新年早々、いきなり年末の話です。
新年を迎えたばかりで、次の年末まではまるっと一年あるわけですが、
ワタシは先日の年末年始、あることを怠った為に大惨事に見舞われました。
「そのうちやるから精神」が招いた悲劇です。
恐らく、かなり多くの人がワタシと同じように “ある事” を忘れてるんじゃないかなと思うんですよ。
で、いざって時に本当にシャレにならなくなるんじゃないかなって。
その忘れがちな準備というのが、
“年末年始もやっている近くの病院を調べること”
いつも通っている病院、
年末年始はやっていない場合がほとんどで、油断していると悲劇が待っています。
「まだ先のことだし、12月入ったら調べよう」なんて思っていると、まず忘れる。
転ばぬ先の杖じゃないですが、もうね、今の内に調べておいたほうが絶対いいですよ。
特に、実家暮らしではなく “一人暮らし”の人は本当に注意!
今回はワタシの体験談と、そこから学んだ【最低限の準備リスト】を作ったので、
興味本位でもぜひ読んでみてください。
41℃のインフルエンザは動けない
体験談です。
12月31日、毎年恒例「笑ってはいけない」シリーズを楽しんでから、
なんの前触れもなくそのまま就寝。
1月1日の朝、起きるとちょっと体のダルさがあったのですが、
「寒かったから風邪でも引いたかな」程度に思っていたのが最初の失敗。
日中、夕方になるにつれ徐々にダルさがキツくなってきたので、
体温を計ると38.6℃。
ここでもまだ「あー本格的に風邪引いちゃったかな」くらいにしか思わず、
まだ休みもあるし、寝てれば治ると余裕の面持ち。体は流石にダルいですけど。
1日は早めに就寝したのですが、事件が起きたのは2日の朝。
全っ然良くなってない…。
というか、ほとんど動けない…。
枕の下にあった体温計を探すことすら困難なわけですよ。
頭も体もまともに動いていないから。
で、やっとの思いで体温を計ると
【–41.3℃–】
…冗談じゃないよ…。
子どもの頃にも、40℃を超える発熱があったはずなんですけど、
今回は「シンドイ」なんて次元じゃない。
子どもの頃より体力が落ちているからなのか、本当に動けない。
リビングデッド・生ける屍状態。
何もできないまま何時間かベッドで過ごし、改めて体温を計ると
【–42.7℃–】
あとで調べてわかったことなんですけど、
人間は40℃を超えると意識が朦朧としてきて、41℃を超えると人によっては意識がなくなるんですって。
この時点で即病院なんですけど、42℃を超えたら、どんな理由があれ病院に行かなきゃ危険なんですって。
マジか…。
一人だったらキツかった
そのあとすぐに病院に行ってインフルエンザ診断を受けるわけなのですが、
年始にやっている病院を調べて連れていってくれたのは彼女だったんです。
これ、ノロケでもなんでもなく、一人だったら相当キツかったはずなんです。
多分、病院へ行けず家でひたすら耐えるという選択になっていたはず。
一人でもスマホで調べて行けばいい?
いやいやいやいや!そんな気力も余裕もないって!
