結局観た?「セッション」は最後まで緊張しっぱなしの芸術的狂気の映画だった! | isiki Factory

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結局観た?「セッション」は最後まで緊張しっぱなしの芸術的狂気の映画だった!

              

あれだけ話題に上がった映画「セッション」
公開当初からすごい反響で、「ラスト9分で人生が変わる」とまで言われていましたね。ぜひ映画館で観たかったんですけど、結局観ずに公開は終了。そして、ワタシは最近やっと観る事ができました!

気になっていたけど観れていなかったワタシのような人、
結論から言うと、絶対観た方がいい。

観るのが10年先でも遅くない!ちょっとした緊張感が欲しい時には本当にオススメします。観ているだけで汗をかいてしまうくらいの緊張感と狂気を孕んでいるので、生活にスパイスを入れたいそんな時にぜひご覧ください。

セッション

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大体のあらすじ

噂通り、ラスト9分19秒で息を飲む衝撃の展開となります。過言ではなく本当にゾッとします。なので、ラストのネタバレを避けて、観やすくなるように簡単にあらすじをご紹介しますね。

舞台はアメリカの音楽学校

音楽学校の生徒と教授の話です。しかもそこはアメリカで最高の音楽学校。生徒も教授も半端な覚悟の人間はいないような学校です。そして主人公の生徒「アンドリュー君」は偉大なドラマーになる事を夢見るジャズ・ドラマー。才能もありかなりの努力家です。

そんなアンドリュー君の演奏練習を見て、声をかけてきた教授。それがもう一人の主人公「フレッチャー教授」です。彼はこの音楽学校で最高の指揮者と言われるほどの実力と権力を持っているのですが、登場した瞬間からスパルタの匂いがプンプンする雰囲気。彼の管理するジャズバンドへアンドリュー君を誘ったところからこの物語は動き出します。

やっぱり厳しいフレッチャー教授

もともとフレッチャー教授の事は知っていたようで、彼に認められるためジャズバンドへ参加する前からずっと練習に励むアンドリュー君。そして、最初のバンドセッションの日、「あのフレッチャー教授からお誘いを受けた俺!」と言う感じでちょっと余裕の面持ち。

だったのですが、教室に教授が入った瞬間から緊張感が走ります。バンドメンバーは全員硬直。アンドリュー君は初めてなのでドラムには触れずほとんど見学状態。そして練習を始めた途端、教授は演奏を止めこう言います。「一人だけ音程が合っていない奴がいるな」
ワタシも部活で経験があるのですが、名指しされずに練習が中断する恐怖ったらない…
メンバー全員ビビりまくりです。そして犯人探しが始まります。「自分だと思う奴は名乗り出ろ」と。

この時点で、名乗り出ようが出まいが「犯人は終わったな」と思わせるのには十分な緊張感。
一人一人演奏させ犯人を捜すのですが、この過程、恐怖そのものがリアルに描かれています。そしてあるおデブちゃんが犯人となります。しかも正確にはこのおデブちゃんは犯人ではないのですが、「いつまで座ってるんだ!出てけデブ!」と一叫。アンドリュー君もさすがに余裕がなくなってきます。

最初から泣かされる

犯人探しののち、ちょっと休憩を挟むのですがそこでフレッチャー教授はアンドリュー君に優しく話しかけます。
「アンドリュー!リラックスリラックス!楽しんでやろう」と。笑顔で。

アンドリュー君、ちょっと安心して教室に戻るのですが、あれはフェイクだったんです
「紹介します!新人のアンドリュー君です!ちょっと叩いてみようか!」的な感じで演奏を始めるのですが、最初こそ優しいものの徐々に「ん…?ちょっともう一回叩いてみて」

何度も何度も同じフレーズを叩くのですが、何度叩いても「テンポがズレている」と迫られます。この迫られる過程、見ているだけで手汗が滲むほど緊張感と恐怖感が凄まじいんです。休憩時間の優しい面影はなく、ボコボコに罵声を浴びせられ椅子まで投げつけられます。最初から厳しい洗礼を受けたアンドリュー君、さすがに涙がポロリ。

セッション

このスパルタ教育から生まれる狂気

ここまででも十分すぎるほど狂気を感じる事ができるのですが、この後もドラムの主奏者のポジションを掴むため文字通り血の滲む練習を行い、せっかくいい感じになったガールフレンドにも冷たく当たりドラム演奏に集中するアンドリュー君。そんな彼の姿と鬼教授の関係を描く描写がまさに狂気の沙汰。ほとんど観ている側に休む事を許されません。緊張しっぱなしで物語は進んでいきます。

 

ここからはネタバレになるので、ゆるーく濁して説明しますね!
ある理由で、アンドリュー君はドラム演奏から距離を置く事になります。ドラム演奏から離れているため、もちろんフレッチャー教授とも接点がなくなっていきます。が!再びフレッチャー教授と接点を持つ事に。

そして、
ここからが後半、例の9分19秒になるわけです。

後半、観たら誰もが忘れられないであろう戦慄の一言をフレッチャー教授の口から聞く事になります。
その描写、俳優さんの表情と言ったら100%感情移入できるほどリアルなもので、実際に同じ立場になったらあんな顔をしちゃうんだろうなと心底思いました…

 

絶対に観て損はない!

物語の内容もさる事ながら、心理描写やカメラワークなど映像作品としても本当に素晴らしい映画です!ジャズバンドがテーマなのでBGMも超かっこいい。サントラを買おうか迷うくらいです。

と言ってもやはり内容が凄まじい狂気に満ちているので、観ておいて絶対に損はありません!そして、噂通り色々な意味で衝撃のラスト。個人的にはシックスセンスよりもゾクッと来たかもしれません。そして、最後のアンドリュー君の行動にとても考えさせられました。
数々の賞を取った映画は伊達ではないんですね…

 

まとめ

気になっていたけど、まだ観れていなかった見逃し人はこの機会にぜひ観てほしい!そしてこの狂気を感じて欲しい!でも、観るときはある程度覚悟しておいた方がいいかも…緊張感がずっと続くので観終わったあとは結構疲れてます。ジャズや音楽に詳しくなくても関係なく楽しめるので、今度の週末にでもぜひ!!

 

ちなみにワタシは今回の映画も含めHuluでよく映画を観ています。
「アカデミー賞特集」「劇場公開関連作品」など押さえておきたい名作映画が揃っているので、名作を観たい人にはオススメ。ただし配信期限もあるのでそこだけ注意。

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