自分の生き方がわからない。考えを一度リセットする "生き方 ≒ 登山" という体験談。 | isiki Factory

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自分の生き方がわからない。考えを一度リセットする "生き方 ≒ 登山" という体験談。

              

「このままでいいのかな…」なんて思うことが誰しも必ずあると思います。

想像していた未来や理想と違ったり、
無意味とわかっちゃいるのに他人と比較してしまったり…。

自分の生き方がわからなくなってきた…って感じること、きっとありますよね。
あの五里霧中というか、ずーっとモヤモヤしている感じがスゴくしんどくて、「お金」とか「時間」とか「将来」とか「社会的評価」とか色々考えちゃう。

 

そんな漠然とした不安を感じる事が多くなってきた時に、
一度考え方をリセットする体験をしたんです。
それがタイトル通り「登山」だったのですが、

今まで
誰かに話を聞いても、本を読んでも映画を観てもイマイチ解決しなかった人や、
気持ちが諦めモードに入っている人へ

今回ちょっとくさい話になりますが、
「生き方と登山が似ている」と感じた体験談をお伝えしたいと思います。
解決策とまではいかなくとも、少しでも悩んでいる人の参考になれば嬉しいなぁと。

結論から言うと、考えをリセットするのに登山はすごくいい経験になると思います。

way of life

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登山で気付いた「自分の生き方」を見直すきっかけ

ちなみに、ワタシは登山超初心者です。
関東圏の山を2〜3回しか登ったことはないので、テクニックとかギアについては全くわかりません!

体力も人並み程度なので、登山経験がない人でもワタシとほとんど変わらずだと思います。
特別な条件などはないのでその点はご安心ください。

歩くペースはみんな違う

当たり前のことですが、歩くペースはみんな違います。

ワタシは初心者なので、ゆっくりゆっくり登って行ったのですが、後ろから来た人にどんどん追い抜かれちゃう。
軽快に追い抜いていく人もいれば、ちょっと見栄を張って追い抜いていく人もいたと思います。
中には結構年配の方だったり、女性単独だったり。

「慣れているのかな」とか「体力あるんだろうな」なんて考えて、ちょっと自分を情けなく感じたりもしたのですが、進むにつれてある事に気付いたんですね。

 

さっき追い抜いていった人が目の前に。生き方は勝負じゃない。

「うさぎとかめ」じゃないですが、さっき追い抜いていった人が気付けば目の前を歩いていたんです。
もうゼーハーゼーハー言いながら。
もしかしたら、他人に余裕を見せるために自分のペース以上に見栄を張っていたのかもしれません。

初心者だからなのか、その時に思ったことは
「他人を抜かすことじゃなく、自分のペースで歩くことが重要なんだな」って事。
人生や生き方は勝負じゃないんだなって。

 

「登山は疲れるまでガンガン歩くのではなく、疲れないように牛歩で進む方がいい」
と教えてもらったのですが、生き方においてもそうだと思います。
「誰かに勝とう」という気持ちも大切ですが、気張りすぎて再起不能になったら本末転倒。

"どれくらいのペースで歩けば疲れないか" は人それぞれ違いますし、本人しかわかりません。
というか、最初は本人すらわからない。

やってみない事には自分のペースがわからないんですよね。
しかし、見栄を張ってペースを作っている時は自分で自覚できると思います。

ここで
「あれ?登山て、なんか生き方みたいじゃん」と思ったんです。

他人に見栄を張って格好をつけるんじゃなく、自分のペースを乱さずに進むことが大切。

 

目的は頂上に行くこと

実際、登山をしていて前の人を追い抜くのは気持ち悪いことではないと思います。
いや、多分気持ちいい (とはちょっと違うかもしれませんが) と感じる人の方が多いかも。

少しだけでも「自分の方が優位・優っている」って感情が顔を出すと思うんですね。
追い越す瞬間「よし、勝った!また一人追い越したぞ!」みたいな。
初心者なのでそういったスポーツ感覚の邪念がよぎるのかもしれません。

 

自分の中で勝手な順位争いが始まって、優劣や勝った負けたを決めている感じ。極端な言い方ですけど…。
そんな、追い越したり追い抜かれたりしているうちに忘れがちなこと、

それが
「"目的"は頂上に行くこと」なんです。

瞬間瞬間に他人と比べて勝った負けたが目的・目標じゃないんだってこと。

「自分の目的は頂上に行くこと」
もっと言えば無事下山して家に帰ること。
短期的に考えるのではなく、長期的に考えることをついつい忘れてしまいがち。

 

目の前の「勝った負けた」ではなく、自分の "目的" は頂上に行くことだって事を思い出すと、
自分がいかに目先のことに囚われて目的を失っていたかがよくわかります。

「あれ?やっぱり生き方と似てるかも」なんて思いまして、
本来の目的を見失うと人生その場限りの迷子になるぞ!という教訓を得たような感覚になりました。

普段の生活の中でも同じような錯覚を起こしていたんだろうなってここで気付いたわけです。
「手段の目的化」なんてよく言われていることを人生単位で錯覚していた気分。

 

