“普段履きできるランニングシューズ” を探している方、こんにちは。
突然ですが、
「少し体を動かさないと、そろそろマズい」
「健康面でも、ちょっと運動を始めなきゃ…」
と思っている人は多いはず。
でも、腰が重くなかなか始められない…。
まさにワタシです。
仕事が、時間が、と何かと理由をつけて運動を先延ばしにしていました。
が!
何もしていないのに足が攣りそうになることがしばしば。
さすがに、コレはまずい。
いきなり本気モードのランニングはきっと続かないし、
正直、弱りきったアラサーボディでは慣らしから始めないと危険かもしれない…。
そこで、生活スタイルを変えずに
“最初はウォーキング、徐々にランニング” という計画にして、せっかくなら普段履きもできるシューズにしようと考えました。
Google先生での検索と店舗での試し履きを繰り返すこと数週間、
タイトル通り「ナイキ・フリーラン」のフライニットを最初の一足に選びました。
今回は、ナイキ・フリーランを選んだ理由についてまとめてみたいと思います。
ワタシのような
“健康のために軽い運動を始めたいビギナー” で、
且つ!
“普段履きもできるシューズがいい”って思っている方には全力でオススメします。
ランニングシューズは何を基準に選ぶか
本題の前にランニングシューズの選び方について少しお話ししておこうと思います。
専門家ではないので調べた知識なんですけどね。
不要な方はとばしちゃってください。
まず、「ランニングシューズ」を調べてみてわかったこと、
それは、ランニングシューズにはレベルがあるということ。
当たり前といえば当たり前の話ですが、
プロ用からビギナー用まで幅広くラインナップされていて、初心者が「カッコイイからコレにしよう」って適当に選んだシューズがプロ用・レース用だった場合、怪我をしやすかったり体を痛めやすいって言われています。
怖い…
なので、見た目じゃなくて自分にあったレベルのシューズを選ぼうねってなるんですけど、
自分がどのレベルであっても、シューズの選び方は概ね決まっているようです。
基本的なシューズの選び方として、
【足の形】【軽さ】【クッション性】を考慮して選ぶとのこと。なるほど。
【足の形】は下の3型が代表的で、
① スクエア型 … 足の指の長さが揃っていて、概ね一直線になっている足型
② ギリシャ型 … 親指よりも人差し指の方が長い足型
③ エジプト型 … 日本人に一番多い型。親指が一番長く、小指に向かって短くなる足型
ちなみに、ビギナーモデルと呼ばれるシューズは比較的どの足型でも対応できるようになっているので、足型との相性を厳密に考えなくても良いので安心。
次に【軽さ】と【クッション性】の関係。
【軽さ】と【クッション性】の関係を知ることで、自分にあったレベルのシューズを選びやすくなります。
ざっくり要約すると、
● 軽くなるほどクッション性がなくなっていく
● クッション性を高めるほど重くなっていく
という具合に、軽さとクッション性は反比例している傾向があるようです。
もちろんハイテク素材が使われていたりするので、全てのものが反比例しているわけではないのですが、
素材を考慮しつつ、軽さとクッション性のバランスまで考えていくと、
もはや初心者の域を出ているんじゃないかと思うわけで。
経験値があってこそ、自分と相性のいいバランスを見つけられる。はず。
なので、基本は軽さとクッション性が反比例していると覚えておくといいそうです。
重くなると言っても、あくまでランニングシューズの中では重い方ってだけで、
普段履いているようなスニーカーと比べたら全然軽いですよ!
初心者はどのシューズを選ぶのが正解?
