル・ジョーダンがバスケから野球へ転身したから。
今改めて考えてもすごい話です。
第7位
レボリューション4
“履きやすく動きやすい” といった使い勝手の良さからランニングシューズはさすがの人気ですね!
レボリューションは比較的安価なスニーカーなんですが、NIKE.comにはすでに姿がないモデル。
でも大丈夫。オンラインではまだ販売している店舗も多いみたい。
第6位
コンバース:オールスター
第6位にコンバースがランクイン!
唯一のNIKEではないスニーカーです。
定番中の定番なので、もはや説明不要ですが
個人的に通常のオールスターではなく、CT70やADDICT (アディクト) といったハイラインがおすすめ。
通常モデルより少し高いですが、断然シルエットがかっこいい。
迷ったら絶対にハイラインを選んだほうがいいと思います。
長持ちするし、後悔しないので。
コンバース チャックテイラー’70復刻 三ツ星 First String ハイカット
第5位
エア ハラチ
2015年あたりから話題になったので知っている方も多いかもしれません。
メキシコの「ハラッチ」という伝統的なサンダルがモチーフになっていて、特徴はとにかく履きやすい。
今でいうスリッポンのような感じです。
写真だとわかりづらいですが、シュータン (通称ベロ) とアッパーが一体になっているためフィット感が抜群。
足が包み込まれるように計算されていて、靴の中で足がズレないんだそうです。
なんとなくですが、日本より海外での人気が高そう。イメージで。
第4位
エアマックス 270
確か2月リリースだったのですが、NIKEはこのエアマックス270一色になっていましたね。
これまでのエアマックスシリーズと違い、「ライフスタイルに特化したエアマックス」というコンセプトになっているので、
丸一日歩き回っても疲れないらしい…。
「空気の上を歩く感覚」と公式が謳っているくらいです。
当時は発売10分で完売だったのですが、今なら買える!
第3位
エアジョーダン 1 HIGH OG
今年に入っても……というより、
ジョーダン 1の人気が冷めることはまずないと思います。
スラムダンクでは桜木が履いていたり、熱狂的なコレクターがいたり、転売屋が買い漁ったり…
今でも見劣りしないほぼ完璧なデザインなので、販売する限り人気は間違いなく続きます。
ただ、もう少し買いやすくなれば本当に嬉しいんですけどね…。
サイズ感や履き心地など、
下の記事もよかったら参考にどうぞ!
第2位
エアジョーダン 11 LOW
「11」以前のエアジョーダンと違い、
マイケル・ジョーダン本人が「フォーマルなデザインのシンプルなシューズが欲しい」と希望したことで生まれたエアジョーダンだと言われています。
確かに、バッシュとしてはシンプルに見えるかも。
これ以降のエアジョーダンシリーズはさらにシンプルになっていきます。
アメリカで2011年に復刻がリリースされたときは「発泡」「店舗破壊」「逮捕者が出る」などなど、調べると恐ろしいワードが列挙されていますね…。
第1位
タンジュン
…知らない。
全く馴染みがない。
みんな知っているんでしょうか。
「あー!やっぱりタンジュンね!」ってなるんですかね。
英語で「TANJUN」と書くのですが、なんと日本語の「単純」から。
名前の通り、シンプルを極めたスニーカーになっています。
さらにスゴいことに、メンズ・レディース以外にも「キッズ」「ベビー」サイズまで展開しているんです。
やっぱりなんだかんだ言って “シンプルは正義” なのかもしれないですね。
誰でも履きやすいスニーカーが一番売れてるわけで。
しかしながらこのタンジュン、シンプルが故にコーディネイト次第ではかなり化けるんじゃないかとも。
「あえてタンジュン」という使い方をしている人が必ずいるはず。
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まとめ
日本ではなく、アメリカで売れているスニーカーをまとめてみました。
全体的にシンプルなデザインのスニーカーが多かった印象です。
タンジュンにはびっくりしましたけど。
アディダスが入っていなかったのも驚きでした。
ここ数ヶ月でアディダスがランクインしなかったのは初めてらしいです。それくらい強いんですね、NIKEさん。
アメリカで売れてるからなんだって言われればそれまでですが、
よかったらスニーカー選びの参考にしてください!
ワタシは「ハラチ」と「エアマックス270」が気になります…