adidas往年の定番クラシックスニーカー
『キャンパス (CAMPUS)』
時代や流行、服装に縛られない “永遠のスタンダード” なモデルですが、同じく定番の「スタンスミス」と比べるとサイズ感などの情報量が圧倒的に少ない!
初めてキャンパスを買うときや、別注モデルなど「売り切れが早いもの」を買いたいときにもサイズ感がわからないとどうにもならないですよね。
…なんて困っていた過去の自分に向けるつもりで、
『キャンパス』のサイズ感をレビューしたいと思います!
今回はよりイメージがしやすいよう、同じく定番の『スタンスミス』とも比較をしているので、キャンパスのサイズ感で困っていたらぜひ参考に使ってください。
- キャンパスのサイズ感・サイズ選びについて
- キャンパスとスタンスミスの比較
- キャンパスの人気色・別注モデルについて
adidas『キャンパス / CAMPUS』のサイズ感
サイズ展開と口コミ
まずは『キャンパス』本体のサイズ展開について。
キャンパスは男女兼用・レギュラーフィットのスニーカーなので、
サイズ展開は22cm〜32cmまで、0.5cm刻み(30cm以上は1cm刻み)で展開しています。
またサイズ感について、
アディダス公式オンラインでキャンパスのレビューや口コミを見てみると、
やや大きめの作りに感じた
買うときは0.5cm〜1cm小さいサイズがいいかも
という意見が多い!
「どのスニーカーと比較して大きいのか」まではわかりませんが、
一般的な感覚でみると少し大きいと感じる人が多いという事ですね。
「じゃあいつもより0.5cm〜1cm小さいサイズを選べばいいんだね!」
ちょっと待って!
実際にキャンパスを履いた後 “ある程度履き慣らした状態” を考えると、サイズダウンはオススメできません。
新品状態では気付かないサイズ感
ここが見落としがちなポイント。
買ったばかりの新品状態、またはお店での試着だけだと【ほとんど歩いていない状態】なので、
サイズを間違えていても「ちょうど良い!」と思ってしまいがち。
しかし、キャンパスはNIKEなど他のメーカーと比べ、サイズ選びの際に注意すべきポイントが2つあります。
それが
- 甲の高さがない (低い)
- 紐が締めづらい (調整しづらい)
ということ。
1つずつご説明します。
注意点①:甲の高さがない (低い)
キャンパスは他メーカーのスニーカー、なんなら同じadidasのスニーカーと比較しても甲の部分の高さが低く作られています。
(もう少し下でスタンスミスとも比較しています)
日本人の足型は「甲高・幅広」が大多数なので、縦のサイズ (cm) でサイズを合わせてしまうと、足の甲がキツくなってしまうケースがほとんどなんですね。
さらに落とし穴なのが、短時間では甲の違和感に気付きにくいこと。
履き始めこそ何も感じなくても、長時間歩いていると徐々に痛みを感じることがあるんですね。
そうならないためにも、
「自分は甲高だ」と自覚がある人はサイズダウンを鵜呑みにせず、注意してサイズ選びをする必要があります。
注意点②:紐が締めづらい (調整しづらい)
2つめの注意点は紐が締めづらいこと。
「足の甲がキツいなら、紐で調整すれば良いんじゃない?」
って思いますよね。
ところが、
キャンパスは紐が非常に締めづらい。
その理由は
紐を通す穴にハトメがなく、紐とアッパーのスエードが引っかかってしまうから
キャンパスは紐を通す穴に「ハトメ」がついていないため、アッパーのスエード素材と紐素材が互いに引っかかってしまい、なかなか紐がスムーズに動かないんです。
実際に触ってみると驚くほど動かないですよ!
【紐がスムーズに動かない = 紐の調整がしづらい】ため、サイズダウンをして「紐で調整しよう」と考えているとかなり痛い目を見るはず。
さらに、結果的に結びっぱなしの状態が多くなってしまうと思うのですが、サイズダウンしていると、この「結びっぱなし」が絶望的に不格好。
①甲が低いこと、②紐が調整しづらいこと、この2つを念頭にサイズを選ばないと、健康・見た目ともにBADという悲しい結果になってしまうんですね。
ベストなサイズの選び方
足を傷めない普段使いの履きやすさと同時に、キャンパスのクラシックなデザインを崩さない履き方
という点を含めて、
キャンパスのベストなサイズの選び方は
- 足型が甲高の人は「0.5〜1cmサイズアップ」がおすすめ
- 甲が低いor普通の人は「ジャストサイズ」でもOK
やはり、よっぽどの理由がない限りはサイズダウンはせず、最低でもジャストサイズ、一般的な日本人の足型なら少しだけでもサイズアップがオススメです。
とはいえ、足の形やサイズの感じ方は人それぞれ。
もっといえば、「自分の足型が普通なのか、高いのかわからない」という人も多いはず。
なので、できるだけ客観的にイメージできるように、次の章で『スタンスミス』と比較してみました。
スタンスミスは持ってるよ、という人も多いと思うので、ぜひ比較写真を見ながら参考にしてください!
