誰かと直接会う機会が減っているここ最近。
会えたとしても、マスクをしているので顔の半分以上が見えない状態。
これをポジティブに捉えると、
自分の肌で、いろいろなスキンケアの実験ができるのでは。
失敗 (肌に合わない) してもマスクで隠せるので、じっくり自分の肌に合ったモノが試せる。
あれ…これ、ラッキーチャンス期間なのでは…?
こう思ってから、
気になっているスキンケアをあれこれ試している、
イシキ(@isiki6)です。
今回はそのうちの1つ
『FABROU (ファブロウ)』のスキンケアを備忘録として残しておこうと思います。
結論から言うと、
- 乾燥肌寄りの肌質
- アラサー(肌のピチピチ感が弱まってきた気がする)
- 海外映画っぽいシャワーシーンに憧れる
上のどれかに心のアンテナが引っかかるようであれば、試す価値は大いにあり。
3つ目の
【海外映画っぽいシャワーシーンに憧れる】に関してはまったく意味ががわからないと思いますが、言葉だけで “なんとなくシーンがイメージできる” 人であれば、きっとわかっていただける…はず。
そして大事なポイントは、
保湿力に関して、トップクラスということ。
FABROU (ファブロウ) とは
まず、FABROU (ファブロウ) とはどんなブランドなのか。
ホームページに載っている情報をそのまま記載してもつまらないので、
ざっくり簡単にご紹介しますね。
FABROUは2021年1月にスタートした福岡のコスメブランド。
福岡県はFABROUのプロジェクトリーダーである原さんの故郷でもあり、
海・山・川・そして都市が近接している
という、実は日本でもかなり稀有な土地。
「福岡にしかないものを知ってもらいたいし、広めたい」
そんな想いからFABROUのコスメは
主要成分選定から製品製造に至るまで
断固 “メイド イン フクオカ” にこだわり抜いたブランド。
よくある話では?って思うかもしれませんね。
しかし
製品に含まれる成分を見ると、
こだわり方のレベルがおかしいと感じることになります。
最大の特徴は「絶滅危惧種を使った圧倒的保水力」
数あるコスメの中からFABROUを選ぶ上で、
「なぜFABROUにするのか」
その最大の特徴は間違いなく【保水・保湿】
どんな成分で、
どのくらいのレベルかというと、
環境省のレッドリストで、
最も絶滅の恐れが高い「絶滅危惧種I類」に選定されている日本固有の淡水産藍藻類「スイゼンジノリ」から僅かに抽出される、
極めて珍しいスイゼンジノリ多糖体 (別名:サクラン) を主要保湿成分として採用
そしてこのサクランことスイゼンジノリ、
保水力がヒアルロン酸の5〜10倍。
参照:https://fabrou.jp/about-suizenjinori
どう考えてもヤバい。
大手のような大量生産ができない分、量より質で勝負。
なんでここまで (というのもアレですが) やってしまったのかを調べてみると、
とてもリアルな話で、
発起人でもある原さんが35歳を過ぎたころに娘さんから「顔が臭い」と言われ、本気でショックを受けたことがきっかけだったそうです。
(突然言われたため余計ショックだったそうです…)
年齢を重ねてコンプレックスを抱えるのではなく、オトコでありたい。
保水・保湿だけに注目してしまいがちですが、
上記の通り【香り】も重要なポイント。
ベルガモットオレンジ × スウィートバニラの香りで直球シンプルな清潔感があります。
その他、
サクラン含め、主要な整肌成分がコチラ。
主要整肌成分
スイゼンジノリ(サクラン)
保湿効果。被膜形成・整肌効果によりお肌を外部からの刺激からバリアし、潤いとお肌のキメを整える効果などが期待できます。
スイゼンジノリは福岡県朝倉市のごくわずかな水域でしか育たない日本固有の淡水藍藻類で、自生するスイゼンジノリは「絶滅危惧種I類」に選定されています。
チャ葉エキス
肌に潤いを与え、キメを整える作用や肌あれを防ぐ効果があり、また保湿効果が高いためお肌のバリア機能をサポートし、皮膚のトラブルを防ぎ、肌を艶やかに保つ効果が期待できます。
カキタンニン
肌あれを防ぎ、肌を清潔に保つ効果が期待できます。
また、収れん作用により、お肌を引き締め、キメを整える整肌成分としても期待できます。
サピンヅストリホリアツス果実エキス
天然の洗浄成分サポニンを多く含み、起泡性、洗浄力などに優れ、お肌をいたわりうるおいをキープしながら余分な皮脂・汚れを除去するのを助ける効果が期待できます。
ゲットウ花/葉/茎水
その花/葉/茎から抽出される成分には整肌作用があり肌荒れを防ぐことや、肌に潤いやハリを与える作用、保湿にも優れ、引き締め効果など様々な美容効果が期待できます。
今回、メーカー様のご好意で使用機会をいただけることに。
本当にありがとうございます。
(ちなみに1円もいただいていないですよ!)
