ヘインズ・ビーフィー (Hanes BEEFY) の『別注』到着!オリジナルとサイズ比較。

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Hanes BEEFY (ヘインズ ビーフィー)が
さらにアップデート…!

白T、無地Tの王様
むしろ “神様” というほど評価されているヘインズのビーフィー (Hanes BEEFY)

昔から人気があったとは言え、
着やすさ、品質、ビッグシルエットの流行によって、ここ数年は若者からおじさんまでとにかく人気。

一応どこでも買える定番アイテムのはずですが、オンラインショップでは完売しているところもあるくらい。

そんな定番のビーフィー、数あるコラボや別注が出ている中、

ユナイテッドアローズ・ビューティー&ユースが
“完全オリジナルパターン” で別注!

オリジナルを崩さない品のいいワイドシルエットで登場したんです。

概要については下の記事でぜひ!

この記事を書いた後、再再入荷があったようで在庫補充。
今はまだ在庫がありますが、またも徐々にサイズ欠けしている状態。

ワタシもやっと手元に届いたので、
オリジナルと比較しながらレビューしたいと思います!

正直な感想ですが、

別注であるのが勿体無い…

タップできる目次

B&Y 別注「ワイドシルエット」の違いは “ヨコ幅”

B&Y 別注BEEFY

B&Y別注で、オリジナルとの一番大きな違いは「シルエット」

肩幅と身幅 “のみ” 広げ「ワイドシルエット」になっていることです。

オリジナルとどれくらい違うのかは下で紹介したいと思いますが、
今回の別注は完全オリジナルパターンとなっているので
「色違いが出ただけ」とか「ネームタグがWネームになっただけ」とか
そういったものではなく、シルエットのカタチ自体からそもそも違うんですね。

ヘインズTシャツの中でもビーフィーは比較的大きめなので、
赤・青パックなどと比べると最初からビッグシルエットは作りやすいのですが、

ビッグシルエットの中でも、とりわけ肩を落とすようなワイドシルエットを作ろうと思うと、2サイズアップくらい必要となります。

イシキ
“ドロップショルダー” ってやつですね

ここで難点なのが

サイズを上げると着丈 (縦) まで大きくなってしまうこと

ビッグシルエットが流行っているとはいえ、
全身のバランスを計算しないと「あれ?サイズ間違えてない?」ってことになり兼ねないのです。

別注BEEFY

しかし今回の別注ビーフィー、

着丈は変えずに、肩幅と身幅のヨコ幅 “のみ” 広げたことで、
バランスの良いワイド感と適度なドロップショルダーが出るようになっています。

これを1から他で探すとなると結構大変。
さすが老舗。

・オーバーサイズっぽいビッグシルエットで着たいなら「オリジナル」

・ヨコ幅だけを大きくしたワイドシルエットで着たいなら「別注」

といったように、
その日の気分で選べるので “同じ物であって別物” という使い勝手のいい別注品となっています。

ぜひ定番として続けて欲しい…。

生地感と透け

ビーフィーと言ったら「ヘビーウェイト生地」

オリジナルと同じように、白Tであっても全く透けません!

シルエットは違えど生地は同じなので、
ユニクロなど普通のTシャツと比べると「ちょっと厚手」くらいのゴワつかない生地感。

もちろん丸胴やタグレスなど、細部の作りも一緒です。

首元もタグレス
首元もタグレス・トリコロールカラー

サイズ

オリジナルと別注、数字で見るとどれくらいサイズが違うのか

公式のサイズ表で確認したいと思います。

注意!
あくまで「公式のサイズ表」なので、実物は多少なりとも個体差があるはずです!

サイズ表

【サイズ表】上:オリジナル 下:B&Y別注
【サイズ表】上:オリジナル 下:B&Y別注

上がオリジナルビーフィー、下がB&Y別注のサイズ表になります。

順番に違いを見て見ましょう。

  • 着丈:ほとんど変わらず。LとXLに関しては短くなっています
  • 肩幅:全サイズともに、約2〜3cm大きくなっています
  • 身幅:全サイズともに、約2〜3cm大きくなっています
  • そで丈:全く変わらず

数字で見ても、肩幅・身幅の違いが顕著に出ていますね。

オリジナルと別注を実際に比べてみるとわかるのですが、
この「2〜3cm」というのが絶妙なところで、

おそらくビーフィー本来のシルエットバランスを崩さずにいられるギリギリのライン。

これ以上、ヨコ幅を大きくしたらただダラシなく、
これ以下だと違いがあまり出ないのではないかと思います。

ビューティー&ユースの商品説明でも

両脇に縫い目の無いTUBE BODYはそのままに、よりワイドなシルエットにアレンジ。
更にショルダーラインから袖山ラインをフラットに保ち、着用時よりきれいでモダンなシルエットを構築。
袖口・裾のヘム巾を30mm巾にすることで、よりウェイト感を保ち、1枚着としての着応えを演出。
シンプルなTシャツですが、ミリ単位での調整を行いきれいなシルエットを実現しています。

引用:BEAUTY & YOUTH

と書かれている通り、
肩の落ち方についてかなりこだわっているのがわかります。

洗濯後の縮み

このブログでTシャツレビューをするときは
ほぼ、この「洗濯後の縮みレビュー」を行なっているくらい定番のコーナー (なんです)。

毎回同じことを言って恐縮ですが、

サイズ感といったら、洗濯後の方が重要。

洋服は「着ては洗って」を繰り返すので、
新品のサイズよりも洗濯後のサイズの方が、実際は大事。

洗うとどれくらい縮むかによってサイズ選びも変わってきます。

…ということで、さっそく実物を洗濯するとどれくらい縮むのかを確認したいと思います。

今回ワタシが購入したのは「白:Mサイズ」と「黒:Lサイズ」
※個人測定なので、洗濯の仕方や、洗濯機の水温によっても縮み具合は変ります!

