こんにちは、イシキ( @isiki6)です!
最近楽しみを覚えてしまった
「白背景での物撮り」
SNSにアップする写真だったり、
メルカリ出品の写真だったりと、
「物撮り」というものがかなり日常的になってきている気がします。
ただ、自宅で物撮り撮影をする際、
意識しないと生活感のあるものが写り込んでしまうという事があるため
潔く背景を真っ白にしたのがきっかけだったのですが、
そこで必要になってくるのが照明 (ライト)。
以前、【超手軽な物撮りライティング。照明機材は「LEDビデオライト」だけでかなり改善!】という記事の中で、
物撮りライティングや使用しているライティング機材のついてご紹介したのですが、
もう一歩前進しようと思い、
ソフトボックス付きの定常光
【FOSITAN 写真照明用セット】の
ライトを導入。
物撮りにハマっているということで、
FOSITANさんにご提供していただきました。
これがまた超便利。
さすがにパワー (光量) も違えば、
ソフトボックスなので光の柔らかさも違う。
上からのトップライトとしても使えちゃうので、汎用性がとにかく高い。
しかもこのライト、
1万円代で2灯セットなんです。
コスパコスパ言うのも無粋ですけど、
本当にコスパがいい。
今回は低予算で一歩踏み込んだライティング機材を揃えたいという人へ、
FOSITANの写真照明用ライトをご紹介したいと思います!
FOSITAN 写真照明用セットライト
FOSITAN 写真照明用セットの特徴
このFOSITANの写真照明用セットライト、
大きな特徴として
- ソフトボックス付きライトが
“2灯のセット” - 必要十分な光量
- ブームが付属しているので
真上からのライティングが可能 - 軽い・安い
この4つがあると思います。
まず、セット内容が充実しているのが大きい。
ワタシのような初心者が照明機材を1つ1つ揃えるのはなかなか (金銭的にも) 面倒で、
よくある【撮影キット】みたいに
“ある程度まとまって販売されている物” は
品質が気になる…。
むしろFOSITANのセットも
「正直、品質面がちょっと不安」と思っていたのですが、
不具合は一切なし。
むしろかなり良好で、
ライト1灯でも必要十分な光量がある上に、
このライトが2灯ついてくるのはかなり嬉しい。
また、ブームというパーツが付属しているので、真上からのライティングが可能。
後述しますが、
真上からライトを当てる事ができるので
影のつき方がサイド光とは全然違うんですね。
真上からのライティングが可能になったのは
物撮りの大きなメリットです。
そして、
ある意味一番の特徴は
このボリュームと質で、1万円代という安さ。
もちろんメーカー別で同じシステムを組むことはできるのですが、
やはりどうしても値が張ってしまい、反対に低価格の物だとどうしても品質が低くなりがち。
しかし、
FOSITANライトは価格が安いのに品質面で
「ダメだ、使えない」というシーンが皆無。
それどころか、
自宅で撮影するなら十分すぎるくらいです。
ソフトボックスライトが2灯、ライトスタンド3本、ブーム付属 (ウエイト付き)、持ち運びケース
これで1万円代なのは
忖度なしでコスパがかなり高いと思います。
本当に期待以上だったので、
現在は完全にFOSITANのライトがメインとなりました。
FOSITANライトのレビューと作例
ここからはFOSITANライトを
約1ヶ月半ほど実際に使用したレビューをお届けしたいと思います。
使用感
まずは簡単な使用感から!
