物撮りをするとき、だいぶお世話になっているVemicoのNP-F970互換バッテリー。
今まで2つのバッテリーをビデオライトと外部モニターの両方で使いまわしていたので、そろそろもう一つ追加したいと思いまして。
なんの疑いもなくリピートしようと思ったところ、Vemicoはずーっと売り切れ。
仕方ない。
改めてNP-F970の互換バッテリーを調べ直すと、
あら…?なんか進化してる。
- バッテリー残量ディスプレイ
- USB-C対応
どちらもよく見る機能だけど、こと『NP-F970互換バッテリー』には意外と搭載されていないんです。
これがまぁー便利!
今回はかなりニッチな機材の紹介ですが、
普段NP-F970を使っている人や対応した機材を使っている人へ
バッテリー残量ディスプレイ・USB-C付きのNP-F970互換バッテリーについてご紹介したいと思います。
従来の互換バッテリーよりほんの少しだけ価格が高いけど、
昨日までなんの疑いもなく使っていたNP-F970互換バッテリーにはもう戻れないかも。
NP-F970互換バッテリー
まずは簡単に、バッテリー自体の性能・スペックをおさえておきます。
Powerextraバッテリーの外観とスペック
- バッテリータイプ:リチウムイオン(Li-ion)
- バッテリー容量:10050mAh
- 電圧:7.4V
- 重さ:約330g
- 入力:USB-C、MicroUSB (7.4V)
- 出力:USB-A (5V)
- 安全規格:PSE認証取得済み
今回追加したのは『Powerextra』の互換バッテリー。
2022年の7月発売なので、NP-F970互換バッテリーの中では比較的新しい商品となっています。
外観はこんな感じ。
バッテリー本体の見た目こそ従来品と同じですが、特徴的なのはやはり上部のディスプレイ。
ディスプレイにはバッテリー残量の他、
電圧、充電時には「IN」出力時には「OUT」が表示されます。
ディスプレイは常時表示されているわけではなく、ディスプレイ下の○ボタンをタッチすることで数秒間だけ表示。
たぶんディスプレイ表示するのに大した電力は使っていないと思うんですけど、基本は消灯していることで “無駄に電力を使わない感” がなんとなく気持ちいい。
バッテリー容量は10050Ahの大容量。
※SONY純正は6300mAh、Vemicoは7800mAh
これだけの容量があれば充電する回数は減るし、複数バッテリーを持ち運ぶ場合も荷物を減らすことができるはず。
従来の互換バッテリーと比べて純粋にコスパがいいんですよね。
ちなみにちゃんと2個セットもあるので、お財布に余裕のある方はセットのほうがお得。
便利になった2つの特徴について
なんだかんだいってもバッテリーなので、
「これはイノベーションだ」ってレベルの話ではないんですけども、それでもやっぱり
- バッテリー残量ディスプレイ
- USB-C対応
この2つは確実に便利。
なんでしょう、
地味に見えるけどめっちゃ気が利くタイプの子。
みたいな。
少しだけ紹介させてください。
視認性の良さ『バッテリー残量ディスプレイ』
『バッテリー残量の確認』という点では、今まで使っていたVemicoでもランプで確認することができました。
が、
パッと見でわかる視認性の良さではディスプレイに軍配が上がります。
表示領域の広さはもちろん、スマホだったりゲーム機だったり、人類は完全にディスプレイ表示に慣れてしまっているのです。
今までは全っ然気にしていなかったのに、ディスプレイ式を使っちゃうと「ランプって明るいところだと見にくいな」なんて思っちゃったり。
瞬時に把握できる安心感というのは正義ですね。
ついにケーブルを統一できる!『USB-C』ポート
今までのNP-F970互換バッテリーって、なぜかずーっとマイクロUSB充電が多かった印象なんですが、
待望のUSB-C充電。
これでやっとケーブルをType-Cで統一できる…!
一応、しぶとく残ってはいるんですけどね。
USB-Aの出力ポートも備わっているので、簡易版モバイルバッテリーとして運用することも可能。
さようなら、Micro-USB。
便利に進化したNP-F970 互換バッテリー│まとめ
進化したNP-F970互換バッテリー『Powerextra』のレビューとご紹介でした。
なんていうか、派手さはない。
けどこういうアイテムが「縁の下の力持ち」だったりするんですよね。
プロではないので参考になるかわかりませんが、これからもブログで使っている機材を少しずつ紹介していこうと思います。