では、初心者はどのシューズを選べばいいのか。
まず、最初に書いた通りプロ用・レース用のモデルは即除外。
「”危険” てほどでもないでしょ?」って最初は思ってたんですけど、
レース向けモデルはタイムを競う人が選ぶようなガチモデルなので、
体づくり・筋力づくりができていない初心者がいきなりここから始めると本当に体を痛めるそうです。
素直にやめましょう。
値段が高けりゃいいってものじゃないんですね。
レース向けは除外するとして、
怪我防止のためにもやっぱりビギナー用のラインナップから選びたいところ。
ですが、困ったことにビギナー用でも選び方やおすすめが人によってちょっと違うんです。
その違う点が【軽さ】について。
クッション性に関しては「あったほうがいい」と共通している反面、
重さに関しては「重いほうがいい・軽いほうがいい」の両方の説がありました。
※先ほど「反比例してる」と言った通り「クッション性がある中でもさらに重めか軽めか」ってお話
● 初心者は筋力が少ないので、怪我防止のために安定感のあるシューズを選んだほうがいい。
軽量化されたシューズはクッション性を犠牲にしているので、初心者は軽いシューズを選ばないほうがいい。
という話がある一方、
● 初心者は走れる距離も長くないので、重いシューズだと疲労が溜まって怪我しやすい。
なので、軽いシューズを選んだほうがいい。
軽いシューズの良し悪しについての議論。
なるほど、言われてみるとどちらも納得できる。
人それぞれ筋力が違うので、一概には言えないよってことなんでしょうね、結局。
ワタシの場合は本格的にランニングを始めるというより、
【ウォーキングとランニングを少しずつ始める】というレベルなので、
上の意見を参考に軽めのモデルを選ぶことにしました。
トレーニングシューズというジャンル
「ビギナー用で軽めのシューズにしよう」というところまで決まったので、
さっそく、各メーカーのシューズを検索。
ん?
軽さとクッション性、両方をバランス良く備えた【トレーニングシューズ】と呼ばれるジャンルがある?
何それ、超お得じゃないですか。
しかし、コレだ!と思ったのも束の間、
どうやら一般的にトレーニングシューズは中級者向けと言われているようで、
クッション性を保ちつつ、適度に軽量化されているためスピードも出やすい。
上級者へのステップアップとして、「トレーニング」ということらしい。
そのため、ジムのような屋内で利用することも多いんだそうです。
ダメだ。
せっかく良さそうな感じだったのに…。
この辺りで、もうビギナー用なら何でもいいかなって思い始めていたのですが、
ビギナー用トレーニングシューズという、神のようなシューズがあるって!?
…それがナイキ・フリーランだったんです。
【ビギナー用トレーニングシューズ】という呼び方が正しいのかは定かではありませんが、
ナイキのスタッフさん曰く、
「本当にビギナーの方が【体づくりのためのトレーニングシューズ】として使われますよ」とのこと。
下で詳しく紹介しますが、理由を聞くと「なるほど!」と納得できると思います。
すみません、前置きが長くなってしまいましたが、
ここから本題。ナイキ・フリーランを選んだ理由をご紹介します。
ナイキ・フリーラン (NIKE FREE RN) を選んだ理由
ビギナー用トレーニングシューズとして使える
もう正直90%くらいこれが理由と言っても過言ではないくらい。
どういう事かと言うと、
ナイキ・フリーラン (NIKE FREE RN) は
「素足に近い感覚で履くことができる」というのがセールスポイント。
なので、地面の凹凸が割とダイレクトに足に伝わります。
履き心地は全然違いますけど、イメージとしてはコンバースのオールスターのような感じ。
ソール全体に入ったスリットが、より素足感に近づけているんだと思います。
そのため、歩くだけでも普段使わない筋肉を刺激してくれるんですね。
人間本来の筋力を取り戻す、みたいな。
と、いうことは…
歩くだけで軽いトレーニングになるってことだ!
まさに需要にピッタリ!
「体づくりから始めるビギナーさんのトレーニングシューズとして」の意味はこういったことだったんですね。
まぁ、正直そこまで美味しい話ではないんでしょうけど、
実際に履いて外に出ると確かにいつもと違う筋肉を使っているのがわかります。
履かないよりは履いたほうが絶対にいい。
運動不足の体には結構刺激になりますよ。
もちろんランニングシューズとしての位置付けなので、履き心地は抜群。
普段のスニーカーと比べるとちょっと跳ねているような感覚に近いかもしれません。
普段履き・タウンユースでもコーディネイトしやすい
街中では普段着に合わせて履いている人も多いですよね、フリーラン。
ランニングシューズっぽくない、かなりシンプルなデザインなので
デニムでもチノパンでも違和感なく合わせられます。なんならオシャレです。
色も無難に黒を選べば
今っぽいスポーツなコーディネイトもできますし。
そもそもフリーランがランニングシューズって知らない人、少なからずいると思うんですよね。
単純にオシャレとして履いているって人。
下の写真はベタにデニムと合わせてみましたが、違和感がないと思います。
上で書いたように普段から履いてるだけで足が鍛えられるので、
タウンユースとして普段履きもできるデザインってすごく重宝してます。
モチベーション的な意味でも、
「ダサいし気乗りしない」より「オシャレで気分がいい」方が長続きすると思うんです。少なくともワタシがそうです。
ジムのトレーナーからオススメされたから
ナイキのスタッフさんの説明が刺さったと言いましたが、
「でも、接客・セールストークなんでしょ?」って気持ちもなくはないんですよ。
自社の製品の良いところを伝えるのは当たり前なわけで。
なので、念のため知り合いのトレーナーさんに
「ビギナー用のランニングシューズだったら、何がオススメ?」って聞いてみたんです。
ナイキやフリーランという単語は出さずに。
そうしたら、まさかの
「フリーランでいいんじゃない?」
え?
