こんにちは、イシキ (@isiki6) です。
ファッションや容姿よりも、
直感的に「お洒落だな、落ち着くな」と感じさせてくれる “香り”
人に限らず、お店に入ったときにも「この匂い好きだなぁ」と感じる人も多いと思います。
ワタシも思い入れの強い香りがありまして、
それが『サンタマリアノヴェッラ』のポプリ。
以前アパレルのお店に勤めていたのですが、
そのお店ではサンタマリアノヴェッラのポプリの香りがかなり有名だったので、ご存知の方も多いかもしれません。
最近だとYAECA (ヤエカ) さんの香りとしても有名ですよね。
お店を辞めてだいぶ時間が過ぎましたが、
この香りだけは今もやめられない魅力があります。
そんなサンタマリアノヴェッラのポプリについて、
香水と香草の2つの使い方・楽しみ方をご紹介したいと思います。
- ポプリの使い方・保存方法
- 容量と持続力
- 香水と香草の使い方を比較
すでにポプリの香りが好きな方、でなくても、
ブランド系の香水が苦手だったり、
お部屋の空間演出がしたい方もぜひ!
世界最古の薬局『サンタ・マリア・ノヴェッラ』
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は
イタリアのフィレンツェを発祥とする
癒しの思想を起源とした “世界最古の薬局”
その歴史はなんと800年。
日本で言えば鎌倉時代ですね…
800年間も変わらず愛されている香りというのもロマンがあって素敵です。
長い歴史のあるブランドなので、
公式サイトの説明でも
「当時の記録によると」
「〇〇と記されています」
という具合に、ほとんど古典レベル。
現在においても
- 歴史と伝統のレシピ
- 天然栽培の草花を使った最高品質の原料
- 一切の動物実験を行わない
- すべての製品で細部に渡る厳しい審査
など、作られるプロダクト1つ1つを徹底的にこだわり、他と比べても生産数が極めて少ないことと引き換えに圧倒的なハイクオリティで生産されています。
そのいった背景からも
「香りの芸術・癒しの芸術」
と称されるほど「芸術品の域」なんですね。
代名詞的な人気の「ポプリ」
サンタマリアノヴェッラの代名詞といえば、
やはり1番人気の高い「ポプリ」
ポプリとは:匂いのよい花や葉などを乾燥させ混ぜ合わせたもの
サンタマリアノヴェッラのポプリは
フィレンツェの丘で自然に生育する植物の小果実、葉、花びらをミックスし、独自のエッセンスに漬け込んだ伝統の製法。
100%天然素材なので、いわゆる芳香剤のようなキツい香りではなく、
「スパイシーで上品な独特の香り」
として
日本…というよりも世界的に愛されている人気の香り。
また、男女関係なく好まれる香りなので、
自分用のルームフレグランスとしてはもちろん、
プレゼントやギフトにも喜ばれる定番品となっています。
…とは言っても、
「匂い」ばっかりは文章だけでは伝えきれない…
語彙が乏しくて非常に申し訳ないのですが、
イメージで言うと
“センスのいい雑貨屋さん、
アパレルのショップで漂ってそうな
オシャレな香り”
…超抽象的なんですけど、
あながち間違えでもない…はず…。
ポプリの香りだけで
部屋が一瞬でオシャレな空間に演出されるため
まさに “嗜好品” & “至高品”
サンタマリアノヴェッラ・ポプリの使い方
ここからは肝心の使い方について。
使い方といっても、
ポプリを容器に入れて、
好きな (香らせたい) 場所に置くだけ
…なんですが、
実際に試した経験則を踏まえて少し深掘りしてみようと思います。
容量と持続力
サンタマリアノヴェッラのポプリは
・70g (ポプリボックスS)
・100g
・150g (ポプリボックスM)
と容量別に3つのバリエーションで販売されていて、レギュラーサイズは100g。
グラム当たりで計算すると150gが一番お得なので、
ワタシは毎回150gを購入しています。
また、使う量と持続力に関して、
・1回:大体30g〜50g
・持続期間:150g、1袋で6ヶ月〜1年
※香りの強さや好み、置く場所によっても違います!
