場所を選ばない極薄iPad Airケース「PITAKA MagEZ Folio2」レビュー┃評価4.5は伊達じゃない

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PITAKA MagEZ Folio2

今年の中旬、久しぶりに新しいiPadを買いました。

最近はiPad関連の情報をほとんど見ていなかったので、「iPadのケースは結局どれが最適解なんや……」という完全ご新規さま状態。

ということで、レビュー情報を集めて、店頭で触って、友人のケースを借りて使わせてもらい、やっと自分の中での最適解が決まりました。

それがPITAKAの「MagEZ Folio2

PITAKA MagEZ Folio2

いわゆる「スタンダード」なケースですが、iPadを毎日使っていると確かにわかる、

「こりゃベストセラーになるわ」感。

なにかに特化しているわけではなく、「書く」「打つ」「観る」どんな場面・場所であっても常に80点を出してくれるのが、このケースの持つポテンシャル。

腰を据えてiPadを使いたい、というよりも、
とにかく毎日持ち歩いてiPadをフレキシブルに使いたいという人にはぜひ薦めたいケースです。

特にこんな人
  • iPadを持ち歩きたい
  • 場所を選ばずiPadを使いたい
  • iPad周りをシンプルにまとめたい
  • とにっかくiPadを軽くしたい
  • 手書きもタイピングも、どちらもしたい

今回はiPad Air(M3)を使ってレビューしていますが、MagEZ Folio2はどのiPadモデル(サイズ)にも対応しています。
・無印iPad
・iPad Pro
・iPad Air
・iPad mini


※過去世代の互換性は要チェック!

目次

PITAKA MagEZ Folio2┃概要

今回購入したのは11インチ用(Pro/Air兼用)のブラック。
カラーは他にホワイトパールブルーがラインナップされています。

PITAKA MagEZ Folio2の箱

ケース表面はプレミアムPUレザーを使用。
少しザラつきがあり、汚れがつかないような質感です。

PITAKA MagEZ Folio2の本体

黒いのでちょっとわかりづらいですが、iPadに接する裏側は優しいマイクロファイバー素材になっています。

PITAKA MagEZ Folio2の裏面
裏面の素材はマイクロファイバー
マイクロファイバー

11インチのiPadに装着するとこんな感じ。

装着:表面
装着:裏面
iPad装着時の見開き

ペンホルダーはケースと一体型。

PITAKA MagEZ Folio2のペンホルダー
PITAKA MagEZ Folio2のペンホルダー

【特徴】極薄軽量・4つのスタンド角度

PITAKA MagEZ Folio2の特徴は「薄さ」「4つのスタンド角度」が使えること。

極薄軽量が特徴

PITAKA MagEZ Folio2の厚さは2.3mm重さは225g(11インチ)なので、iPadケースの中でも極薄軽量なモデルとなります。

他のケースと比べてほとんど裸のiPadを持っているのに近い感覚です。

厚みは極薄2.3mm
厚さは極薄2.3mm

もう1つの特徴が4つのスタンド スタイル・角度調整ができること。

「書く」「打つ」「観る」など、iPadの使用用途に合わせて好みの角度に変更することができます。
折り紙の要領なので素早く簡単なのが良い。

57°
62°
34°
53°

個人的に思うナイスな点は、スタンドスタイルを変えるときに音が鳴らないこと。

どの角度もマグネットで固定していますが、「カチッ」とか「パタッ」とかの音が鳴らず、完全無音なのがすごく嬉しい。

静かな場所で鳴るマグネットの小気味いい音って、結構気になっちゃいませんか。

イシキ

少し恥ずかしくて。
……え?そうでもない?

レビュー:実際に使ってみた感想

ここからは実際にPITAKA MagEZ Folio2を使ってみた正直な感想。

結論としては「iPadを毎日持ち運ぶならこれが最適解」だと思えるレベルなんですが、なんでそこまで言い切れるのか、レビューベースでお届けしますね。

【安心感】薄くて、強くて、外れない

まず気に入ったのが「安心感」です。

iPadは決して安いものではないので、それを保護するためのケースは「見た目」や「機能」以前に「守られている安心感」が重要なファクター。

その点において、PITAKA MagEZ Folio2はケース構造に複合グラスファイバー板を使用して耐久性を維持しながら薄型化。表面を少しザラついた質感にすることで、持ちやすさと滑りにくさを両立しています。

表面はザラつきのあるPUレザー
ザラつきのあるPUレザー

さらに、極薄ながら超強力マグネットでしっかり吸着されているので、不意に外れることはまずありません。

超強力なマグネットで外れない

そしてこれは全くの謎技術なのですが、
不意には外れないものの “意図して” なら比較的カンタンに外れます。

外すときは簡単に外せる

Magic Keyboardの付け替えなどでケースを頻繁に取り外す場合でも「んもう!外しにくい!」というストレスがないんですね。

それでいてケース本体としては極薄軽量だから、とにかく携帯がしやすい。さらに上でも少し書きましたが、
マグネットの音が鳴らないことも加算ポイント。

安心感の4要素
  • 薄くて強い!
  • 持ちやすい!
  • すべらない!
  • 外れない!

