こんにちは、イシキ(@isiki6)です。
2020年くらいから、コーヒー界隈で小さなブームとなっている「ミルクブリュー」
作り方はコールドブリュー (水出し) と同じ原理で、水の代わりにミルクで抽出するのがミルクブリュー。
名前も可愛いし、まるでミルクティーみたいなテイスト。
なんて言われているので、試してみた人も多いと思います。
そしていざ実際に作ってみると、
…あれ?
言われてるほど美味しくない…
なんなら、
むしろ…まずい・・・
自分の味覚がおかしいのか、
それとも写真が映えるから、我慢してみんな美味しいと言っているのか。
実は両方とも正解。
ミルクブリューは
すごく美味しくできるか
すごく不味くできるか
が、ハッキリわかれているんです。
…なんて、もったいぶっても仕方がないので、
今回は
ミルクブリューの不味くなる(美味しくない)原因と、
ミルクブリューを美味しく作るレシピをご紹介したいと思います!
ミルクブリューが不味くなる原因
ミルクブリューが不味くなる、美味しくないと感じる原因は大きく3つあると思っています。
その3つの原因が
- 安い牛乳を使っている
- 深煎の豆を使っている
- 粗挽きの豆を使っている
もう、ほぼこのどれか。
もっと言えば、この3つすべてが当てはまると悪魔的に不味くなります。
少し簡単にご説明していきますね!
① 牛乳を使うと生臭い
まず一番の戦犯は牛乳。
牛乳自体、動物性なのでもともとが生臭いものではありますが、
コーヒーを浸けることで普段は気にならない人でも違和感を覚えるくらい、生臭さが悪目立ちをしてしまいます。
使う牛乳が「コーヒー用」だったり、新鮮、濃厚なものなら話は別ですが、
スーパーで買うような普通の牛乳だと明らかに美味しくない(合ってない)んですね。
なので、「作ってみたけど、ミルクブリューって美味しくない」と感じた人は、この牛乳が原因になっていることがほとんどだと思います。
逆に言えば、
牛乳から違うミルク(豆乳・オーツミルク・アーモンドミルクなど)に替えるだけでもかなり美味しく感じるはずです。
② 深煎の豆を使っている
2つ目の原因が豆の焙煎度。
【エスプレッソ+ミルク】のカフェラテ系であれば深煎の濃さが美味しい(合う)のですが、
ミルクブリューはほぼミルクなので、
深煎の濃さが絶妙に合わない。
もちろん合うものもあるにはある、んですけども、
基本的に “ミルクブリューでは深入り豆と牛乳は合わせない方が無難” と思っておいたほうが失敗しない!
好みの違いはあれど、
浅煎り〜中煎りの豆のほうがミルクと自然に馴染むんですね。
③ 粗挽きの豆は抽出が薄い
最後は豆の挽目。
挽目が粗挽きだった場合、
コーヒーの粉とミルクが触れる面積が少ないので、薄いコーヒーが抽出されます。
そして、
抽出が薄くなった分、コーヒーの存在感も薄れ、
牛乳の『生臭さが悪目立ちする問題』をブーストしてしまうんですね。
これが奇跡的に、逆の意味で相性抜群。
こちらがどんなに良いコンディションで挑んでも、ちゃんと「不味い」と思わせてくれるポテンシャルを持ったモンスターが生まれてしまうんです。
挽目はミル、グラインダーがないとなかなか調整できないところでもありますが、
お店などで挽目を選べるなら細挽き〜中細挽きくらいがオススメです。
改めて、
ミルクブリューを不味くする3つの大きな原因は
- 安い牛乳を使っている
- 深煎の豆を使っている
- 粗挽きの豆を使っている
この3つの中でも、
やっぱり一番大きい失敗要素が『牛乳』
牛乳問題さえ解決してしまえば、まず大事故は防げる!
…というより、
もっと言ってしまえば
美味しいミルクを使えば、
ミルクブリューは美味しくなる。
やっとここからが本題!
牛乳、豆乳、オーツミルク、アーモンドミルクなど、数あるミルクの中でも
コーヒーとの相性が抜群
コーヒーの専門家が作った最高品質のオーガニック製品、
『マイナーフィギュアズ』のオーツミルクをご紹介したいと思います。
先に結論になってしまって申し訳ないんですけども…
他のミルクと比べてダントツ。
圧倒的な美味しさ。
「私、味音痴だから」とか、関係ないレベルの次元。
では、さっそく!
