ブログで使っている【カメラ・撮影機材】のご紹介。(2020年上半期編)

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カメラ・撮影機材

「ブログで使う写真を、なるべくキレイに撮りたい」

そう思いながら、
今も必死に練習中。イシキ (@isiki6) です!

 

ブログを運営していると、
写真のクオリティや重要性が気になってくる時期があります。

・生活感があり過ぎる

・紹介している物の良さが出てない

・写真 (画像) から魅力が伝わらない

・写真が暗い

・パッと見の “映え” がない
   etc…

解決策の1つとして、
例えばフリー素材やInstagramなどから写真を引用しても、「まとめサイト」っぽくなって
やっぱりどこか説得力に欠けてしまう。

そんな悩みを抱えているのが、

そう、ワタシです。

現在も絶賛練習中ではありますが、
最低限「シンプルでわかりやすい写真」になるよう意識しています。

写真の作例

作例

まだまだ上手とは言えないレベルですが、
今回はブログ界の御多分に漏れず、

『使っているカメラ・撮影機材』を
ご紹介してみようと思います。

またあわせて
(ブログ的な意味で) 個人的に気になるポイントもご紹介したいと思います。
※物撮りメインでのお話

これから撮影環境を揃える人へ、
少しでも参考になれば幸いです!

タップできる目次

ブログで使っている【カメラと撮影機材】

ワタシが使っているカメラ・機材は
ブログだけではなく、普段プライベートでも使っているもの。

カメラの専門用語は知らない人にはさっぱりわからないと思うので、出来る限り簡単にご説明しようと思います。

カメラ

SONY α7III

カメラは『SONY ミラーレス一眼 α7III

昨年購入してから基本このカメラのみで撮影しています。

 

このカメラの特徴として、

  • 背景が綺麗にボケる
  • 暗さに強い
  • カメラに手ブレ補正がついている

という点がブログ・物撮りにおいての強み。

専業ブロガーでない場合、
写真撮影は仕事終わり、夜になることが多いと思います。

そうなってくると、
自然光 (太陽光) が使えないため、
ライトは室内の照明頼りになるのですが、

カメラにとって室内は致命的に暗いんです。

室内照明のみで撮影

我が家の室内照明のみで撮影した作例

設定にもよりますが、
無理に明るくすると今度はノイズが目立ってしまいます。

α7IIIはその弱点をカバーしてくれる上に、
カメラ本体に手ブレ補正機能が搭載されているので、三脚を使わなくても写真がブレない。

例えば下の写真、
左手にのせたジェルを撮影するため、
カメラは右手で片手持ちしています。

カメラは片手持ち

カメラを片手持ちでもブレない

実際右手はプルプル震えていますが、
手ブレ補正のおかげでこの通り。

 

ブログの物撮りで「三脚立てて」「照明を当てて」ということを毎回やっていると、
それだけで気が滅入ってくること、きっとあったと思うんです。

そういった面倒くささを多少でも緩和してくれる頼れるカメラ。

それと、ブログではないですが動画機能もすこぶる優秀なので、YouTubeで使うことにも向いているカメラです。

カメラ選びについて

ここまで言っておいてアレですが、
実はブログにおいて「カメラ自体」はそんなに重要じゃないと思っています。

カメラがハイスペックであればあるほど撮影が楽になるのは間違いないですし、
スマホと比べればさすがに差が出ます。

ただ、
カメラが暗さに弱いのであれば “明るさ” を足した方が安上がりですし、
写真をブログにアップした時点で
“データが圧縮” されてしまうので、
画質の本領発揮はできないんですね。

 

「いいカメラを買った方がいいよ」と言いたいところですが、

建前なしで言えば
そんなにお高いカメラは必要ないと思います。

 

もし現在スマホを使っているのであれば、
最低限「一眼カメラ」を選ぶだけで
クオリティと編集の手間がかなり変わってくるはず。

 

