コンバースCT70(Chuck70)の21AWコラボモデル
CONVERSE × thisisneverthat
こんにちは、イシキ(@isiki6)です。
毛足の長いスエードのアッパー、適度なユーズド加工、そして色褪せたカラー。
個人的にこのCT70はドストライクの大好物だったので、
販売開始と同時にポチっ。
…まではよかったのですが、
まぁ、、色々な理由でレビュー記事が書けなかったわけでして。
ただ、ご存知のようにすでにCT70は国内での購入ができなくなってしまったので、
(もし知らなかったら調べてみてね)
今なら “オススメ” ではなく
“一種の参考” “偏愛の産物” という意味でレビューできそう。
2021年11月4日のリリースだったため、
だいぶ時間が経った上に前置きが長くなってしまいましたが、
満を持して【CT70 × thisisneverthatコラボ】をレビューしていきたいと思います!
コンバースCT70・thisisneverthat(ディスイズネバーザット)
thisisneverthatとは?ディスイズネバーザット
thisisneverthat(ディスイズネバーザット)とは
2010年にスタートした韓国・ソウル発のストリートブランド。
今回のコンバースCT70以前にも
「NIKE/ナイキ」や「NewBalance/ニューバランス」をはじめ
「GORE-TEX/ゴアテックス」「NewEra/ニューエラ」「ポケモン」などなど、
錚々たるメンバーとコラボレーションを行っています。
【韓国のSupreme】なんて異名で呼ばれるほど
すでに世界的に名の知れた実力派のブランドなんですね!
外観・デザイン
では、さっそく【CONVERSE × thisisneverthat】を見ていきます。
まずは通例、箱 (シューズボックス) から!
シルバーのボックス上面にコラボレーションロゴ。
写真では少し伝わりづらいのですが、『コラボ物 CT70のボックス』としては結構リッチな印象。
型番は【172395C】となっています。
本命、スニーカー本体!
全体のデザインはシンプルで使いやすく、合わせやすそう。
インソールとアウトソールは統一されたポップなカラーリング。可愛い。。
ちなみに製造はベトナム(MADE IN VETNAM)
明るい照明の下では一見普通のCT70のような印象ですが、
このモデルは「ニューヴィンテージ」というテーマを掲げているので
細かなディティールを見ると細部までこだわったモデルということがわかります。
ということで、
次は細部ディティールを見てみましょう!
細部・ディティール
一般的に「ヴィンテージ」というと
60年代〜70年代のプロダクトを称することが多いそうですが、
今回の「ニューヴィンテージ(New Vintage)」は90年代のカルチャーからインスパイアされているため、
時代を感じるほど “汚い” というわけではなく “キレイに使い込まれている” というニュアンスが強いかもしれません。
うまく表現できないのですが、
ヴィンテージ品って男子は大好物である反面、女性から見ると「小汚いだけ」ってことがあると思うんですね。デニムとか。
しかしこの「ニューヴィンテージ」では
“許容範囲のユーズド感”
“ギリ清潔感をキープしているレベル”
みたいな。
伝わるかな・・・
いや、そんなことより早く細部を見てみましょう!
特徴的、かつ個人的にクリティカルヒットしているのが
この『毛足の長いスエード』
これだけでも夜な夜なお酒が飲めるくらい、マニア垂涎の仕様。
アンクルパッチもしっかりカラー物を採用。
90sラバーは確実にオチるのではないでしょうか…
そして、やはりこちらも見逃せない
特徴的なミッドソールやトゥなどラバー素材に施された『ヴィンテージ (ユーズド) 加工』
経年変化による黄ばみや汚れが上手に表現されています。
また、アウトサイドのミッドソール・ヒール付近には今回のコラボを表すコードがプリント。
最近のCT70コラボはこのデザインが多いですね。
“コラボの象徴” という意味では、
シューレース(靴紐) のアグレットにも少ブランドネームが記されています。
しかも通常の紐にプラスして黒の丸紐も付属!
シュータン (ベロ) にも両ブランドが刺繍されたタグが縫い付けられています。
しかも縫い方がなんかお洒落。
さぁ、みんな大好き【ヒールパッチ】も見てみましょう!
ヒールパッチは【凹凸ありの立体フォント】となっていて、
よく見ると左右でデザインが異なっています。
いい。
オリジナルのデザインを崩さないこの主張のなさがオタクの心をくすぐる。。
作りの粗さもまた粋に感じますよね。
CT70ヴィンテージモデル『1936』の再来か
ここからは少し余談の話になりますが、
CT70のラインナップの中で
完全にヴィンテージを意識したモデル
といえば、やはり1936モデルが有名だと思います。
上の記事は少し古いものになりますが、日本よりも圧倒的に海外で人気のあるモデルだったことに加え、
当時はまだ今ほどCT70の人気 (というか知名度) もなかったので、
1936モデルを所有している人もそんなに多くないと思うんですね。
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で、今回ちょっと
1936モデルに似てる気がするんです。
ということで、
最後に少し1936と比較して終わろうと思います。
『thisisneverthat』と『1936』の比較
ハイカットとローカットの違いはありますが、
どうでしょう、なんとなく方向性が似てないですか。
thisisneverthatの方がラバーの黄ばみ加工が強くなっているように見えますね。
ただ、比較するとダメージ加工が強いとも言えそう。
「デッドストックを一ヶ月履いたらこんな感じ」みたいな黄ばみとユーズド感。
参考までに、
通常版CT70のラバーとも比較してみましょう。
簡易的なグラデーションになっていますね。
やはり「ヴィンテージ仕様」と明言している通り、
全体の雰囲気は通常版よりも1936モデルに近い。
せめてアディクトでもこのクラスのモデルが出てくれたらなぁ…
コンバースCT70・thisisneverthat:まとめ
コンバースCT70 × thisisneverthat のレビューでした!
個人的にクリティカルヒットのこのモデル、
ワタシ調べでは一般的にもコラボCT70の中では
かなり人気があったように思います。
オススメだったり、古着であっても探してみて!
と言えないのが残念ですが、せめて…目の保養になれば。。