『キャンパス』と『スタンスミス』の比較
ここからは実際に『スタンスミス』との比較!
今回比較したキャンパスとスタンスミスのサイズは以下の通り。
- キャンパス:27.5cm ジャストサイズ
- スタンスミス:28.0cm 0.5cmアップ
ハーフサイズ (0.5cm) しか変わらないので、
パッと見もほとんど同じなのですが、実物を写真で比較してみたいと思います。
まずは上で書いた「甲の高さ」部分。
これだけではわかりづらいかも。
でもよーく見ると全体的にキャンパスの方が低いですよね。
もっとわかりやすいように
甲部分に線を引いてみます。
ね。
結構高さが違うんです。
仮に同じサイズを選んだとしても、
この違いがスタンスミスとの「サイズ感」「履き心地」の差につながります。
スタンスミスで慣れている人の場合、
サイズを下げてしまうと余計に圧迫感を感じてしまうんです。
むしろ「甲の高さ」以外はほとんど違いがないと言っても過言じゃないくらい。
スタンスミスの方が0.5cm (ハーフサイズ) 大きいので
全長の長さに違いはありますが、
サイズに関して、他は特に大きな違いはなさそう。
ただシュータン (ベロ) は明らかに違いますね!
スタンスミスの方が圧倒的に大きい。
そして、最後にインソール。
使用感たっぷりですみません。。
インソールは「足との接地面」なので
形が違うとサイズ感や履き心地も変わってくる場所。
しかしこちらも大きな違いはなさそう。
…と思ったのですが、
重ねて見ると…
形やサイズは完全にぴったりですが、
【厚さ】と【土踏まずの形状】が違う。
スタンスミスには土踏まずにサポート (?) があるため、より足を包み込むような形になっていますが、
キャンパスはより細く、いわゆる “ローテク” な作り。
そのため、スタンスミスと比べるとキャンパスはややタイトなサイズ感となっています。
- 明らかにキャンパスの方が足の甲が低い
- 足の甲以外は大きな違いがない
- キャンパスのインソールはサポートがないため、スタンスミスと比べややタイト
すでにスタンスミスを持っている人は、
少なくともスタンスミスより小さいサイズを選ばなければ失敗しない。と覚えておけばいいですね!
『キャンパス』の人気色と別注モデル
最後に『キャンパス』の人気色と別注モデルについて。
キャンパスはカラーバリエーションが多いことでも有名ですが、そのあまりの多さに迷ってしまうことがあります。
もちろん好きなモデルを選ぶのが一番いいのですが、どれを買えばいいのか、迷ってしまったとき用に
キャンパスの『人気色・別注モデル』をまとめておきます。
よかったら参考までに!
人気色┃黒・グレー・ネイビー
やはり人気色は「黒」「グレー」「ネイビー」の王道定番色。
キャンパスは明るいカラーも多いため、「差し色で明るい色を選ぶ」という上級者もいますが、
使いやすさ・合わせやすさを考えると、選んでおいて間違いないのが「黒」「グレー」「ネイビー」の鉄板人気カラー。
adidas公式オンライン以外でも、Amazonや楽天など、タイミングによってどこかしらで安く買えるのも嬉しいポイントです。
ショップ別注モデル
ビューティーアンドユースやジャーナルスタンダードを筆頭に、
毎シーズン出される『セレクトショップ別注モデル』はインライン(通常販売モデル)とは一味も二味も違ったカスタマイズが施されているため、予約の段階で完売してしまうほど人気。
細部のちょっとした違いがアクセントになっていることや、基本的に二度と手に入らないレアリティと相まって、できれば一足は所有しておきたいところ。
ただ、やはり完売が早いのが玉に瑕。
見つけたら早めの決断を迫られます。
adidas「キャンパス」のサイズ感┃まとめ
- 足型が甲高の人は「0.5〜1cmサイズアップ」がおすすめ
- 甲が高くない人は「ジャストサイズ」でもOK
- スタンスミスと比べ、キャンパスの方が足の甲が低い
adidasのクラシックスニーカー『キャンパス/CAMPUS』のご紹介でした。
クラシックスニーカーって、なんでこんなにも魅力的なんでしょうか。
何足集めてもやっぱり気になっちゃうんですよね。
キャンパスの他にも「サンバ/SAMBA」や「スペツィアル/SPEZIAL」「スタンスミス/STAN SMITH」といった定番スニーカーもまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください。
イシキ (@isiki6) でした!