今、ワタシが一眼カメラを持っておらず、
「そんなに投資したくない」と思ってカメラを選ぶのであれば

このどちらか。

価格もα7IIIの半額程度です。

どちらも最新モデルではないですが、スペックは必要十分の現役バリバリカメラ。

最初はこれでも高く感じると思いますが、

もし「ブログの写真をもう少しアップデートしたい」と思っているなら、
違いを実感できると思います。

レンズ

タムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXD

レンズは
タムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXD

ブログで使っているのはこれ1本。

画角が28mm〜75mmまで対応しているので、
部屋 (または撮影場所) が狭かったり、
余計なものまで写り込んでしまう場合など、

撮影環境が悪ければ悪いほど利点を実感できるレンズ。

1本でテーブルフォトから着用画像まで幅広く撮影することができます。

テーブルの上の小さなアクセサリーから

テーブルの上の小さなアクセサリーから

着用画像まで

着用画像まで

さらに、このレンズは
「最短撮影距離が19cm」と短いので、
撮影したい対象にかなり近くまで寄ることができます。

最短撮影距離が短い とは

『物理的にカメラ (レンズ) が被写体に近づいてもピントが合う』

ということ。

 

近くに寄って撮影できるため、
細部を大きく写すことができます。

 

反対に「寄れないレンズ」というものありまして、
例えば、最短撮影距離が58cmだった場合、
カフェでテーブルフォトを撮ろうと思っても、
最低58cm離れないとピントが合わないため
椅子に座ったままの距離ではテーブルの上にピントが合わず、
小物などの撮影がちょっと難しい。

寄ってもピントが合う

寄ってもピントが合う

レザーの質感もちゃんと写る

寄ることで質感もちゃんと写せる

こんな感じ。

1本でなんでもこなしてしまう超万能選手なので、
SONYのカメラを使うのであれば
間違いなくマストバイなレンズ。

ちなみに
このレンズ、カメラ用のレンズ (全メーカー含め) でずーっと売上・人気1位。
このレンズ欲しさにSONYに乗り換えた人もいるくらい人気なんです。

レンズ選びについて

「いや、SONYじゃないし…」

なんて場合も多いと思うので、
ワタシが思うレンズの選び方について。

ポイントは2つ。

  • 可能であればズームレンズを選ぶ
  • できるだけ明るいレンズを選ぶ

ズームができないレンズのことを
「単焦点レンズ」と言います。

…で、
画質に関しては一般的に、
ズームレンズより単焦点レンズの方が上です。

※モノ (価格) によりますが

それでもズームをオススメしたいのは、
“ブログ” において簡単に画角を変えられる方が便利だから!

都度レンズを交換するのも手間ですし、
そもそも複数の単焦点レンズを所有していないと対応できないことも。

且つ、

上で書いたように、
ブログにアップすると写真は圧縮され
画質が劣化するため、
利便性を考えるとズームレンズに軍配が上がると思います。

ただ、
あくまでブログのみで使う場合。

単焦点は変態的な (いい意味です) 絵を平気で出してくるので、カメラに興味を持ったらぜひ試してみてほしいところ。

 

そして「明るいレンズ」とは
“F値” という数字が小さいレンズのこと。

ズームレンズでは一般的に「2.8」が明るいレンズと言われています。

この「明るいレンズ」は

  • 暗い場所に強い
  • 背景・前景がボケる
  • 写真がブレづらい

という特徴があります。
大雑把ですが。

特に「ボケ」は
写真の “映え” に大きく関わっていて、

例として下の写真

前と後ろの「YAECA」の文字

前と後ろの「YAECA」の文字

写っている2つの「YAECA」の文字、
手前はピントが合っていますが、
後ろはボケていますよね。

これがもしボケておらず、
どちらにもピントが合っているとしたら、
あまり印象的ではなくなってしまいます。

手前がスポットライトを浴びたように浮き出ていることでオシャレっぽく見えるんですね。

 

レンズは明るくなる (F値が小さくなる) ほど
値段も上がってくるものなんですが、
カメラ本体よりレンズにお金をかけた方が満足度が高い…と思います。

その点タムロンは価格も性能も素晴らしい!

三脚

Manfrotto Befree

三脚は『ManfrottoのBefree

created by Rinker
ヴァイテックイメージング

現在は新型の「Befree アドバンス」が出ていますが、
ワタシが使っているのは旧型の「無印Befree」

 

三脚に関しては必須アイテムではないため、
必要ある人とない人がいると思います。

では、どんなときに三脚が必要なのか。

  • 着用画像など、カメラから離れる
  • 両手が塞がっている
  • 手ブレしてしまう環境

ざっくり分けると
カメラを持てない状況か、
手持ちではブレてしまう状況。

実例で見てみましょう!