ライトは電球が5つで1灯となっていて、
本体裏側で一つ一つスイッチのオン・オフが
可能、光量の調整をする事ができます。
このライト、商品写真では電球1つの大きさが
イマイチわからなかったのですが、
結構大きいんです。
ね。
1つが45Wとなっているので光量は十分。
5つ全てを点灯するとかなり眩しい。
色温度は5500Kとなっています。
ご覧のように取り付けも簡単で、
一般的な電球と同じようにネジ式でクルクル回して入れるだけ。
組み立てから実際に使用するまで難しいことは何もなく、
一応説明書が付属していますが、ほとんどの人が必要ない…と思います (たぶん)。
また、付属のライトスタンドは初めからブームを取り付けておく事ができるので、
普段は垂直に、
真上から使うときだけ平行に、
という形にしておく事も。
ちなみに、
ブームを使わなくてもライトの角度を調整する事ができるので、
状況に合わせてライトの位置を設定できるのもポイント。
スタジオでの本格的なライティングではなく、
自宅での物撮りなので使い勝手は文句なし。
作例
では、
実際にどのように使って、どのように写るか。
FOSITANの特徴でもある、
真上からライトを当ててみます。
この状態で撮影をすると、
こんな感じの写真になります。
かなり均一に光が回っているので、
味気こそないですが
「わかりやすい写真」になっているのではないでしょうか。
で、問題はここから。
「なんとなく綺麗に写るのはわかったし、
イメージは伝わったけど、
ライトを他の方向から当てた写真と比較しないと実感が沸かない」
カメラを始めた頃、ワタシはずーっとこんなモヤモヤを抱えていました。
なんか小難しいライティング用語で説明されているけど、ビジュアルで比較してくれないから初心者に優しくないなって。
なので、
今回は下手っぴながら
「自分だったらこう比較して欲しかった」というイメージをお伝えしたいと思います。
まず、横からライトを当てた場合。
かなり薄くなっていますが、
写真の右側に瓶の影が出ていますよね。
そりゃそうなんですけども、、
で、今度は真上からライトを当ててみます。
こちらは枝の影こそ出ていますが、
瓶の影は無くなっています。
「あー言われてみれば」
些細な違いなので、
改めて言われないと気づかないもので。
また、経験上、
写真や絵画などをやっていない限り
陰影はあんまり気にして見られない部分でもあります。
でもね…
実は無意識に、
もっと第一印象に関係してくる部分があるんです。
それが【背景のグラデーション】
横からライトを当てると…
いったん被写体 (レンズ) は無視して、
背景を見てみてください。
右に行くほど暗く、
グラデーションがかかっているのがわかると思います。
反対に、
今度は真上からライトを当ててみます。
どうでしょう。
右も左も同じ明るさで、
全体的に「明るい写真」になっていると思います。
この違いが無意識にも写真の第一印象に関わっていまして、
どちらがイイというわけではなく、
コントロールできた方が絶対イメージ通りの写真が撮れると思うんです。
他にも真上からライトを当てると撮影しやすい場面がありまして、
例えば反射率の低い「黒い布 (生地)」を撮る場合、上から均一に光が当たっていると
“ちゃんとそれっぽく” 撮ることができます。
なんとなくキレイに撮れてる感じがしますよね。
話を一気に戻しますが、
FOSITANのライトなら最初からこの撮影ができるよってことが言いたかったわけです。
最後に、2灯で撮る便利さの実例を。
先に1灯だけで撮影した失敗カットから…
右側の暗さとダサい影…
上の写真は極端に暗くなっていますが、
アウターにも「黒」が入っているため、レタッチでシャドウを持ち上げても違和感が残ってしまうタイプの写真です。
次は本命の2灯で撮影!
全然マシ。
左右両方からライトを当てているので
1灯で出来た影をもう1灯が消してくれています。
影を消す方法としてレフ板を使うという手もありますが、
一人で撮影している場合はなかなか難しい。
撮影環境によって違いはあると思いますが、
やっぱり2灯あるとホント便利。
ただ、出しっぱなしにしておくと場所を取るので、使わない時は付属のケースに収納しておけるのもgoodポイント。
ワタシのような初心者が使う分には本当に十分すぎる機能と使い勝手で、
価格面も含め、
満足度はかなり高いライトだと思います。
FOSITAN 写真撮影用セットライト:まとめ
物撮りに使える高コスパライト
FOSITAN 写真照明用セットライトのご紹介でした!
このライトは本当に気に入っていまして、
最近のブログで使っている写真はほぼこのライトしか使っていないくらい。
まだまだ出来る事が増えそうな気がします。
あんまり予算は使えないけど、
ライティングもしっかりやりたい、なんて方はぜひチェックしてみてください!