宣材写真、またはプロフィール写真。
自分が写るのはちょっと恥ずかしいけど、自分で何かを始める人やSNSなどには必要になってくる写真のジャンルですよね。
セルフで撮るのも、人に撮ってもらうのも、なかなか場所のイメージが湧かないなんて事があるのではないでしょうか。
今月は宣材写真を撮影する機会が多くてどこで撮ろうかと迷っていたのですが、
そういえば東京には代々木公園があった!
何度か代々木公園で撮影をして気付いた良い点と失敗談をご紹介します。
撮影場所で迷っている人は代々木公園をぜひ選択肢の一つに。
結論から言いますと平日の代々木公園は宣材写真の撮影にはうってつけ、オススメです。
代々木公園の良いところ
都心では屈指の緑豊かなロケーション
何より緑が多いところが良いポイント。
爽やかなイメージだったり清潔感を出したいようであれば最適な場所です。
木々に囲まれた公園なので、どこで撮っても綺麗な絵になりやすいのがすごくいい。
ベンチも広い間隔で設置してあるので使ってみるものアリですね。
また、植えてある木の育ち方によって光の入り方が違うので、色々な光の加減を試しやすいものポイントです。
ただ、公園の端に行きすぎるとカラスが多いので正直すごく邪魔です。
しかも怖い。
柵も映りやすくなってしまうのでせっかくの自然が台無し。
出来るだけ端っこでは撮影しない方がいいかも。
敷地が広いので背景がキレイにボケる
代々木公園は敷地がとても広いので、背景をボカしやすいのもポイントです。
ターゲットだけがちゃんと浮き出るように撮影ができます。
広くて緑が多い場所といえば新宿御苑も候補に上がると思いますが、
条件によっては代々木公園の方がオススメ。
というもの新宿御苑は開閉園時間があります。
人が少ない時間を狙っても開閉園時間がある以上、時間内に人がある程度はいますのでイメージ通りの構図で写真を撮るには若干の運も必要になります。
夜や朝を狙って撮影する場合は代々木公園一択ですね。
逆に「背景に子どもが遊んでいる感じを入れたい!」と狙って人を写す場合。
新宿御苑はボールなどの遊具が禁止で、ほとんどの人がシートをひいてのんびり日向ぼっこをしています。
そんなイメージの写真であればオススメですが「ちょっと違う」という事であれば難しいかもしれません。
そして新宿御苑は有料。
撮影場所に迷ったらカメラマンを探せばOK
「なんかいい感じの撮影場所はないかな」と思ったら他のカメラマンを探すといいかもしれません。
代々木公園でポートレートを撮っている人はすごく多いので、
いい感じの撮影スポットをすでに見つけてくれています。
ちょっと他力本願ですけど…。
他のカメラマンが撮影を終えたら、同じ場所に行ってみるといい感じの絵になる事もあるので、ぜひ先輩方の道しるべを参考にしてください。
逆も然りで、撮影をしていると他のカメラマンが順番待ちしていることも結構あったりします。
無言で共有し合っているような不思議な感覚になりますが、
その際に他にいい場所はないかコミュニケーションを取ったりするのも面白いですね!
代々木公園の失敗談
曜日選びで失敗
何回か代々木公園に撮影に行った際、
スケジュールの関係で土曜に撮影になった事が一回あったのですが、人が多い!
よくよく考えれば当たり前なんですけど土日は人が多い。
他の人が入らないように撮るのが平日の3倍くらい大変になります。
さらに、催し物をやっている事があるのでスケジュールは確認してから行った方がいい。
撮影に行った土曜日はしっかり催し物が開かれていて、いい感じの広場がテントで埋め尽くされているのでもう大失敗。
場所を変えてもテントが写り込んでしまったり…
なので、この記事のタイトルにもあるように撮影に行くなら平日がオススメ!
時期で失敗
代々木公園に限った話ではないのですが、
自然が多いということは時期によって季節感がバッチリ出ちゃうんですよね。
4月以降であればもっと緑がみずみずしいのですが、寒い時期だとまだ葉がついていない木も多い。
年間通して使う宣材写真であれば、できるだけはっきりした季節感は出したくないところ。寒い時期に撮影に行ったのは失敗でした…
なるべくしっかり葉がついている木を背景にした構図を探すのが結構大変です。
こんな感じで木々が裸だと思いっきり冬の感じが。
まとめ
時期と曜日を間違えなければ宣材撮影で代々木公園はオススメ!
都内の野外撮影で場所に迷っているようでしたらぜひ選択肢の一つに入れてみてください。
きっとイメージ通りの写真が撮れると思います。
空が広いので散歩するだけでも気持ちがいいですよ!