完全にカメラから離れる

完全にカメラから離れているので、
三脚を使ってリモート撮影。

または

左手にスニーカー、右手にケチャップ

左手にスニーカー、右手にケチャップ

両手が塞がってカメラを持てないときは三脚にセットしてセルフタイマー。

ワタシは「カメラを持てない状況」のときだけ三脚を使います。

カメラ、レンズの性能と、
後述する照明のおかげで「ブレ」を気にして
三脚を使うことは今のところありません。

風景写真や長時間露光など
三脚が必須の撮影方法もありますが、
物撮りではどんどん必要がなくなっていくほどカメラの性能が上がっているように思います。

三脚の選び方について

ブログ・物撮りで三脚を使うのであれば、
基本的に「室内で使用」になるはず。

なので、三脚自体の高さや重さはあまり重要じゃないように思います。

ただ、
絶対に押さえておきたいことは「耐荷重」

三脚にのせられる (支えられる) 重さのことです。

【カメラ (+レンズ) の総重量の2倍以上】
耐荷重の目安になります。

例えばカメラの総重量が2kgだった場合、
三脚の耐荷重は4kg以上が望ましいわけです。

 

また、
場合によっては「俯瞰撮影」ができるかどうか。

俯瞰撮影

俯瞰撮影

手持ちでも俯瞰撮影はできますが、
三脚を使った方が絶対に楽。

ワタシは持っていないのですが、
今一番ほしい機材がコレ。

Manfrotto 055シリーズ

照明関係

Neewer LED ビデオライト

狭い我が家でも収納可能、
夜の撮影を可能にしてくれた救世主。

Neewer LEDビデオライト660
撮影用背景紙(スーパーホワイト)

LEDビデオライトは
光量の足りない室内でも撮影に十分な光を出力できるため
写真が “意図しない暗さ” にならず、

またストロボのように一瞬だけ光るライトではなく
常に光を当ててくれる「定常光」なので
撮影の際イメージがしやすい。

 

裏側のダイヤルで光量の調整も可能。

・撮影物が黒かったら明るめに
・撮影物が白かったら抑えめに

なんてことも。

裏側の光量調整ダイヤル

裏側の光量調整ダイヤル

左:ライトなし 右:ライトあり

左:ライトなし 右:ライトあり

…比べるまでもなく。

時間帯に囚われず撮影できるようになったおかげで、撮影のハードルが下がり、フットワークも軽くなりました。

 

背景紙は定番の白 (スーパーホワイト)。

余計なものが写り込まず、
生々しい生活感も出ない。

続けていけばブログに統一感を出せるかも…
と目論んでいます。

背景紙を使った撮影風景

背景紙を使った撮影風景

LEDビデオライトは本体が薄いので棚の隙間にシュッ。

背景紙はクルクルと丸めて隅っこに立てておけば邪魔にならず。

照明を常設できない我が家では
「収納できること」は完全に正義。

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照明関係の選び方

ここも完全に所感。

照明に関して、
「ライティング」と聞くと難しそうなイメージがあると思いますが、
あくまで “室内で足りない光量を確保する”
ということであれば、

ストロボよりLEDライトの方が使い勝手がいいように思います。

ストロボを使う際は「バウンス」という方法 (天井に向けて発光し、跳ね返って拡散させる) を使うのですが、

もうこの説明自体、たぶん嫌ですよね。

LEDライトはなんたって定常光なので、
カメラの知識が全くなくても一切問題がない

 

そして白い背景。

最初は「PULUZ」の撮影ボックスにしようと思っていたんですけど、
洋服の撮影をしたかったので
さすがにボックスじゃ無理がある。とやむなく却下。

目安として
「 “リュックより小さいもの” しか撮影しない」
という場合は撮影ボックスの方が使いやすいかもしれません。

 

ちなみに、LEDライトはスタンドが別売りになっているので、同時購入を忘れないように注意してください!

まとめ

偉そうに長々と失礼しました…。

カメラに関してはもう少し深掘りしてご紹介できたら良かったのですが、
あまりにも長くなってしまうのでまた別の機会にしようと思います。

同じ機材じゃなくても、
少しでも参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

カメラ・撮影機材

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