一瞬本気で読心術が使えるのかと思いました。
話を聞くに、トレーナーから見ても本当に使いやすいらしいです。
また、ランニングやトレーニングもダイエットと同じで続けないと意味がないので、
「シューズを見ただけで嫌になるくらいなら、カッコイイの選んだほうが実際続くよ」
って。
やっぱりみんなもそうなんだ。
値段がちょうどいい。しかも安く買うこともできる。
運動靴はどうしても消耗品なので、
あからさまに安いのもどうかと思いますがある程度手頃な値段で選びたいところ。
そういった意味で、フリーランは値段がちょうどいい。
ホント、上手いですよね。
通常のフリーランが1万円ちょっと。
フライニット (FLYKNIT) の方で1万3,000円しないくらい。
2018年モデルは少しだけ高くなってますが、せっかくなら最新を選びたいですね。
フリーランはAmazonや楽天でも買えるのが嬉しい。
パッと見はほぼ同じ。素材違いです。
フライニットの方は文字通り特殊なニット (KNIT) 素材で、足を包み込むような履き心地になっているのが特徴。
よくレビューでも言われているように、フライニットはまるで靴下。
「履いていることを忘れてしまう」というのもあながち大袈裟じゃないんですよ。
個人的にはフライニットの方がオススメです。
安く買う方法
裏技とかではなく正攻法でご紹介します。
タイミングよく公式オンラインストアで購入する!
「は?」って思いますよね。
公式オンラインというまさに王道ですけど、
会員登録しておくと誕生月に15%OFFクーポンが届いたり、定期的にセールをしているので、タイミングが良ければ安心して正規品を安く購入できるんです。
安く買える&公式なのでサイズ交換などのサポートも安心。
ネットで最安値ばかり狙っていると意外と盲点です。
誕生月が近かったり、セール時は狙ってみるといいと思います。
もちろんクーポンはフリーラン以外の商品も15%OFFですよ!
楽天を使う人ならポイントを貯めるってのも手ですね。
実際に履いた感想
他のランニングスニーカーは試し履きのみで、
実際に走ったわけではないので正確に比べることはできませんが、
フリーランは、とにかく軽くて走りやすい!
というか、何より歩きやすい!
ホント軽いんです。
サイズによって重さは違いますが、測ってみると28cmで片足約227g
フライニットが足を包み込んでくれるので体感としてはさらに軽く感じます。
ニット素材なので程度に伸びて足の形に沿って完全にフィット。クセになる。
他のスニーカーが履けなくなるんじゃないかって割と本気で不安になるくらい。
また、長時間履いて初めて気付いた
「コレはいい!」と思ったこと、それは全く蒸れないこと。
一般的なスニーカーの革と違って、あくまでニットなので通気性抜群。
アッパー部分が目に見えるくらいのメッシュになっているので、
汗をかきやすい爪先付近も全く蒸れない。
こんな感じです。
これだけだとちょっとわかりづらいので、中にiPhoneを入れて光らせてみました。
メッシュの形がはっきりわかるくらい光が通ります。
デメリットとして、突然の雨は最悪な結果になりそう。
それでも、夏でも快適に履けるというのはありがたい。
渋谷では外国の方がフリーランを履いているのをよく見かけるのですが、気持ちがわかりました。
軽いうえにちょっと雑に扱っても型崩れしないのでトランクでの持ち運びが絶対楽チン。
観光で都内を歩くのなら最高に便利です。
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まとめ
ナイキ・フリーラン (NIKE FREE RN) を選んだ理由とご紹介でした。
このスニーカー、本当に買ってよかった…。
普段ブーツや普通のスニーカーばかりで、ランニングシューズのような軽量スニーカーを履いたことがなかったので、これは久々に感動しました。
いやーもっと早く気付いて買っておけばよかった…。
最後にもう一回、
(おしゃれに) 普段履きできるランニングシューズを探しているなら・・・本当にオススメ。