他人の歩幅に合わせると疲れる

上で、「歩くペースはみんな違う」と言いましたが、
ペースも違えば歩幅もみんな違います。

体の大きさ、足の長さなど十人十色なので、自分のペースで歩くには自分の歩幅が一番ベストなんですよね。

体に疲労がたまると本当にはっきりわかるのですが、
他人の歩幅に合わせて歩くとすんごい疲れる。

人混みの中、思うように歩けない状況と近いかもしれません。
早すぎても遅すぎても、心と体に疲労&ストレスがたまっていくのがわかるんです。

登山だったので顕著に気付きましたが、物理的ではなくてもよくある事だと思います。
会社でも学校でも、無理に他人と歩幅を合わせるとやっぱり疲れたり、窮屈だったり。

どうにもならない事もいっぱいありますが、
「他人と歩幅を合わせると疲れる」という事を知っているのと知らないのとでは、考え方とか選択が変わってくるなぁなんて改めて思います。

できるだけ自分の歩幅で、自分だけのペースを作りたいですよね。

 

一歩前に足を出すだけ。その繰り返し。

登山も中盤から後半になってくると、疲労もたまって「いつ頂上に着くんだろう」って不安とプチ絶望がワタシのような初心者には襲ってくると思います。

さらに地図を見た時にまだまだってわかると、5倍くらい余計に疲れてくる魔法。
人間の心理って面白いですよね。

そんな時、一緒に登っていたベテランの方が
「登山の面白いところはね、一歩前に足を出すだけ。それを繰り返すだけでいつかは "絶対" 頂上に着くんだよ」とアドバイスというかフォローをしてくれたんです。

「わかってるわ!」と思いたいところですが、さらに続けてこんな事を。

「仮に、足を止めたら絶対に頂上には行けないんだよ。そのまま夜になってしまったら死ぬかもしれない。ゆっくりでいいんだから足を前に出そう。」

なるほど。
単に励ましてくれた言葉だったのですが、ワタシには妙に深く感じました。

ゆっくりでも前に進めば頂上に行けるし、立ち止まったら最悪死ぬのかと。
極端な話ですが、やっぱり "生き方" と通ずるものがあるんじゃないかって。

 

疲れてくると思考がシンプルに

岩場だったり傾斜がきつい階段だったり、山にもよりますが登山は慣れていないとそれなりに疲れます。数名で登っている時なんかは、疲れが溜まってくると目に見えて口数が減っているなんて事もしばしば。

そんな疲れている状態だと、余計なことを考えられなくなるんですね。頭の中がすごくシンプルになってきます。
頭が空っぽの状態で「さて、これからどうやって生きていくんだろう」なんて生き方について考えちゃったり。
で、意外と簡単にヒントが思いついたり。

もしかしたら、疲れからくる小さい防衛本能で、自分がこれから生き延びるための最善策を考えるようになっているのかもしれません。全然関係ないかもしれないですが…。

昔はお坊さんが修行のために山を登ったと言いますが、
お遍路さんしかり、自分の中の哲学や人生単位の考え事をするのに「ただただ歩く、そして疲れる」というのはすごくいい環境なんだと思います。

 

生き方がわからなくなったら、騙されたと思って山に登ってみて!

ここまで書いた事を読み直してみると、
自分でも「クサい話だな」とか「どこかの誰かが言ってそう」って感じがしないでもないのですが、

体験談として一つ言えるのが、
騙されたと思って、一回山に登ってみてほしい。で、疲れてみてほしい。

ということ。
自己啓発でもなんでもそうですが、痛みだったり実際の体験を伴わないとわからない事があると思うんです。
文章を読んだだけだと、わかったつもりになっちゃうと言いますか。

個人差はあれど、きっと何かしらヒントやアイデアが思いつくと思います。
もしかしたら、これからの生き方を変えられるかもしれません。

 

まとめ

今回は珍しくちょっとマジメな内容になっちゃいました。

掛け値なしに、人生や生き方に迷っているのであれば登山はオススメです。
上で「疲れる疲れる」と書きましたが、実際は心地良い体の疲れで健康にもいいですし、自然に囲まれているのでリフレッシュもできます。

それと、道で人とすれ違うときに「こんにちは」って挨拶をするのが気持ちいいんですよ。
みんな疲れていても「こんにちは」「お先にどうぞ」「ありがとね」って感謝と気遣いがあるんですね。
それだけでも気持ちがいいものです。

上手な説明ができず恐縮ですが、
悩んでいる方へ、一つの参考になればいいなと思ってます。

余談

体力に全く自信がなかったり、山に行く時間の余裕がない。
正直、気力がない。なんてこともありますよね。

そんな時はベタですが、やっぱり良書に頼ってみるといいと思います。

生き方や人生に迷ったときに読みたい良書で、個人的にオススメなのが
孔子の「論語

何度読んでも新しい発見や気付きがあります。
人生のバイブルにしている人も多いので、機会があれば一度読んでみることをお勧めしたい。

「難しそう」ってイメージがあるかもしれませんが、
現代語訳が載っているのでとても読みやすいですよ!
ワタシは岩波文庫がオススメ。一番読みやすかったです。

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