洗濯後のサイズ (縮み)
洗濯後のサイズ (縮み)

…あれ?

結構縮んでない??

オリジナルビーフィーの縮みで、身幅は割と縮むっていうのはわかっていたんですが、

着丈がMサイズで5cmも縮んでる…。

「生地が違うのか?安物なのか!?」って疑りたくなるかもしれません。

が!

実は原因はわかっているんです。

“多分” ですが、原因は洗濯機の水温

別注BEEFY

今年、マジで異常に暑いじゃないですか。
うちだけかもしれませんが、水道をひねると “お湯” くらいの温度で水が出るんですよ。

もちろん、洗濯機の水も。

コットンは熱に弱いので、
お湯を使って洗濯したり、乾燥をかけたりといった「熱」を加えると縮みやすいんですね。

脱水が終わって洗濯機から取り出すとき、あまりにヌルいので「…あれ?」とは思ったんですけど、やっぱり縮んだか…。

ちなみに、同じように洗濯したチャンピオンのT1011も若干縮んでいたので、絶対ではないですが、99%コレが原因だと踏んでいます。

オリジナルビーフィー とサイズ感を比較

お待たせしました。

ビーフィーファンにとって一番気になるのが「オリジナルビーフィーとの違い」

サイズ表の数字で違うのはわかっても “実際” どれくらい違うのかが気になりますよね。

今回は手元にあるMサイズ同士・Lサイズ同士で重ねて比べてみましたので、
よかったら参考にしてください。

その前に一つ、小さな違いをご紹介。

【タグの違い】左:オリジナル 右:別注トリコロール
【タグの違い】左:オリジナル 右:別注トリコロール

上の写真

左がオリジナルのビーフィー、右がB&Y別注のビーフィーなのですが、

別注はトリコロールカラーのプリントタグになっています。

90年代ボディのタグだそうで、ブルーが鮮やかでいい感じです。
着ちゃえばわからない違いですが、男はこういうの弱い。
あと、着るときにパッと見でわかったり。

別注ビーフィー:MとLの違い

では、まず別注ビーフィーのMとLを重ねて比べてみます。

下:Lサイズ 上:Mサイズ
下:Lサイズ 上:Mサイズ

下の黒がLサイズ、上の白がMサイズになります。

ヨレや歪みで若干のズレはありますが、
見た感じは本当にちょうど1回り違うという感じ。

Tシャツの上部 (肩のライン) で合わせているわけではなく、中心で合わせています。

左右で大体1〜2cmほどの違い。

イシキ
ブログにアップすると写真の色がなんか変だぞ…

Mサイズ同士の違い

下:別注ビーフィーM 上:オリジナルビーフィーM
下:別注ビーフィーM 上:オリジナルビーフィーM

下が別注ビーフィーのMサイズ、上がオリジナルビーフィーのMサイズになります。

こうやってみるとオリジナルの方がくすんできていますね。

大きく違うのがやはり身幅。
袖が長いように見えるのは肩幅が大きいからで、相対的に首元から袖までが長くなっています。

身幅は左右約2cmずつ、両方で約4cmほどの違い。

身幅の違い
身幅の違い

肩幅は作り (というかライン) が若干違うので厳密に比較することが難しいのですが、
無理やり直線状に合わせるとすれば、同じように左右約2cmずつ、両方で約4cmほどの違いでした。

肩幅の違い
肩幅の違い

Lサイズ同士の違い

下:別注ビーフィーL 上:オリジナルビーフィーL
下:別注ビーフィーL 上:オリジナルビーフィーL

Lサイズは色が違うので白よりわかりやすいですね。

Lサイズは1回り半くらいワイドになっている感じで、Mサイズより違いが顕著に出ている印象です。

身幅・肩幅ともに左右約3cm前後、両方で約7〜8cmほど違いがありました。

ただ、着丈はほとんど変わらず。
というか、オリジナルの方が1cm弱くらい長い。

Lサイズをハンガーに掛けると、肩のラインが落ちているのがハッキリわかります。

ドロップショルダー
ドロップショルダー

やり過ぎていない、ちょうどいい綺麗なバランス。

これだけでも1枚買っておいてよかったと思えるほど。

別注ビーフィーの惜しい点

個人的に思う、別注ビーフィーの惜しい点が3つ。

  • パック売りをしていない
  • ポケットTシャツがない
  • コスパがちょっと悪くなった

3つとも仕方がないことなんだと思いますが、ちょっと残念。

パック、ポケTの展開もあれば嬉しかったかなと。

それと、コスパ。
ビーフィーは「あの品質でこの価格」というのもアドバンテージだったので、価格が上がることでなんというか、普通になった感じ。
コスパが悪いというより、普通に近づいたという方が正しいのかも。

シルエット自体から別注をかけているので、色々と大人の事情があるんだと思います。
そもそもビーフィーのコスパが異常というのもありますが。

でもね、
このビーフィー、お世辞抜きで大満足ですよ。

関連記事

オリジナルビーフィーの記事 →

カラー展開など、アローズ別注ビーフィーの詳細 →

ヘインズ・ビーフィー『別注モデル』│まとめ

別注BEEFY

ビューティー&ユース別注、ヘインズ・ビーフィーのご紹介でした!

冒頭にも書いたんですけど、
定番アイテムとして今後も販売して欲しい…。マジで。

その日の気分に合わせてオリジナルと使い分けができるので本当に便利なんですよ。

1枚あるだけで幅を広げてくれる絶品Tシャツなので、
品薄・完売になる前に、今年の1枚にぜひ!

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