くらいは香りが残るので、
持続力はかなり高い。
しっかり香る強さで1袋1年持つのはコスパ的にも上々。
100gで1年以上持つ人も多いと思います。
また、香りが薄くなったなと感じたときは、
ポプリを軽く混ぜる (振ったり揉んだり) と、また香りが復活します!
ポプリポットor広範囲に香る「器」もオススメ
次は入れ物、容器について。
ポプリを入れる入れ物として、
一応専用の「ポプリポット」というモノが出ています。
上のポプリポットはサンタマリアノヴェッラから出ている純正のポットですが、
実際、
ポプリさえ入れば、入れ物は何でもOK。
むしろ、インテリアや好みに合わせた方が
ビジュアルとしても楽しめると思います。
特に「器」や「お皿」は
ポプリの表面積が多いため、広範囲に香りを拡散してくれるのでオススメ。
ショップなどでもポプリポットではなく
器やお皿に入れていることが多いですよね。
最近、ポプリの入れ物として
アンティーク調のオシャレなお皿
よかったらイメージ参考に読んでみてください!
特徴まとめ
ポプリポットは
蓋がついているのでホコリが付きにくく、香りが (気持ち) 持続しやすい。
反面、空気の出口が小さいので香りが拡散しにくい。
「器」や「お皿」は
ポプリの表面積が多いので香りが広範囲に拡散しやすい。
反面、ホコリが付きやすい。
ポプリの保存方法
1度で使い切れなかったポプリは
袋の口をキツく縛って、ジップロックに入れて置くと匂いが飛ばずに保存できます。
サンタマリアノヴェッラのポプリは
ドライではなくウェットなので、できるだけ涼しいところで保管してあげてください!
また、香りがなくなったポプリも、
捨てるのではなく、上から新しいポプリを足していくのがオススメ。
上の写真で150g (ポプリボックスM) の量。
サンタマリアノヴェッラ・ポプリの香水
ポプリの「香水」も全く同じ香り。
※正確には「オーデコロン」
同じく天然由来の成分なので、
いわゆる “ブランド系の香水” が苦手な人でも「これなら大丈夫」という人も多いのではないでしょうか。
もちろん絶対ではないですが…。
おうちの香りの延長線のようなイメージなので、外でも香りを楽しみたい人にはうってつけ。
香りはもちろん、ボトル自体もすごくオシャレなのでインテリアとしても可愛い。
また、サンタマリアノヴェッラの香水は
一般的な香水と違い、スプレータイプではなく、1滴1滴出すタイプ。
最初は面倒臭いかもしれませんが、
量を調整できるので、TPOに合わせて香りの強さをコントロールできるんですね。
唯一欠点は
最後の数滴が出しづらいこと…
こんな時のためなのか
結局、スプレーキャップも純正品で出ているのでちょっと安心。
ルームスプレーとしても使える
ここからはスタッフさんに聞いた話。
「香草のポプリ」は空間全体に香りが広がるため、
部分的に香らせたいときは香水を使う人が多いそうです。
例えば、
・乗り物酔いしやすい人はハンカチに
・冬のマフラーやマスクに
・来客があるとき一時的に
という使い方も多いんだとか。
なるほど。
アロマオイルとも似ていますね!
注意点
ポプリの香水を使う際の注意点として、
白系の生地に直接付けるのはやめた方がいいとのこと。
香水自体が透明ではないので、
生地に色が付いてしまう可能性があるそうです。
そんなときは空中にひと吹きでOK。
ほのかにいい香り!
手軽に楽しみたい方は香水タイプから初めてみるといいかもしれません!
まとめ
サンタ・マリア・ノヴェッラ、
2つのポプリのお話でした。
「香り」は脳に直結してることでも有名で、
五感の中で一番リラックス効果が高いなんて言われていますよね。
「癒しの芸術」なんて言われちゃったら
もうリラックス効果も5倍くらいになりそう。
よっぽどトラウマ的なことが起きない限り、
ワタシは多分一生好きな香りだと思います。
もちろん好みは人それぞれですが、
「YAECAの香り好き!」とか
「ブランド香水はなんか合わない」
なんて人はぜひ、ポプリも選択肢に。