外部モニターやLEDライト、
最初は便利に使っていても、慣れてくるとどうしても気になるコード問題。
- コードの長さが足りない
- コードが引っかかる
- というかコンセントがない
そんなとき、
やはり行き着く先はバッテリーでの運用。
足元、機材がコードでごちゃごちゃになることもなく、使う場所も選ばない。
煩わしさから解放されたあの “スッキリ感” は使った人にしかわからない、なんとも言えない幸せが待っていますよね。
そんな幸せを運ぶバッテリーですが、撮影機材周りで使われるモノはSONYの【NP-F970】がとにかく多い。
しかし…
ご存知のように
純正はどこで買っても高い。
…となったら互換品を探すわけで。
そして互換品なので、トラブルがあっては困るわけで。
なにより失敗しないようかなり慎重に探した結果、NP-F970互換バッテリー界ではかなり有名どころ
『Vemico バッテリー』にたどり着きました。
- 充電器いらず!
- モバイルバッテリーとしても使える
- 安いのに全く問題なし
- しかも2個セット!
というナイスガイ。
これが噂どおりの優等生!
外部モニターもLEDライトも快適に取り回しができるようになって、もう純粋にめちゃくちゃ便利。
ということで、
今回はVemicoのNP-F970互換バッテリーのお話。
以前ご紹介したLEDライトを使っている方や、お手軽派、コストを抑えたい方には特にオススメ。
コードで運用できるときはコード給電、
フレキシブルに使いたいときはバッテリー
こんな世界へご案内。
2022年現在、Vemicoの互換バッテリーはずーっと売り切れ状態なので、
新たにPowerextraの互換バッテリーを追加で購入しています。
よかったらこちらのレビューもご覧ください。
NP-F970 互換バッテリー
Vemicoバッテリーの外観とスペック
バッテリースペック
- バッテリータイプ:リチウムイオン(Li-ion)
- バッテリー容量:7800mAh
- バッテリー電圧:7.4V
- 充電入力:Micro-USB(5V/2A)
- 重さ:300g(1個)
外観、特に上部は少し個性的な見た目。
下で詳しくご紹介しますが、
バッテリー残量を表示するランプとランプを点灯させるボタンが付いています。
スペック面では
バッテリーの容量が大容量7800mAhなのが嬉しいところ。
※SONY純正は45Wh(6,300mAh)
ちょっとやそっとの撮影時間ではバッテリー切れにならないので、バッテリー残量を気にせず「集中して撮影できる」というアドバンテージが手に入る!
…大袈裟ですね。
でも「充電はたまにでいい」というのは本当に楽ちん。
もちろんPSEマークもあるので、安全性に関しても安心。
接続端子はNP-Fシリーズでお馴染みのものです。
一般的なバッテリーの色は黒ですが、
Vemicoのバッテリーは鮮やかなオレンジ。
少し細かい話、
視認性が高いのでバッグやツールボックスの中、なんなら適当な場所に置いたときでもすぐに見つけられるというのもプチメリットだと思います。
……メリットなのかな…?
バッテリー本体は充電器不要!
VemicoのパッケージにはUSB-A to マイクロUSBのケーブルが付属しているので、充電器が不要!
直接USBケーブルからバッテリーを充電をすることができます。
側面のマイクロUSB端子に付属のケーブルを挿すだけのスマート充電。
また、バッテリーの充電レベル (残量) は上部のランプで確認できるのが地味に便利。
25%・50%・75%・100%の4段階となっていて、
右にあるCHECKボタンを押すとランプが青く点灯する仕様。
ひと目で残量がわかるので、事前にチェックしておけば
“撮影中のバッテリー切れ” という悪夢のような失敗とは永遠に無縁。
Ankerのバッテリー然り、
パッと見で残量がわかる仕様はかなり好み。
モバイルバッテリーとしても使える
充電用のマイクロUSB端子の反対側面には出力用のUSB-A端子がついているので、モバイルバッテリーとして使うことも可能。
スマホはもちろん、
ケーブル充電であればカメラ本体も充電ができる (α7Ⅲで検証) ので、外出時 “いざというとき” 助けてくれる便利ガジェットの一面も持ち合わせています。
唯一のネックは300gということくらい。
最近はどの機材も軽量化が進んでいるので、比較すると少し重たく感じるような。
ただ、純正も300g、そもそも外出で使わないし、って場合は気にすらならないんですけどね!
LEDビデオライトで使用
ここからは実際に使った感じをお届けします。
参考になるかはわかりませんが、よかったら参考にしてください。
まずは定常光で使うLEDライト。
このブログでは『Neewer LEDビデオライト660』をメインで使っていて、このLEDライトはNP-F970バッテリーに対応。
背面にバッテリーを取り付けることができます。
バッテリーを取り付けるとこんな感じ。
では、実際にLEDライトはどのようになるのか。
上の状態にセット。
ライトの先に被写体を置いて、部屋の明かりを消してみると
こんな感じ。
ほとんど何も見えないですね。
この状態で、
互換バッテリーを付けたLEDライトをONにしてみると
おぉ!!
スゴい!超便利!
このクラスのLEDライトでも光量をフルパワーで出力できるし、なによりコードがないのでセッティングの自由度が上がる上がる!
これだけでも買ってよかった、本当に。
やっぱり、先人たちが使って「コレ、いいよ」ってモノは早く買っておくべきだったかもしれません…
外部モニターで使用
今度は外部モニターでの使用。
ワタシが使っているのはコスパの鬼、
『FEELWORLD 4KモニターLUT7』
外部モニターはかゆいところに手が届くオプションアイテム的な存在で、
- 高い位置からの俯瞰撮影
- 自撮りなど、カメラの液晶モニターが見えない撮影
- 複数人での画面共有
などなど、あるとかなり便利な反面、
LEDライト以上に
電源コードの制約に縛られるモンスター
※個人の感想です
特に、カメラのホットシューにマウントした日には顕著に制限されてしまい、
イメージで言うと、
リードに繋がれたワンちゃん状態。
「あっちに行きたい、でも許してくれない…」
それがこうなる!
もう誰にも縛られない。
本格的な撮影や、プロから見るともっと違う運用スタイルがあると思いますが、趣味やブログ、またはメルカリなどの商品撮影なんかでは
完全に必要十分、超便利。
なんなら少しオーバースペックなくらい贅沢かもしれません。
でもね、実際に使ってみるときっと実感できると思います。「あ、楽ちん」って。
互換バッテリー、
使うこと自体が本当にオススメ。
おすすめのNP-F970互換バッテリー:まとめ
オススメのNP-F970互換バッテリー『Vemico』のご紹介でした。
便利便利!と一人でテンションが上ってしまったのですが、
アレなんです、本当に心の底から便利だと思ってるんです。
というより、実は最初ケチって
「バッテリー?いらないいらない!重くなるしコード給電の方が安定してるじゃん」と暗示をかけておりまして、もうその時点で「たぶん、バッテリー運用の方が楽だろうな…」と気づいていたんですね、きっと…。
時が来たらぜひ、バッテリー運用のご検討を!