では、さっそく使用感レビュー!
【FABROU】洗顔&ボディソープ使用感レビュー
フェイシャルソープ (洗顔)
純石けん分が97%の一般的な化粧石けんにくらべ、ファブロウ メンズフェイシャルソープは純石けん分が約60%です。
約40%には透明化剤としてグリセリンや砂糖(スクロース)等の保湿成分を配合し、お肌に対しての刺激を大きく押さえ込みました。石けん素地にエキスなどを加えて、枠の中に流し込み長時間かけて冷却固化し自然乾燥させる「枠練製法」にこだわり、約60日かけて職人がじっくり仕上げた高い品質の石けん。
価格:¥1,980 (税込み)
出典:https://fabrou.jp/product/mens-facial-soap
まずはフェイシャルソープ (洗顔)。
お堅い説明は上の公式にまかせるとして、
大事なのは実際の使用感。
フェイシャルソープ固形石鹸となっていて、
専用のネットに入れて使用します。
もうこの時点でほんのりいい香り。
香りの強い (キツい) タイプとは真逆をいっているような、ふわっとした香り方。
大きさは男性の手で持つとこのくらい。
で、ですね
まず最初に驚いたのは泡立ち。
固形石鹸 × ネットなので、経験上あまり泡立ちには期待していなかったのですが、スゴい泡立つ。
上の写真は撮影のために洗面台で使っているのですが、実際最初に使ったのはお風呂のシャワー。
このフェイシャルソープ、
シャワーを当てただけでモックモク泡立つんです。
固形石鹸でここまで泡立ちがいいのは忖度なしで初めての経験。
写真で伝わるか怪しいですが、
泡の密度も必要十分。
さすがの保湿力
ここは感覚なので上手に言語化できない部分もあるのですが、洗顔後は謳い文句どおり保湿力を感じることができます。
というのも、
【化粧水をつけるまでの猶予が伸びる】が一番近い表現かもしれません。
化粧水をつけなくても大丈夫、とまではいかないものの、泡を洗い流したあとはかなりしっとり。
特にヒゲを剃ったあとは顕著に違いを感じることができます。
肌質が乾燥肌寄りだったり、
また若い頃よりも肌にピチピチ感を感じなくなったアラサー世代であればきっと実感できるはず。
リアルな友人であれば一回貸してあげたいくらい。
…いや、嫌か。
細かい話
余談なのですが、
この記事を書いている時点で約1ヶ月半〜2ヶ月ほど継続使用していまして、本来であれば1ヶ月ほどで記事をアップしようと思っていたんです。
しかし、こちらを御覧ください。
1日2回使って、
あれだけ泡立ちがいいのに結構長持ち。
使い切ってから、と思っていたのですが、いい意味で諦めました。
もっと細かい話で、
ネットが破れないのも個人的に超プラスポイント。
破れる気配が全然ない。
ボディソープ
豊富な泡立ちと洗いあがりのスッキリ感。
ベルガモットオレンジとスウィートバニラのオリエンタルな香りと共に色気あるうっすら甘い芳香がカラダとココロを癒します。優雅なオトナの香りを愉しみながら、スイゼンジノリ由来の保湿成分とチャ葉エキス・カキタンニン・ゲットウ花/葉/茎水の整肌成分により、洗い流した後もすっきりなのにしっとり。
価格:¥2,200 (税込み)
出典:https://fabrou.jp/product/mens-body-soap/
こちらはボディソープ。
洗顔と同じく、基本情報は上の公式のとおり。
読まずにスルーしよう…と思ったら、
気になる文言が。
ADDITIVE FREE / 無添加 4つのフリー
(石油系界面活性剤・着色料・鉱物油・シリコーン不使用)
強い。
というか、優しい。
ボディソープは比較的トロっとした粘度で、濃厚リッチ。
概ね2プッシュで全身モコモコです。
甘い香りと濃厚モコモコ、
びっくりするくらい本当に海外のシャワーシーンみたいな絵図になるので、なんとなく気分がいいんですよ、これが。
ワタシ、首から下は乾燥肌ではないので
正直ボディソープに関しては「いい匂いでモコモコ、気持ちいいな」程度だったのですが、
肌が弱い妻のほうが気に入ってしまった様子。
(フェイシャルソープも含め)
広告か!ってくらい直球なのですが、
「優しく潤う感じがする」のだそうです。
やっぱり優しい…。
まとめ
福岡発の新生コスメブランド『FABROU (ファブロウ)』の使用感レビューでした。
感じ方にはもちろん個人差があるので、
「絶対」なんてことはありえない…とはいえ、やっぱり良いものを使ってみたいのが本音なわけで。
新しいスキンケアを探す、試すのであれば、ぜひ選択肢に入れてみてください。
人によっては…リピだと思います。