コーヒーのためのオーツミルク『マイナーフィギュアズ』
この特徴的なパッケージデザインが『マイナーフィギュアズ』
有名なところではブルーボトルコーヒーと提携しているので、パッケージは見たことがある!という方も多いかもしれません。
そんな『マイナーフィギュアズ』はイギリス生まれの会社で、
イギリス・ロンドンと、
オーストラリア・メルボルンに拠点を構えています。
もう、拠点からもコーヒー系ガチブランド。
今回紹介しているオーツミルクはコーヒーの専門家によって作られたミルクとなっていて、完全オーガニック。
もちろん本格的なヴィーガンの方にもOKで、クオリティに関しては最高品質。
- 低カロリー
- 低GI (グリセミック・インデックス)
- 牛乳と同じカルシウム量
- 豊富な食物繊維
- 砂糖不使用
味の特徴として、
バリスタ、ロースターからのニーズに答えてオート麦(オーツ)の甘さを完璧なレベルで抽出しているので、砂糖不使用ですが自然な甘さがすごい。
コーヒーに限らずシリアルなども、もう本当に美味しくいただけます。
念押しですが、さらに有機ですからね。
今回は割愛しますが、
美味しさもさることながら、企業としてかなり環境(カーボンニュートラル)に配慮しているので、お時間あるときにぜひ公式WEBサイトもチェックしてみてください。
ちなみに、
味、質において文句のつけようがない『マイナーフィギュアズ』ですが、
唯一のデメリットが
日本では販売している店舗がめちゃくちゃ少ないこと。
成城石井すらまだ常置しておらず、カルディは店舗によってあったりなかったり。
店舗で見つけられない場合がほとんどだと思うので、ブルーボトルコーヒーを含め、Amazonなどで購入するのがベターとなっているのが唯一もったいないところ。
美味しいミルクブリューレシピ (作り方)
最後に、マイナーフィギュアズを使ったとにかく美味しいミルクブリューのレシピをご紹介していこうと思います!
今回もコールドブリューと同じくHARIOの「フィルターインコーヒーボトル」を使っていますが、
同じ分量 (割合) であればお茶パックなどで代用もOK!
…ただ、
お茶パックは袋から粉が出てしまうことがよくあるので、個人的にはフィルターボトルの方がオススメ。
- 浅煎り〜中煎りのコーヒー(細挽き):45g
- オーツミルク:750ml
コーヒー豆とミルクの割合は概ね【1:16.5】
(45 × 16.5 = 約750)
これがベースのレシピ。
写真でざっくりと流れを見ていきますね!
浅煎り〜中煎りくらいの豆を45g用意しまして、
細挽きにして、フィルターインボトルにセットします。
エスプレッソ用の極細挽きにしてしまうと、フィルターから漏れてしまう可能性があるのでご注意を!
マイナーフィギュアズのオーツミルクを750ml 入れていきます。
あ、
ちなみに、写真ではイメージがわかりやすいように
オーツミルクを750ml分サーバーに移し替えていますが、
実際は直に入れてしまって大丈夫です!
フィルターインボトルには目印がついているので、
一番上の印を目安にすればちょうど750mlになります!
750mlを入れて、
冷蔵庫で6時間冷やす!
・
・
・
完成!
そのままの状態のオーツミルクとミルクブリューを比べてみると、
ミルクブリューはコーヒー牛乳のように、ほんのり薄っすらブラウンに染まっています。
もう、ビジュアルから美味しさオーラが漂っています。
ここからはいくら文章で書いても伝えきれないのは重々承知の上で、一言だけ。
引くほど美味しい。
ちょっと尖った言い方ですが、いままでのミルクブリューは騙されていた感じに近いかもしれません。
何ていうんでしょ、「発泡酒とビールの違い」みたいな感じ。
…ただ、この感覚は実際に飲んでみないと絶対に伝わらないのが本当に残念・・
飲めばきっと体験できると思います、
カイジのセリフ、
「犯罪的だ・・・・!うますぎるっ・・・・・!!!!」
ミルクブリューレシピ│まとめ
マイナーフィギュアズの「オーガニックオーツミルク」と、
オーツミルクで作るミルクブリューレシピのご紹介でした。
今回はミルクブリューをメインで紹介しましたが、
もっとわかりやすくカフェラテ、カフェオレで使ってもめちゃくちゃ美味しい。
本当にコーヒーとの相性が圧倒的なんです。
まだ好みのミルクブリューに出会えていないのであれば
騙されたと思って一度でいいので本当に試してみてほしい。
「あぁ… “美味しい” てこういうことか」ってなるはず(たぶん)。
ぜひ。
イシキ(@isiki6)でした!