熱で意識が朦朧としている中、調べる事自体かなり困難だと思います。
ワタシの場合は彼女に助けられましたが、
一人暮らしだったり、年末年始は一人で過ごさなければいけない場合、
最低限必要なことはリストアップしておいたほうが絶対にいい。
最低限準備しておきたいリスト
年末年始もやっている近くの病院
身をもって体感。もっとも重要。
上で書いたように、いざ体調を崩してから調べるのはかなり難易度が高いです。
病院さえわかっていれば、なんとかなります。
ちょっとした風邪ならまだいいですが、
ワタシのように高熱のインフルエンザだったり、稀なケースですが手の指の骨折だったり、調べたくても調べられない状況になる可能性もあるので、
病院だけは前もって調べておいたほうが絶対いいです。
国や都道府県が運営している病院は年末年始もやっていることが多いので、自宅から一番近い病院を調べておきましょう。
タクシーの呼び出し方法
万が一のリスト。
発熱して体がダルくなると、病院に行くことすらも億劫になることが多いはず。
病院が徒歩圏内ならまだいいですが、普段自転車を使うくらいの距離ならタクシーを呼んだ方が絶対安全です。
でも、そういう時に限って捕まらないものなので、タクシーの呼び出し方法は事前に確認しておいたほうが吉。
最近はアプリでもタクシーが呼べるので、
インストールしておくと何かと便利かもしれません。
ちなみに、一時期ニュースにもなった救急車の呼び出し問題。
一部の人がやたらめったら救急車を呼ぶのでニュースになりましたが、
日本人は基本的に救急車を呼ばない人が多いらしいです。
事故とかなら話は別ですけど、
「これで呼んでいいのかな?」ってことを考えてしまうので、
事態は結構深刻なのに自分では呼ばない人が多いんですって。
呼びづらいですよね、確かに。
ワタシは今回タクシーで病院に行きましたが、
彼女がお医者さんに伺ったところ「呼んでいいレベル」だったそうです。
とはいっても、やっぱり気兼ねしてしまいますので、
結局タクシーの方が気持ち的にも楽なんじゃないかなと。
運転手さんには本当に申し訳ないですが、マスクするから許して。
また、#7119番で救急相談センターに「救急車を呼んだ方がいいか」確認するという手もあります。
余力があれば、になりますけど。
各種薬
インフルエンザに限らず、風邪でもなんでも各種薬はちゃんと準備しておいた方がいいなと思いました。
当たり前のことなんでしょうけど、意外と忘れて薬を切らしていることがあるので、
年末前に一度確認しておいた方がいい。
薬局もやってないことが多いですからね。
せめて解熱系の風邪薬は常備しておきたいところです。
薬に頼るな?
そんなこと言ってられないこともあるんです。
ポカリなどの飲料
あって困る物ではないので、ポカリスエットは準備しておくといいと思います。
しつこい様ですが、熱があると外に出るのも本当に億劫なもので、
コンビニ程度でもかなり気力と体力を消耗するんですね。
なので、今後は1.5Lを2本くらい準備しておこうと決めました。
また、ストローがあるとすごく助かると実感。
喉がやられていると、容器を傾けて飲むだけで咽てしまうんです。
もうほとんどおじいちゃんです。
あると便利なリスト
今回実感したこと、それは “発熱すると想像以上に動けない” ということ。
また、仮に動いて外に出られたとしても “お店がやっていない” ということ。
そのため、邪魔にならない程度に普段から準備しておきたい【あると便利なリスト】もメモしておこうと思います。
別の言い方をするなら【家にあって助かったものリスト】とも。
柔らかいティッシュ
熱の影響で止めどなく出てくる鼻水。
花粉の時期に心強い味方になってくれる鼻セレブがここでも助けてくれました。
ウェットティッシュ
あると何かと便利なウェットティッシュ。
「ここで!」というのはないのですが、あって良かったのは間違いない。
携帯用の小分けになっているタイプが便利です。
非常食のおかゆ
料理なんてできない&食欲がない
そんな状況になっているので、温めるだけのお粥は本当に便利。
何食かセットになっているタイプを買っておけば買い増しいらずで安心です。
治っても食べられるので、本当に助かりました。
繰り返し使える冷えピタ (みたいなやつ)
これ、正式名称がわからないんですけど、
冷凍庫で冷やしておけば繰り返し使える冷えピタみたいなやつ。
夏の熱中症対策に買っておいたものなのですが、
使い捨ての冷えピタより効果が長く、カバーは洗えるので衛生的にも良し。
経済的にも優しい「冷えピタみたいなやつ」が重宝しました。
マスクとアロマオイル
お徳用のいっぱい入っているマスクがあれば
頻繁に交換できるのでオススメです。
それと、個人的に良かったのがアロマオイル。
普段からマスクにアロマオイルを垂らして使う様にしているがここでも役に立ちました。
好みはそれぞれですが、ベタなところで「ティートリー」は抗ウイルス作用があるので「何もしないマスク」よりはいいんじゃないかと思います。
ラベンダーやユーカリ系もオススメ。
まとめ
何を大袈裟な
と思うかもしれませんが、いざって時は本当に怖い。
ワタシ、本気で死ぬかもって思いましたもん。
子どもの時より大人になってからの方が明らかに酷になっているので、
一人暮らしや、一人で過ごさなければいけない場合は十分注意してください。
備えあれば憂いなし。
大人になると、簡単には仕事を休めないので、長引かせないためにもぜひ。