最近、コーヒーガジェットの進化がすごい。
水出し(コールドブリュー)コーヒーといえば、
雑味の少ないまろやかな口当たりで人気な反面、
概ね8時間ほどかけてゆっくり抽出するのが一般的。
水出しコーヒーのメジャーな抽出器具といえばHARIOのフィルターインボトルが有名ですが、これもやっぱり8時間かかっちゃう。
「飲みたい」と思ってもすぐに飲めないところが水出しコーヒーの大きなボトルネックでした。
…でももう、
それは過去の話になってきたかも。
今回いただいた『COLD BREW COFFEE MAKER』、なんと15分で水出しコーヒーを抽出できちゃう。
「おいおい嘘だろ、美味しくないんだろ」って疑いたくなる気持ち、わかります。
しかしどうやら
そういう時代じゃないらしい。
水出しコーヒー難民へ、さっそく紹介していきたいと思います。
フジテレビの「ノンストップ」でも特集(2022/8/16)されているコーヒーガジェットなので、本格的にコーヒー好きな方はぜひチェックしてみてください。
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超手軽。15分で水出しコーヒーを抽出する『COLD BREW COFFEE MAKER』
- サイズ│高さ280×直径100(mm)
- 重量│約970g
- サーバー素材│強化ガラス
- 稼働時間│2〜3時間(満充電時)
- モード│15分/30分/45分/カスタム
- 容量│Max:600ml・Min:400ml
- 電源│USB充電式 (Type-C)
- お手入れ│本体以外は丸洗い・食洗機OK
『COLD BREW COFFEE MAKER』をすごく簡単に説明すると、
400mlか600mlの水出しコーヒーを最短15分で抽出できちゃうよ
というコーヒーガジェット。
【使い方・抽出方法】については下で詳しく紹介するとして、
まずはざっくりと全容から見てみます。
『COLD BREW COFFEE MAKER』は分解すると主に4つのパーツに分けられ、
- 本体 (タッチパネル)
- ガラスサーバー
- コーヒーカップ
- 氷カップ
このうち、タッチパネル付きの本体以外はすべて丸洗いが可能(食洗機OK)。
このタッチパネル付き本体(以下、本体)で抽出時間の操作や充電を行います。
充電はガジェット界隈で主流のUSB-C。うれC。
バッテリー (充電) 残量も表示されます。
コーヒー粉を入れるコーヒーカップの底面はステンレスのメッシュフィルター。
ペーパーフィルターと異なり、メッシュフィルターはコーヒーオイルを含めたコーヒーの成分がダイレクトに抽出され、コクのある豆本来のテイストを楽しむことができます。
CHEMEXコーンフィルターなんかが有名ですよね。
ステンレスなので丸洗いができる点もコスパ的に◎
また細かいところですが、ガラスサーバーの底面にゴムのストッパーが付いているところ、気が利いていてとてもGood。
高さのあるボトル容器って思っている以上に、いや、思ってもいないところで倒れたりするもので。
ペットだったり、小さなお子さんがいる家庭ではこのストッパー超大事。
どういう仕組み?
そもそも、8時間かかる抽出が15分でできちゃうってどういう仕組みなのか。
これは「真空抽出技術」というもので、
真空になったサーバー内で加圧と減圧を自動で繰り返し、水がコーヒー粉と何度も触れ合うことで抽出時間が短くなるという仕組み。
動画で見ると「おぉ、なるほど」ってなると思います。
サーバー内で水が上がっては下がって、上がっては下がってを繰り返し、どんどんコーヒー色に染まっていく様は見ていて結構楽しい。
ドラム式洗濯機をずーっと見れちゃう、あの感じ。
抽出方法│水出しアイスコーヒーの作り方
さっそく、実際に水出しアイスコーヒーを淹れてみたいと思います。
ざっくりとした流れは
- コーヒー粉・氷を入れる
- 水を注ぐ
- 抽出時間を決める
- 抽出→完成
準備するものはコーヒー粉・氷・水だけなので本当にお手軽。
注意事項を含めて、写真で詳しく見ていきましょう。
まずはコーヒーカップにコーヒー粉を入れます。
【コーヒー粉:水=1:15】が美味しい比率となっているそうで、
◆ 400mlならコーヒー27g
◆ 600mlならコーヒー40g
という感じ。
ちなみに今回は600mlを抽出するので、40gで準備しています。
コーヒーの挽目は【中細挽き〜中挽き】くらいがオススメ。
豆の種類や焙煎度など、お好みでいろいろ調整してみてください!
