こんにちは、イシキ( @isiki6)です。
約4年前、コーヒードリップスタンドについて本当に欲しいモノを6つに厳選!という記事を書きまして
そのあと、びっくりするくらい更新をしていない!ひどい!
結果的に「9割がたコレ!」と決めていた
KINTO (キントー) の
『SLOW COFFEE STYLE SPECIALTY 04』
というドリップスタンドを購入していました。
今回はこの『KINTO コーヒードリップスタンド』についてレビューしていこうと思うのですが、
- オシャレさ、使いやすさで言うと
KINTOは万人にオススメ - “ある条件の人” には
さらにガチガチにKINTOがオススメ
というところもご紹介しようと思います。
【コーヒードリップスタンドの選び方】【KINTOのドリップスタンドを選んだ理由】も改めてまとめていますので、
コーヒー好き、
またこれからドリップスタンドの購入を検討している、なんて場合はよかったら参考にしてください!
コーヒードリップスタンドの選び方とメリット
ハンドドリップをする上で、
ドリップスタンドは “絶対的に必要なアイテム” ではありません。
ですが、
それでもドリップスタンドを使うメリットがあるわけでして、このメリットと合わせてスタンドの選び方を見ていこうと思います。
メリット①ドリップした量がわかる(見える)
これはカップに直接ドリップで淹れる場合、スタンドを使ったほうが便利なことが多いんですね。
例えば下の写真。
このように、ドリッパーとカップ、どちらも中が見えない素材 (ガラスじゃない素材) だと
今、どれくらい抽出されているのかがわからないんです。
ちょっと油断して溢れさせてしまった経験は誰にでもあると思います、きっと…。
慣れてくればおおよその抽出量はわかるとしても、
それでもやっぱりドリッパーを持ち上げて確認することになりますよね。
しかし!
ドリップスタンドを使えば
ドリッパーがカップから離れているので、ひと目で抽出量が確認できます。
純粋に便利。
さらに上の写真のように、
ドリッパーとカップ両方を透明なガラス素材にすることでより視認性が高くなるので、
自分でもびっくりするほど失敗が激減します。
ただ、お気に入りのマグカップとかって透明じゃないことがほとんだだと思うので、やっぱりスタンドを使うメリットは大きいと思うのです。
メリット②正確に抽出量をはかることができる
これはスケールを使用する前提になりますが、
「味を安定させたい」という場合は超メリット。
通常、スタンドを使わない場合、
ドリップスケールの上にカップやコーヒーサーバーを乗せて、その上に直接ドリッパーを乗せて、ハンドドリップしますよね。
そのため、
ドリップスケールに表示される重さ (量) は「注いだお湯のトータルの量」になります。
これはこれで使い方としては間違いではないのですが、
“実際に抽出されたコーヒーの量” (カップの中に抽出された量) が正確にはわからないんですね。
しかし!
スタンドを使った場合、
コーヒーサーバー (カップ) とドリッパーが離れているので、
「コーヒーサーバーに抽出されたコーヒーの量」を正確にはかることができます。
さらに便利なのは急冷式のアイスコーヒーを淹れるとき。
コーヒーサーバーにたっぷりの氷を入れて作る「急冷式アイスコーヒー」にする際は、温かいコーヒーを作るときと豆の量・お湯の量が変わってきます。
氷で薄まる分を計算に入れて、最初から濃いめに抽出するのが定番です。
ドリップスタンドを使ってコーヒーサーバーの重さ (抽出された量) だけが正確にわかれば、
急冷式アイスコーヒーでも味がブレずに安定して作ることができるわけです。
実に便利。
メリット③見た感じの雰囲気が抜群に良い
最後は見た目の雰囲気。気分の問題。
いや、これが結構まじめに大事なんですよ。
カフェのような専用の道具を使って、香りを楽しみながらゆっくり落ちていくコーヒーを見ると最高にリラックスしている気分。
ハンドドリップならではの丁寧な雰囲気、
持っている人しか味わえない贅沢な時間です。
『ドリップスタンド』選び方のポイント
上のメリットを踏まえ、
ドリップスタンドの選び方のポイントは主に2つ。
ドリップスタンドの選び方のポイント
- 高さの調整ができること
- スケールとの相性がいいこと
1つは【高さの調整ができること】
ドリッパーの形状や、カップの大きさによって高さを変えられる方がやっぱり楽。
例えば、
これはHARIOのV60ドリッパー。
ちょうどいい高さですよね。
この高さのまま、ドリッパーだけを変えてみます。
Kalitaのウェーブドリッパーに変えてみました。
もう絶対、バッシャバシャ跳ねて、周辺がびしょびしょになる未来が見える…。
これを回避するため、高さの調整を。
ちょうどいい。
いくつかドリッパーを持っている場合であれば、高さ調整できるスタンドが必須になってくると思います。
そしてポイントの2つめは【スケールとの相性】
注いだお湯の総量を量りたい場合もあれば、
抽出量を正確に量りたい場合もあるわけでして、
そうなった場合、
理想はドリップスタンドの上下どちらであってもスケールが設置できるタイプがベスト。
ただ、経験上、
コーヒーツールを揃える順番としてドリップスタンドの前にドリップスケールを購入している場合がほとんどだと思うんですね。
特にHARIOのV60コーヒースケールという名機を。
ワタシは壊れてしまったので今、手元にはないのですが、
今回レビューしているKINTOのスタンドであればピッタリと足の間に収まります。さすが!
…で、ですね
もうお気づきかもしれませんが、
コーヒードリップスタンドのメリットと選び方、使いやすさを見てみると、
KINTOのスタンドって
ほぼパーフェクトなんです。
それでいてこのシンプルなデザイン。
見た目もイケメン、
働かせれば高スペック。
来世はこういう存在になりたい。
KINTOのドリップスタンドを選んだ理由
ここからは少し蛇足といいますか、所感たっぷりなんですけども
上で紹介した他に、
KINTOのスタンドを選んだ理由があります。
それが『acaia』というスケールの存在。
恐らく、本気でコーヒー (またはハンドドリップ) にハマってくると、どんどんいい道具・ツールが気になってくると思います。
その1つ【ドリップスケール】というツールでのゴールが『acaia』だと思うんですね、個人的に。
そして、
そのacaiaのホームページを見てみると、
いるんですよ、公式使用例にKINTOのスタンドが。
スケールとのサイズ感や、スタンドを乗っけても使えるということ、さらにシンプルなブラックというデザインを含めて相性が完璧。
この使い方をしたいがために、
LUNARではなくPEARLを選んだくらい。
冒頭で
“ある条件の人” には
さらにガチガチにKINTOがオススメ
と言った “ある条件” というのが『acaia』でして、
もし将来的に「あ、これacaiaイクな」ってくらいのテンションであれば
もう本当にKINTOのスタンドがオススメ。
もう、圧倒的に満足度が高いと思います。
余談なんですが、acaia関連でいうと
同じくデジタルで細かく温度をコントロールできる『FELLOWの電気ケトル』も近々紹介予定!
KINTOコーヒードリップスタンド:まとめ
オシャレなコーヒードリップスタンドの代名詞
『KINTO SLOW COFFEE STYLE 04 ブリュワースタンド』のご紹介でした!
後半はacaiaの話にすり替わっている気がしないでもないのですが、個人的に【KINTO・acaia・FELLOW】の組み合わせは本当にオススメ。
機能性とデザインを両立しすぎて、
恨まれてるんじゃないかなってくらい。
もしドリップスタンドで迷っているようであれば、ぜひ候補の1つに入れてみてください!