ちょっと待った!コーデを考える前に、基本シルエットを知らないとマジで失敗するよ!

記事内に商品PR/広告を含む場合があります
Part3

前々回が、ファッションで誰も教えてくれない大前提

前回が、ファッションと “顔” の関係

 

3回目の今回がやっと洋服の具体的な内容。

恐らくホントに気になるのはここからですよね。

 

今回もこれまでと同じように
小手先のテクニックではなく変わる事のない基本シルエットの話。

「Aライン」とか「Yライン」とか、聞いたことはあると思います。

 

コーディネイトで失敗している人の原因は、割とこの「基本シルエット」を無視していることが多い。

長ーい洋服の歴史の中で「美しいカタチ」としてデザイナーが発見してきた「基準」なので、

どんなコーディネイトでも、カッコよく見える人は基本シルエットがしっかり決まっています。

 

ということは、基本のシルエットさえ知っていれば、
訳のわからないガチャガチャ・ごちゃごちゃコーデとはさようならできるという事。

大げさに感じるかもしれませんが、
基本シルエットを知らないということは「方程式を知らずに問題を解く」ようなもの。

たまに解ける人もいるけど、ほとんどの人は解けずに間違えちゃっているはずです。

 

シルエットをちょっと意識するだけでオシャレに見せることができるので、

あまり意識していなかった人はぜひ参考にしてください。

 

Part3

タップできる目次

コーディネイトのベースとなる3大シルエット

ここでいうシルエットはとは、
アイテム個別のことではなく、上から下までの全体像のことです。

ファッションの用語では〇〇ラインなんて呼び方もします。

 

シルエットは大きく分けると

Aライン
Yライン
Iライン

の3つがあり、

この3つを「3大シルエット」と呼んでいます。

 

シルエット

3大シルエットはファッションの基本の基本なので、
新しい洋服を購入する時も、コーディネイトする時も、

ちょっと意識するだけで
スタイル自体がよく見えたり、全体的なまとまりを作ってくれる超便利なガイドライン。

バランスが取れているので、たとえ全身ユニクロでも総じてオシャレに見えます。

 

体型だったり好みだったり、
自分の気に入ったシルエットをぜひ探してみてください。

 

Aライン

1955年、クリスチャン・ディオールがコレクションで発表したシルエット。

「上が小さく、下 (裾) に向かって広がったり大きくなっていくシルエット」です。
アルファベットの「A」に形が似ている事からAラインと呼ばれています。

 

女性のロングスカートが形としては一番わかりやすいかもしれませんね。

しかし性別に関係なく、わかりやすい言い方に変えれば
「上のボリュームを小さく、下のボリュームを大きくする」
というのがAラインです。

Aライン

参照 : Yohji Yamamoto2013aw

 

トップスはタイト、パンツはワイド。
みたいな感じがわかりやすいと思います。

特徴…

下が大きめになるので、体型で言えば足の太さが目立たなくなります。
反面、下に重心 (視線) が向くので足が短く見えやすかったりもします。

そんな時はトップスとパンツを同色にしたり、トップスの着丈を短くして
バランスを取るとよりスタイルを良く見せる事ができます。
ボーイッシュ、男性的なシルエットとも言われます。

上の画像はコレクションの画像ですが、
一般的にはカジュアルなイメージが強いラインかもしれません。
太めのデニムやカーゴパンツとか。

 

Yライン

同じく1955年、クリスチャン・ディオールによって発表。

Vラインとも言われたりします。
Aラインとは反対に、「上から下に向かって小さくなるシルエット」
これも同じくアルファベットの「Y」の形を彷彿させるからYライン。

 

最近よく見るの事が多いシルエットが、このYラインではないでしょうか。
「上にボリュームがあり、下はボリューム少なめ」

と言ったスタイルなので、
タイトなパンツが一般的になってきた現代は必然的に多くなりますよね。
冬場アウターを着る時なんかも結果的にこのYラインになっている事が多いです。

Yライン

dior homme17ss

 

特徴…

パンツがタイトなので全体的にスマート、カッコ良くキマります。
洋服を選ぶ際も、パンツは意識してタイトめを選ぶようにしましょう!
重心 (視線) が上に向くので身長が高くスタイルが良く見えるのもポイントです。
ただ、やりすぎるとバランスが崩壊するので最初は注意が必要!

Aラインとは逆に、パンツがタイトなので足を細く長く美しく見せる事ができます。
細い体型がコンプレックスな人でも安心!逆にプラスに活かせます。
最近は男女の服装の概念が変わってきているので一概には言えませんが
中性的・女性的なシルエットと呼ばれています。
モードなどの、カッコイイ・キレイめよりのラインといったイメージ。

 

Iライン

Aライン、Yラインは上下どちらかにボリュームを増やしていましたが
Iラインは「上下同じボリュームのシルエット」となっています。

もっともスタンダードなシルエットですね。
ボリュームの偏りがない直線的な形からアルファベットの「I」と呼ばれています。

Iライン

参照 : saint laurent 16ss

 

特徴…

最もスタンダードなシルエットになっています。
そのため一番大人っぽい印象になるのがこのIライン。
個人的には一番オススメのシルエットです。

 

AやYラインと違い、上下どちらにもボリュームの偏りがないので、
基本的に縦のラインが強調されます。

この縦ラインを太くするか細くするかで印象が変わってきますが
特別な理由がない限りは細くした方が断然かっこいい!
基本的にジャストサイズ、またはタイトなサイズを選ぶ事が重要です。

 

意図せず縦のラインが太くなってしまうような中途半端なサイズになると
場合によっては野暮ったく見えてしまうからです。

体型が太っていようが痩せていようが、サイズを間違えなければ決して野暮ったくは見えないので
大きめのサイズを選ばないよう注意してください。

 

また、IラインもYラインと同じようにスタイルが良く見える事が特徴。
スーツスタイルなんかは正にIラインなのですが、
ジャストサイズで着用してる人はスタイル良く見えますよね。
大人っぽく、スタイルが良く、トータルで落ち着いた印象のこれぞスタンダード。

 

男女ともに似合う最もスタンダードなシルエットで、細い縦ラインを強調!
というIラインですが、逆に言えば体型を隠しづらい点も特徴です。

ジャストサイズであれば正直ファッション的に問題はないのですが
お腹や太ももなど、特定の部位にコンプレックスがあって、どうしても気になってしまう場合は
そこをカバーできるAやYラインの方が最初はファッションを楽しめるかもしれません。

 

 

シルエットのまとめ

覚えておいて絶対損はない…はずです。
特に最初のうちは頭にいれておけば必ず役に立つと思います。

Aライン ☞ カジュアルよりで下のボリュームを大きく
Yライン ☞ キレイめよりで上のボリュームを大きく
Iライン  ☞ 大人っぽいイメージの絶対的スタンダード

 

 

感覚が慣れてくると自然にどれかのシルエットに合ったものを買ったり、合わせたりできるので最初のうちだけはできるだけ意識しておくといいと思います。

 

次のページはファッションアイテムの種類の話。

まとめページからも記事一覧を見れるので参考にしてください!

 

 

Part3

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
タップできる目次