“サングラス界の代表” といっても過言ではない
レイバンの名作・ウェイファーラー (Ray-Ban / Wayfarer)
誰でも知っているまさに王道、大定番のサングラスですよね。
…と言いながら、
実は持ってなかったんですよ。定番品が好きだとか言ってるのに。
今まで、「サングラスって言ったらレイバンじゃなくてディータ (DITA) でしょ!」という謎の好みと、ウェイファーラーと言えばやっぱりボブ・ディランの印象が強くて敬遠していたんです。
ところがどっこい、
「アジア初のレイバン直営・旗艦店が渋谷にオープンする」
というニュースを見てしまいまして、
最初は「ふ〜ん」くらいの温度感だったのですが、日に日に「オープンいつだっけ?」と気になりだす始末。
最終的に「ほら、渋谷に住んでるから歩いていけるし、記念に…」と意味不明な理由を付けて、オープン初日に店舗の前へ。
今回は「行ける距離なら絶対行った方がいいよ」っていうお節介と、
初めて購入した “ウェイファーラー” を紹介したいと思います。
フラッグシップストア「RayBan SHIBUYA」
これまで渋谷でレイバンの正規品を探すときは、種類が豊富な「パリミキ」に行くのがベターでした。
メガネ〜の〜パリ〜ミ〜キ〜♪ で有名なあの会社です。
正規代理店なので、もちろん今でも安心して購入できます。
しかしさすがは本家。比べるのもナンセンスですが、規模が違います。
900種類以上のラインナップ
現在、レイバンのフラッグシップストア (旗艦店) は世界に4店舗しかなく
ニューヨーク、ロンドン、ミラノと、今回オープンした東京渋谷のみ。
展開しているラインナップは900種類以上で、
おそらく別注とかコラボ系以外はほぼフルラインナップだと思います。
もう、無い物が無い。
「あれ欲しいなぁ」って思ったらネットを徘徊しなくても実物がそこに置いてあるんです。
逆に言えば、数が半端じゃないのでお店に行くと目移りする危険性がありますけど。
2つの “日本初” サービス
1:度付きレンズの展開・レンズ交換も可能
これまでは他のメガネ屋さんで交換していた度付きのレンズ、
レイバン渋谷では日本初、純正のレンズを展開しています。
しかも、通常のレンズとサングラス両方とも度付き対応!
純正なので、ちゃんとレンズに「Ray-Ban」のロゴ入りです。
これは視力が悪い人には嬉しいサービスですね。
サングラスの場合、コンタクトをしなくてもいいのは大きなメリット。
また、後からレンズ交換することも可能とスタッフさんが教えてくれました。
2:カスタマイズサングラス「REMIX」が実物を見ながらオーダーできる
オンライン限定での展開だったカスタムサングラス「REMIX」を
実物を見ながらその場でオーダーできるんです。
やったことがないのでなんとも言えないのですが、
「ディスプレイ上で見ていたイメージと、実物のイメージがちょっと違う」という失敗がなくなるのかなと。
ネットのオーダーってたまにそういう失敗あるじゃないですか。
やっぱり実物を見ながら選ぶのとは違いますからね!
レイバンストア 渋谷店:店舗情報
- 住所:東京都渋谷区神南1-20-11 造園会館1階
- 電話番号:03-6416-5601
- 営業時間:11:00~20:00
- 定休日:不定休
渋谷パルコの向かい、アップルストア渋谷の並びになります。
ハチ公からだと信号待ち含めて大体10分〜15分くらい。
TSUTAYAを左手に原宿方面へ直進する場合、
坂を登る前にMODI (モディ) 側へ渡ってしまった方が楽だと思います。
ウェイファーラーの種類と違い
さて、ここからはウェイファーラーの紹介です。
「ウェイファーラー」と一口に言っても、種類がめちゃくちゃ多いんですよね。
レンズやフレームの組み合わせ、またメイドインUSAだった頃 (※現在はメイドインItaly) のビンテージモデルも含めると、割とシャレにならない数に。
そこで、現在、日本のレイバン公式サイトに載っているモデルの違いを簡単にご説明します。
といってもメインは3つしかないんですけどね!
オリジナル ウェイファーラー クラシック
型番:RB2140F 901 52-22
ただし!!