氷カップの約2/3ほど氷を入れます。
(写真はちょっと多くなっちゃいました)
家庭用の氷で全然OK。
…ただ、溶けづらくキュッと締まるロックアイスがよりオススメ。
抽出中に氷が本体の抽出ボールに触れてしまうと抽出ができなくなってしまうため、氷を入れる際は高さにご注意。
コーヒーカップ、氷カップを本体にセット。
ガラスサーバーの目盛りを参考に水を入れていきます。
今回は600ml。
最大値の600mlを超えたり、最小値の400mlを下回ると正常に作動できない恐れがあるのでこちらもご注意。
本体をサーバーにセットします。
本体にはパッキンがついているので、奥までギュッとはめ込みます。
もう美味しそう。
電源ボタンを2回連続でタッチして電源をON、抽出時間を選びます。
抽出時間は「15分/30分/45分/カスタム」から選べるようになっていて、
「カスタム」は1分〜99分まで1分単位で設定が可能。
せっかくの “水出し” なのでスッキリ・クリアなテイストに・・って方はまずは15分がオススメ。
抽出時間を決めたら
もう一度電源ボタンを1回タッチすることで抽出開始!
抽出が始まると、サーバー内の水がゴポゴポと上下に行ったり来たり。
本体パネルには抽出残り時間が表示されます。
完成!
これ、本当に15分で作ったの?
肝心の味・美味しさについて
「本当に15分で作ったの?」と疑いたくなるくらい
美味しい。
薄すぎるとか濃すぎるとかもなく、
普通に水出しアイスコーヒーとして美味しいんです。
「コールドブリューのまろやかな口当たり+メッシュフィルターのコクのある味わい」がちゃーんと出てる。
何がスゴいって、これが15分で出来ちゃうこと。くどいですけど。
好みのコーヒーテイストに調整ができる
「COLD BREW」COFFEE MAKER」のもう一ついい点が
好みのコーヒーテイストに調整できること
「自動抽出」と聞くと一見、調整できる部分が少なそう・・な気がするんですけど
抽出時間が1〜99分まで設定できるので、思っている以上にテイスト調整の懐が深い。
もっと言うと、コーヒー豆の種類や焙煎度、挽目なんかも多種多様なので、ドリップと同じくらい、下手したらもっと自由度は高いかもしれません。
残念な点が1つ…
反対に、どうしても気になる点が一つありまして、
600mlも抽出できるのに、
蓋がない・・
冷蔵庫に入れるときはもちろん、出しっぱなしにしておくときも、
注ぎ口が大きいので余計に気になっちゃうんですよね、埃が。
簡易的でもいいので、蓋的なモノが付属してたら尚良かったなぁ。
COLD BREW COFFEE MAKERレビュー│まとめ
15分で水出しアイスコーヒーが抽出できるコーヒーガジェット
「COLD BREW COFFEE MAKER」のレビュー・ご紹介でした。
最後の最後で「蓋がない!」とか言ってるんですけど、それ以外は本っ当に大満足。
あの “8時間待ちコールドブリュー” が「飲みたい」と思ったときに飲めるなんて。しかも淹れたて新鮮。
開発した人はきっと「いやいや8時間!さすがに長いよ!」って思ったんだと思います、たぶん。
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