iPadのスタンダードケースとして本当に優秀だと思います。
基本の装備というか、iPadの普段着みたいな感じ。

【縦向き・横向き】4つのスタンド角度を選べる

PITAKA MagEZ Folio2は、縦向き×1・横向き×3の合計4つのスタンド角度が使用ができます。

この「4つ」というのが絶妙で、例えば選べるパターンが多くても覚えきれず、結局いつも同じスタンド(角度)ばかり使っている、ということになると思うんです。

その点でPITAKA MagEZ Folio2は、
「よく使う4つに厳選しました」という感じ。

57°:横向き

57°
57°

62°:縦向き

62°
62°

34°:横向き

34°
34°

53°:横向き

53°
53°

スタンドの性能はもちろんどの角度でもしっかりしていて、ガタツキがなく安定感は抜群

厳密に言えば「使いやすい角度」は人それぞれだと思いますが、それでもしっかり計算された角度で設計されているので、どの角度であっても “普通に使いやすい” のがいいですね。

【場所を取らない】フレキシブルな使い方

先に紹介した【薄さ】とその薄さを活かした【スタンドの形】が合わさって、iPadをかなりコンパクトに展開できます。

コンパクトなのでなにせ場所を取らない。または “デバイスが広がらない” とも言えるかもしれません。

場所を取らないコンパクトサイズ
ちょこん。

場所を取らないメリットの1つは、
作業スペースが狭くても取り回しやすいこと。

自宅のデスクやカフェなどでテーブルが小さくても困らないのは極薄ケースならではの恩恵です。

また、場所を取らないメリットの2つめは
サブモニターとして使いやすいこと。

最近はiPadをデスクシェルフに固定してしまう運用も流行っていますが、個人的には固定するよりもiPadをフレキシブルに配置できるほうが使いやすい。

デスクのサブモニター
縦置きサブモニター

縦だったり横だったりちょっと場所をずらしたり、場所を取らないおかげでデスクのどこにでも収まる使い方が
iPadの可能性を広げてくれるんです。

【紛失しない】収納可能なペンホルダーが超便利

PITAKA MagEZ Folio2には収納可能なペンホルダーが付いています。

まず、別売りじゃないのが良い。

PITAKA MagEZ Folio2のペンホルダー

このペンホルダー、強力マグネットでペンの広い範囲をしっかり固定してくれるので、カバンの中でもズレたり外れたりする心配がありません。

そう、「また外れてる……」「ペンどこいった」というストレスとは無縁の生活が送れるのです。

またペンを使わない・持っていない場合でも、ペンホルダー自体を収納しておくことができるので、ここが邪魔になることはありません。

ペンホルダー用のくぼみ
ペンホルダー用のくぼみ
マグネットで固定ができる
マグネットで固定ができる

できる限りシンプルでコンパクトに設計されているのがよくわかります。

ね、やたら評価が高いのも納得でしょ。

気になったことは1つ

最後に、PITAKA MagEZ Folio2の唯一気になった点です。しかもiPad Proには関係のない欠点。

それは指紋認証が若干やりづらいこと。

これはPITAKAケース特有の問題というより、「iPadの指紋認証」の構造上、仕方がないのかもしれませんが、Touch IDになっているトップボタンよりもケースのほうが若干大きいために、指(指紋)が届かず認識されづらいようなんです。

トップボタン部分が数ミリかぶってる
ここが
カバーのほうが数ミリ大きい
数ミリ大きい

なんて言うんでしょ、「指紋全体がスキャンされない」というか「指紋の端がギリ届かない」というか。

ただ、指紋認証が全くできない、というわけではなく「気持ち指を押し付ける」ようにすれば普通にロック解除ができるのでご安心を。

ワタシはもう指を押し付けるのに慣れてしまいましたが、久しぶりに裸でiPadを使うと「ロック解除早っ!」って感じちゃう。軽く触れただけでいいんだもん。

トップボタンのTouch IDは超優秀

iPad ProのFace IDか、ホームボタンのTouch IDだったら問題なかったはずなので、そういう意味では早く全モデルFace IDになってほしいと思う今日この頃です。

「iPadの側面」は守れる

これは余談ですが、PITAKA MagEZ Folio2は「側面がカバーされていない」ということが弱点に感じる人もいるかもしれません。

PITAKA MagEZ Folio2は側面のカバーがない
PITAKA MagEZ Folio2は側面のカバーがない

が、

同じくPITAKAの「MagEZ Case2」をつけることで
側面守りながらMagEZ Folio2」を装着可能。

MagEZ Case2とMagEZ Folio2
MagEZ Case2はMagic Keyboardにも装着可能

これで完璧。
もしiPad側面の保護が気になったら「MagEZ Case2」を併用すれば最もスマートに解決できます。

PITAKA MagEZ Folio2 レビュー┃まとめ

手書きモード

「iPadを持ち歩いてフレキシブルに使いたい」
ベストマッチするケース「PITAKA MagEZ Folio2」のレビューでした。

だいぶ偏った意見なんですけど、iPad AirやiPad miniって “持ち歩いてなんぼ” なんじゃないかと思うんです。

なんてったってペンが使えるので、勉強とか一人ブレストに最適なガジェットだと思っていて、例えばアイデア出しなんかでMacBookより軽ーく持ち出せるのって、超強い。

となったら、とことん持ち出しやすくしたいと思ったんですね。

で、どんな出先、場所であっても使いやすくしたいっていう。

そういうタイプの人へ、このレビューが届けばいいなって思います。

ナイスな点気になる点
極薄軽量で携帯しやすい
超強力マグネットの安心感
4つのスタンド角度がちょうどいい
使う場所を選ばないコンパクト設計
収納できる便利なペンホルダー
Touch IDが使いづらい
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