購入時に一番間違えやすいウェイファーラーでもあります。
型番の「F」と「52-22」を赤くしたのですが、
「Fがないモデル」と「52-22 じゃなく 54-18 になっているモデル」が存在するんです。
まず、「F」とは「アジアンフィッティング (フルフィッティングとも)」のことで、
彫りの浅いアジア人向けに設計されたモデルになります。
逆に「F」がないモデルは「インターナショナルフィッティング」といって、本家本元の元祖。
ウェイファーラーに限らず型番に「F」が付くモデルはアジアンフィッティングです。
モノとしてはどれくらい違うの?って疑問に感じると思うのですが、
骨格に合わせた微調整レベル。
どちらを選んでも全く別物のサングラスになっているわけではありません。
参考までに、公式の説明を載せておきます。
次に、「52-22」「54-18」の違い、これはサイズです。
“レンズの直径 – ブリッジの幅” という表記になっています。
こちらも公式から、「ここのサイズの違いだよ」という画像を。
「52-22」のサイズがスタンダード、
「54-18」のサイズがラージとなっています。
ちなみに、ラージのことを “ビッグウェイファーラー” って呼ぶことも。
レンズの大きさの違いなので、サングラスのフレーム本体サイズは変わりません!
ウェイファーラー フォールディング クラシック
型番:RB4105 710 50-22
パッと見は同じですが、「フォールディング」は折りたたみができるモデル
折りたたむとこんな感じ。
使っている人曰く、意外と便利で持ち運びしやすく、特に海外での人気が高いようです。
ニュー ウェイファーラー クラシック
型番:RB2132F 902L 55-18
その名前の通り、新しいカタチのウェイファーラー
従来のウェイファーラーよりも丸みを帯びているタイプで、ソフトな形状となっています。
レンズが少し大きくなったことにより、フレームが細くなっているのも特徴。
従来のウェイファーラーにちょっとキツイ印象を持っている人でも、普通のメガネのようにかけることができるモデルです。
日本人の大定番:”F”のウェイファーラー
今回ワタシが購入したのはオリジナル ウェイファーラー クラシック。
「F」が付くモデルです。
フレームカラーもブラックで一番オーソドックスなタイプ。
ブラックだと服を選ばないのでとにかく扱いやすいのがいい。
ただ一つだけ違うところは、テンプルに「TOKYO」と「SHIBUYA」の刻印が入っています。
渋谷店のオープンにあたって
「刻印入りモデル」と、ニューヨークで活動する兄弟音楽ユニット「マルティネス・ブラザーズ(The Martinez Brothers)」コラボレーションモデル (2色) のウェイファーラーが発売されたのですが、せっかくだったら…と刻印入りモデルをチョイス。
刻印があるだけで他は全く同じなんですけどね。
ですが、通常モデルと価格が同じところはかなり良心的だと思いました。
こういうのって微妙に高くなることが多いじゃないですか。
そして、やっぱり「F」モデルにして正解でした。
アジア人向けに設計されているだけあって、本当にかけやすい。
レンズは「クラシックG-15」がおすすめ
これは好みでもあるんですけど、
普段使いならグラデーションがかかっていないレンズがおすすめです。
というのも、グラデーションレンズは
天気が曇天なら問題ないのですが、晴天だと地面 (特にコンクリート) の照り返しが結構眩しいことが多い。
ファッション的にはおしゃれなんですけど、やはり “サン” グラスなので
日光をちゃんと遮断してくれるレンズの方が圧倒的に目が楽。
クラシックG-15はもともと軍事用に開発されたレンズなので快適さは折り紙つきです。
恥ずかしがらずにサングラスはかけた方がいい
ちょっと余談ですが、普段からサングラスをかけた方がいいよって話を少し。
以前アパレルで勤めていたときに、EFFECTOR (エフェクター) というアイウェアブランドの偉い方に良くして頂いていて、その人からある日
「イシキ君は普段サングラスするの?」って聞かれたんですよ。
「いや、してないですね」って正直に答えたんですけど、
突然真面目な顔で
「目に負担かけると将来差が出るから、うち (のブランド) に限らず普段からかけた方がいいよ」って。
細かい話は覚えていないんですけども、
似合っていようがいまいが、日差しの強い日は目を守った方がいいって事を言われたのを覚えています。
アナタは医者ですかってくらい目のリスクについて話してもらいました。
かけた方がいいですよ、サングラス。
人の受け売りで恐縮ですが。
まとめ
レイバンのフラッグシップストア「Ray-Ban Store SHIBUYA」と
夏の定番「ウェイファーラー」を改めて紹介してみました!
こんなにいいならもっと早く買っておけばよかったとちょっと後悔。
やっぱり “クラシック” っていいですよね。
特にブラックのフレームは飽きずにずっと使えるので、
今年の夏にさっそく一本いかがでしょうか!